りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

第71期名人戦開幕!よりも注目は第2期電王戦だよな、やっぱり。ホント、商売下手なんだから将棋連盟。

2013-04-10 23:30:34 | 将棋

 第71期名人戦が開幕。第1局は相掛戦、後手番の森内名人が先勝、3連覇に向けて好スタートを切る…とのニュースを聞く。(ホント、名人戦となると森内名人強いんだから…。)

 しかし、世間の注目は棋界の最高峰、名人戦よりも、プロ棋士vsコンピュータ将棋ソフトの五番勝負、電王戦の方ではないだろうか?こちらの方はプロ棋士先勝でスタートしたものの、第2局、第3局と連敗。五番勝負でプロ棋士側はカド番に追い込まるという危機的状況。

  しかし、なんで電王戦、名人戦とかかるこの時期に行うのかなぁ…。世間的にはプロ棋士vsコンピュータに注目が集まるのは必然。どうせやるなら名人戦が終わった7月頃にやれば良いのに…と思ってしまう。ホント、日本将棋連盟って商売ヘタなんだから…。

 正直言って、電王戦の方は「もうダメポ…。」というムードが漂っているが、塚田九段、三浦八段、是非とも意地を見せて欲しい…と思っている。


日本が音楽ソフト売り上げ世界一。ミュージシャン・ドリームの終わりに…。

2013-04-10 23:04:33 | 音楽

 国際レコード産業連盟がCDやダウンロードを合わせた音楽ソフトの売上高を発表。

  日本の音楽ソフトの売上高は約43億ドル(約4200億円)、それに対してアメリカは約41億ドルと、日本が2012年に初めて米国を抜き、世界最大市場になった…とのこと。

 1970年代から1990年代にかけて、とにかくレコードの売上高については、アメリカが断トツ、プラチナやダブル・プラチナなんてものではなく、1000万枚以上売るメガヒット・アルバムすら結構出ていた…と言うイメージが自分にはあり、そのアメリカを日本が上回った…というのは「時代は変わったなぁ…。」というか、「アメリカでは、みんなダウンロードで済ませていて、本当に有料コンテンツとしての音楽は売れていないんだなぁ…。」と思った次第。

 かつて、ロック・バンドのツアーと言うのはニュー・アルバムのセールス・プロモーションだった訳だが、もはやアルバムは売れず、ツアーで金を儲ける時代…ということで、巨大なアルバムセールスで巨万の富がミュージシャンに転がり込んでくる…という黄金時代は完全に過ぎ去ったな…という感じ。

 200年前、モーツァルトは貴族の保護から離れ、フリーな音楽家を目指し、最終的には貧乏にまみれ生涯を終えた訳だが(諸説あり)、20世紀後半、レコード、CDというメディアが生まれ、ミュージシャンにとっての(経済的)黄金時代は終わり、200年前のようなフリーなミュージシャンとしては食えない時代に戻った…というところだろうか。

 ミュージシャンとは食えないもの…という時代の再到来、それが音楽の質にどう影響を及ぼしていくのか…、興味深く見守っていきたい…と思う次第である。