りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

やってしまった…。飲み会後の郊外線バスの恐怖…。

2012-03-01 19:37:58 | 新潟ライフ

  昨日は新潟駅前で久々の飲み会。気分良く日本酒を飲みまくって楽しい2時間半を過ごしたのだが、店を出た時点で記憶がとぎれ、「お客さん、終点ですよ。」の声に起こされ、気がつくと郊外線バスの終点、月潟バスステーション。

 「がーん、やってしまった。」という感じ。しかたがないので、タクシー会社に飛び込んで、タクシーにて新潟方面の自宅へ。料金6010円也。新潟駅からタクシーで帰ると2500円程度なので郊外線バスの代金を含め、4000円近くの損害…。「高い飲み会になっちゃったな…。」という感じ。

 まぁ、バスに乗った記憶すらないので、「しょうがないわな…。」と言うところ。以前、同じく郊外線バス乗った瞬間爆睡、「あっ、乗り越した!」と思って田んぼの真ん中で降りてしまい、タクシーも呼べず、15km近く歩いて帰ったことがあるので、その時に比べれば、お金は掛かってしまったが、タクシー会社がある終点まで行った今回の方が良かったかな…というところ。
 
 「やっぱり、飲み会後の郊外線バスは恐いな…」と思った一夜だった。(絶対、またやってしまう自信はあるけれど…。)


富士重工業 軽自動車の生産を終える…に思う。

2012-03-01 06:56:01 | 自動車

Subaru360  

   富士重工業が軽乗用車の生産から撤退…とのニュースを聞く。

 富士重工と言えば、現在はレガシー、インプレッサなどのツーリング・ワゴンが主力だが、日本自動車史上、同社の名を残すのは、やはり国産初の本格的・軽乗用車スバル360だろう。

 室田公三氏と佐々木達三氏の手によるスバル360のデザインは、今見ても色褪せない、紛れもない傑作デザイン。当時の世界的小型車、オースチン・ミニ、VWビートル、シトロエン2CV…と比べても遜色ないデザインだと思う。現在、ちまたに溢れている小学生がデザインしたのか?と思ってしまう軽自動車を見るにつけ、カー・デザイナー達に「スバル360を参考にしろよ…」と言ってやりたい気持ちになるのは私だけだろうか…。

 しかし、調べてみると、軽自動車の規格自体は戦後まもなくの49年に出来たものの、もっぱら2輪車や3輪トラックを製造することを念頭に置いた規格だったようだ。軽規格が出来て10年後にスバル360の成功したことにより、現在の軽規格が残ったとも言え、今に到る歪な軽規格(個人的には暫時廃止する方が好ましいと思っている。)の責任の一端はスバル360にもあるのかもしれない。

 いずれにしても、戦前の中島飛行機(隼、疾風などで有名)の流れを汲む富士重工業、軽からは手を引くとはいえ、日本の中では小さいながら独自技術で光る個性のある自動車メーカー。メガコンペティションで大変だろうが、これからも頑張って欲しいものだ。


銀河英雄伝説 その魅力 ミハーOK、歴史通OK。

2012-03-01 06:50:46 | 

Dsc01353

  銀河英雄伝説舞台版第2部上演近し…のニュースにインスパイアされ、久々に銀河英雄伝説を読んでみる。(今回手にしたのは外伝4「スパイラル・ラビリンス」。個人的にはこのサイド・ストーリーが一番好き。)

 銀河英雄伝説は「遥かな未来、途方もなく広がる銀河を舞台に銀河帝国と自由惑星同盟の戦いは繰り広げられていた。そんな戦いの中、彗星のごとく現れたラインハルトとヤンという2人の名将。この2人の英雄を中心に物語は進展していく…。」というストーリー。

  その魅力を語り始めるとファンとして止まらなくなってしまうのだが、一つだけその魅力を指摘させていただくと、銀河英雄伝説はミーハー的にも楽しめ、歴史通でも楽しめる…という窓口の広さと奥行きの深さを兼ね備えた作品である…ということだろう。ここあたりは、音楽で言うとモーツァルトやイエス、ビートルズと似たようなところかも知れない。

  主人公のラインハルト・ローエングラムを始め、帝国側の登場人物はミッターマイヤー、ロイエンタール…と、美形揃いで、女性がミーハー的に思い入れして楽しむことも出来るし、歴史通がいろいろと登場人物やその背景などについて、「このモデルは~だな…」と、いろいろ想像して楽しむことも出来る。(ちなみに主人公のラインハルトはアレキサンダー大王やナポレオン、スウェーデンのカール12世がモデル。銀河帝国はロシアの農奴制がモデルとのこと。)

 あと、本作品は「最高の独裁政治と最低の民主政治」どちらを選択するべきか…という政治的命題が物語に流れているところも物語に深みを加えているところだ。
 
 この銀河英雄伝説に出会ってから20年以上が経過するが、定期的に本やDVDを見直している。「ここ、ちょっとおかしいでしょ…。」とかいろいろ思うところはないわけではないが、あれこれと一生楽しめる作品であることは確か。これからも楽しませていただくことにしよう。