NHK BS 証言ドキュメント 日本サッカーの50年5回シリーズ第四夜「強国へのはるかな道」を見る。
フランスW杯に初出場するも良いとこなく3戦全敗、地元開催の日韓大会は決勝リーグ進出を果たすも、不完全燃焼でトルコに敗退。「黄金世代」が絶頂期を迎えドイツに乗り込むも屈辱のオーストラリア戦を皮切りに予選敗退。日本サッカーの前に世界の壁が厳しさを見せる…と言う内容。
岡田~トルシエ~ジーコ~オシム…とこの間、代表監督が替わって行った訳だが、トルシエ時代はともかく、ジーコ時代は自由尊重…と言えば聞こえは良いが、どういうサッカーを目指すのか方向性がさっぱり見えなかったという印象が残っている。本番組では、当時目指していたサッカーについて、中田がインタビューに答えていたが、やはり歯切れは悪く、迷走を続けていた…という印象がぬぐえなかった。
所謂「黄金世代」がピークを迎えていただけに、ちゃんとした監督に任せ、満を持してドイツ大会に臨んでもらいたかった…、そんな気分にさせられた第四夜「強国へのはるかな道」であった。