今回「舟を編む」を観たのはユナイテッド・シネマ新潟。
新潟にはユナイテッドシネマ新潟の他、ワーナーマイカルシネマ新潟、新潟南、それにT・ジョイ万代…という4つのシネコン、それにシネ・ウインドの計5つの映画館がある訳だが、断トツで利用率が高いのがユナイテッドシネマ新潟。
その理由は、自分の家からアクセスが良い(仕事帰りに立ち寄れる)、シートが大きく、ゆったりと映画を楽しめる…ということなのだが、もう一つ支持している理由は新潟の映画館の中で唯一「メンズ・デー」を設定してくれていること。
ほとんど全ての映画館はレディース・デー、シニア割引…などの割引料金が設定してある訳だが(…って通常料金で観る人ってどの位いるのだろうか?)、メンズ・デーを設定してくれているのは、私の知るところユナイテッド・シネマのみなのだ。
今回の「舟を編む」は、たまたまメンズ・デーである月曜日に観たのだが、実際は「今日はメンズ・デーだ!、ユナイテッド行こう!」とまでは思わないのは確か。ただ、映画に限らず、コンサートでも交通機関でも、現役男性というのは優遇措置をほとんど受けられない…というのが現実。
そんな中、現役男性を少しは思ってくれている、その心意気を買いたい…という感じで、ついつい贔屓にしてしまうのだ。
実際のところ、映画館は純粋な民間企業が運営していて、政策的に男女平等を推進する必要などは全くない訳で、「メンズ・デー?そんなの設定する気ありませんよ!」と言われれば、「はい、そうですか…。」と言うしかない訳だが、今の世の中、これだけ、男性の単身者が増えいる…という現実を考えれば、企業戦略上、メンズ・デーを設定しても、マイナスにはならないどころか、男性陣の支持を結構受けられるということで、メリットは大きいのではないだろうか…と言うことで、少しでも、ユナイテッドシネマのように、男性客に配慮してくれる企業が増えてくれることを祈っている。