りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

イオン新潟青山ショッピングセンター グランドオープン!ファースト・インプレッション

2013-04-23 22:37:00 | 新潟ライフ

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 イオン新潟青山ショッピングセンターがグランドオープン!ということで、家族にせがまれ、車を10分走らせ行ってみる。

 イオンに限らず、ショッピング・センターと言えば、コンビニほどではないにしろ、スクラップ&ビルドで、儲からなくなれば即撤退…というのが常識な訳だが、このイオン新潟青山については、34年前に出店した同じ敷地に立て直して再オープンということが、ちょっとした話題。

 敷地が亀ジャスの1/3…と言うこともあって、心なしか通路も狭く、個人的にはちょっと圧迫感、あくまで小規模店というか、西新潟半径5キロほどをターゲットとした店舗かな…と言ったところ。

 報道では高齢者向けの商品構成にした…との報道であったが、食品ブースには小分け総菜が目立ってはいたが、特に高齢者向けと言う感じはせず、ごく普通のイオンだな…と言った印象。(やたらカルチャースクールはあるみたいだけど…。)

 …で、このイオン、1つ困った事が…。普通のところは良いのだが、食品ブースでは、i-phone、ソフトバンクの電波が届かないのか、「圏外」が頻発。

 旧店舗の時も、食品ブースのところは電波がほとんど通じなかったし、天井が低め…ということが影響しているのかもしれないが、どうもここあたりのソフトバンクの電波は弱い感じ。ソフトバンクには早急な改善を望みたい。

 高齢化が進む青山地区、店内で目立っていたのはやはり高齢者で、付近の高齢者のたまり場になるのかな…と言った感じ。イオンがないと、ここあたりも買い物難民が続出…という状況なので、地元民にとっては再オープンは嬉しいことだろう。

 イオンについては、いろいろ批判があるし、一応、新潟島出身者としてその隆盛には複雑な想いがないわけではないが、地域の高齢者にとって、重要なインフラになっているのは否定できない…と言ったところ。

 せっかくの新店舗、地域住民の為、安易に撤退しないでよろしく…と思ったイオン新潟青山ショッピングセンター グランドオープンであった。


松尾弌之著 「共和党と民主党 二大政党制のダイナミズム」 再読。政治とは本当にやっかいなもの…。

2013-04-23 22:17:04 | 

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   映画 リンカーンに触発されて、以前読んだことのある松尾弌之著「共和党と民主党 二大政党制のダイナミズム」(講談社現代新書)を再読、アメリカ二大政党制を簡単に復習する。

 本書が出版されたのは1995年、日本に小選挙制度(正式には小選挙区比例代表並立制)が導入される前夜(まぁ、そういう時期だから出版されたのだろうけど。)。
 我々日本人は、ともすると長年、共和党と民主党が拮抗し、交代しながら政権を担当し合っている様に思っているが、実際には1860年から1932年まではほとんど共和党の大統領が続き、1932年から1980年までの約50年間は逆に民主党が政権を担うことが多かった…と本書を読んで初めて知った次第。

 私も多くの日本人と同じように、アメリカ、それにイギリスに代表される2大政党制のダイナミズムを羨ましく思うが、当然のことながら、アメリカ政治も多くの問題を抱えていることを本書は教えてくれる。

 本書が出版されてから、ほぼ20年、日本も二大政党制を目指して小選挙区制度を導入し、新たな政治体制を模索したわけだが、未だ混乱の中にいるというか、中選挙区時代に比べ、政治が良くなっている…と実感出来ている人が果たしてどれだけいるだろうか?

 政治とは本当にやっかいでどうしようもないもの、それでも、民主主義を選んだ以上、それを諦めるわけにはいかない…そんな気分にさせてくる本書、非常に分かりやすくアメリカ政治の特質が書かれていると思う。

  20年近く前に出された本なので、クリントン政権以後についてはフォローされていないが、アメリカ政治にちょっと興味を持った…という方にはお薦めしたい好著である。