電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

香港フイルムマーケット2007その7

2007-03-31 23:21:28 | Weblog
今日で3月も終わりですね。
書くこといっぱいあるので、香港の話があっちこっち飛んでますので、再びマーケットの話です。
香港行くと街角の雑誌売りかコンビ二で探して買っていた「電影双週刊」が休刊となってしまったので、映画雑誌がなくて寂しく、本屋に行くと映画の書籍も少なく、全品10HKドルで『墨攻』『頭文字D』の写真集が投げ売りされてる始末。とりあえず買ってしまう私の性分もなんですが、やはり映画のものが売れていないということなのでしょうか。で、重いけど買った雑誌が、すごくぶ厚い、日本の「CUT」 みたいな雑誌である「號外」ですが、その最新号でとりあげられていたのが『明明』という作品。英皇のブースでこの予告編が流れていましたが、題して“現代版の女侠”というキャッチが男心を惹き付けます。ジョウ・シュンがPOPなビジュアルで登場するアクション映画で、映像観るかぎりではこの雰囲気のジョウ・シュン、かなりイケてますね。共演はダニエル・ウーです。

明31日(土)公開のアジア作品

2007-03-30 18:01:20 | Weblog
明日31日(土)公開のアジア作品です。

『忍者』香港=日本作品
監督:ハーマン・ヤウ 出演:魔裟斗 白田久子 ホアン・シェンイー

香港の予告サイトで2年ぐらい前から載っていて、どうなってんの~と思っていたら、突然、日本でも公開されることになりましたが、これも当時、まだ無名であった白田久子がミス・ユニバースで脚光浴びたからでしょうか?
全ウイルスに効く奇跡のワクチンをめぐっての、甲賀と伊賀の忍者の戦いを描いたアクション作品です。ハーマン・ヤウといえば、今年の香港国際映画祭の特集監督でありますが、さて、この作品のできは?
東京・銀座シネパトスにてロードショー

『映画館の恋』韓国作品
監督:ホン・サンス 出演:キム・サンギョン オム・ジウォン
先輩の監督した映画を観たひとりの青年が、その映画に出ていた撮影場所に行くと、そこで出演していた女優を見かけ、彼は興味を持つ。若手作家による韓国作品の1本。
東京:渋谷シアター・イメージフォーラムにてロードショー


無責任男

2007-03-29 19:11:46 | Weblog
昨日、クレージーキャッツの植木等さんがお亡くなりになりました。ここ数年、1960年代のエンタテインメントを作り上げてきた方々の訃報を目にしていますが、1960年代の日本映画こそ、今の香港映画の歴史を語るうえで重要な作品がたくさんあったわけです。それにクレージー映画に香港を舞台にした作品もあったように、身近な海外の一つが香港だったわけで、当時の香港の監督や俳優たちは、日本の映画をたくさん観て自分たちのものにしていったわけです。
私は東宝のコメディってすごく好きで、子供のころからクレージーの『無責任』や『日本一』シリーズ、森繁久弥の『社長』シリーズ、そしてフランキー堺の『駅前』シリーズと、いろんな作品を観ました。特にクレージーキャッツの作品は、笑いやアクションや歌まであって、それはあのインド映画と同じ、極上のエンタテインメント作品であったわけです。
昭和の匂いがどんどん消えて寂しいかぎりですが、もしお暇なとき、また気持ちが落ち込んだときは、これらの映画を観て笑い飛ばしてください。

で、本日はちょっと違う話ですが、そうそう、銀座シネパトスで『かちこみ~』は字幕と吹き替え両方やるようですね。

龍虎門もうすぐほか情報

2007-03-27 21:53:01 | Weblog
先週、某劇場の方とお話をしていたら、『かちこみ!~』の日本語字幕版のプリントは5本しかなくて、ほとんどが吹き替え版になると聞きました。一般の方からすればこういった漫画っぽいアクション映画は吹き替えのほうが広い層の人たちに見てもらえていいのかも知れないのですが、これがファンだと大変!どこで観れるのか探しまくる状況に陥るわけです。
で、あと3週間もきったところで、都内だとどっかでやるだろうと思っていますが、どの劇場でやるんだろう?4月に入ったら調べようかな。(のんびりしております)

と、このブログを書いて業界紙読んでいたら『ラスト・コーション』を配給するワイズポリシーが4月にラインアップブックを出すとの情報が書いてあって、さきほど覗いてみたら、置かれる劇場のリストが載っておりました。HPでは抽選でプレゼントっていうのも載っておりましたので、興味のある方は覗いてみてはどうでしょうか。

アジアン・フイルム・アワード

2007-03-26 22:15:36 | Weblog
3月20日の朝、マーケットの会場内で、またまたもにかるさんとばったり会って、小一時間ほどお話をしたのですが、「夜、アジアン・フイルム・アワードに行きましょうよ。」と言われつつもあまり興味がなく、「現場取材はもにかるさんにまかせるので、私はホテルのテレビで見てます」と言って、夜ひとりホテルの部屋で見ておりましたが、だいたい、何でこの賞を設立したのかは???。おまけに会場に映し出されるスターやスタッフは、この賞にノミネートされている人やプレゼンターしか映っておりません。それに司会は全て英語。
カレン・モクが最初に登場して説明し、その後、デビッド・ウー(呉大維)が最後まで司会をしておりましたが、彼の英語は流暢で、時々、韓国のRAIN(ピ)ネタでファンをおちょくっておりました。(プレゼンテーターでRAINが最初に出た時、ファンの歓声がすごかったため)また、ジョニー・トーがプレゼンテーターとして登場した後、デビッド曰く、「監督のジョニー・トーは香港で忙しい監督で、今二つの作品を抱えていて、もう現場へ行ってしまって・・・」などなど、説明しておりました。
それから、マギーQもプレゼンテーターとして登場したのですが、同様にダニエル・ウーがイ・ビョンホンたちとプレゼンテーターとして登場した時に、ダニエルがたわいもないジョークを言って、それを聞いて客席で笑っているマギーQの映像が映ったりしていて、これは部屋で見ていてウケました。
アンディ・ラウはアジアのマネーメーキングスターということで賞を貰っておりましたが、あまりうまくないものの英語でスピーチしていたのには感心しました。後はやはりプレゼンテーターとして日本の木村佳乃さんが堂々と英語で話していたのには驚き。彼女は私の知人でもある鶴田法男監督の『Masters Of Horror/Dream Cruise』で主演を演じて、全篇英語の台詞に挑戦していると聞いていたので、その実力がこのスピーチでわかったのでした。
そして作品賞のプレゼンテーターはトニー・レオンでしたが、この時、「あ、ブログ用に画面撮りしちゃお。」とそのことばかり考えて、なにしゃべっていたのかすっかり聞き逃してしまいました(笑)
そうそう、サンディ・ラムの歌もひさびさに聞きましたが、テレビで見ているかぎり、ちょっと声の震えが気になりましたが、でも彼女の変わらない姿に感動ものでした。
ということで、テレビの最後は賞を撮った人を舞台にあげて、シャンパンで乾杯!なんてやってましたが、全体の仕切りがあまりよくなかったのか、賞を獲った人がスピーチしている後ろを退出口を間違えたプレゼンターたちが通る姿があったりと、なんだか付け焼き感が漂う受賞式でした。
ちなみに『嫌われ松子の生涯』で主演女優賞を受賞した中谷美紀さんは、帰りの飛行機が同じだったと、成田の税関で待っている時に姿を見かけて知ったのでした。

門徒

2007-03-25 23:24:30 | Weblog
マーケットの話が続いているので、ちょっと休憩話です。
毎回、香港に行くとDVDを買いすぎて、帰りの荷物はDVDでパンパン。今回は押さえ気味にしていたのですが、やはり仕事で使うものやら調子こいて買ってしまい、予算オーバーとなってしまいました。
さて、今回、劇場で観れる映画の中で『門徒』がまだやっているので、さっそく観に行きました。ところで香港の劇場事情ですが、昔からの劇場はもうほとんど残っておらず、ほとんどの劇場はシネコンになってしまいました。昔は早場と四點場に旧作が上映されていて、観ていない作品をよく拾っていましたが、シネコンになると古い作品など上映しなくなったので、それが寂しくもあり、香港で映画を観る楽しみが減った部分かもしれません。
『門徒』が上映されている劇場は、KCRのモンコック(旺角)駅が入っているショッピングセンターの中にあるゴールデンハーベスト・シアターで、2回上映のうちの2時20分の回でした。平日の昼さがりなのでお客は15人ほど。売店でコーラとチェリソー(棒状の揚げ物)を買ったんですが、「これがら揚げるので席まで持っていく」とカウンターの女の子が言いました。ほんとに持ってきてくれるのかなあと思っていたら、予告編観ている時に持ってきてくれたので、昔に比べてちゃんとしてるなあと感心しました。
さて『門徒』ですが、アンディ・ラウとダニエル・ウー主演。監督がデレク・イー・トンシンです。ストーリーはダニエル・ウー扮する警官が潜入捜査官となってドラッグの売人となりながら、麻薬ルートを探って行きます。その香港での製造の大元締めがアンディ・ラウです。アンディの身重の奥さんがアニタ・ユンで、監督自らもダニエルの上司役で登場します。
さて、ダニエル扮するリックはあるきっかけで、隣のアパートに住む一人の女性とその幼い娘と出会います(台所の窓から彼女の部屋が見えている)。彼女は家を出て行った夫の影響でジャンキーになっていて、子供の食事させることもままならないくらい生活苦に陥っていて、生活費をかせぐために身体を売ることをしています。この出会いがその後のリックの心にいろんなことを投げかけ、危ない橋を渡りながら麻薬の元締めのアンディを逮捕するのですが、全てがハッピーエンドに終わらない内容になってます。
途中、麻薬製造所の存在が知れて、リックを潜入捜査官としらない香港警察のCIDたちが彼を捕まえて麻薬製造所を急襲するシーンでは、香港映画特有のグロいシーンがあったりして、おもわず笑ってしまいますが、デレク・イー監督のタッチが全般的に出ていて、かなり面白く観ることができました。また、ルイス・クーが隣のアパートの女の夫役で登場するのですが、これがお客にうけてました。なにせこの役もジャンキーでどうしようもない男でそれを彼は見事に演じていて、さすが“兄貴!”っていっちゃいそうでしたが、リックがこの男にある復讐をするクライマックスも見物です。
ハリウッドでのリメイクも決まっているとのことですが、日本がこの作品を買うかどうかはよっぽど買い付け値段が落ちなければ難しいかもしれません。その理由として香港で大ヒットしたのとハリウッド・リメイクが決まったということが足かせになるように思われるからです。
アンディ・ラウは最近、押さえた感じの演技で好演してますが、この作品でも糖尿病で腎臓を悪くしている大物の麻薬ブローカーで、これがけっこういい味を出しています。
題名の『門徒』の意味も劇中で語られますが、春節は明るい映画がヒットしていた香港映画で、こんな暗い話がヒットすることからも、香港の人たちもだいぶ変わったなあと思ったのでした。

香港フイルムマーケット2007その5

2007-03-24 23:21:00 | Weblog
ユニバースでは、もう一作品、興味あるプロジェクトが予定されております。題名は『機動部隊』。製作がジョニー・トー、そして主演が、サイモン・ヤム、ラム・シュー、マギー・シューと、どこかでみたような組み合わせ・・・・、そうなんです、あの『PTU』の面子が登場するシリーズなのです。本作は5作品が作られ、エピソード5が劇場公開になるという風になっており、監督は、ローレンス・アモンやラウ・ウィンチョンといった面々がメガホンをとることになっています。暫定的なリリースは今年の11月予定となっていますが、これもまた楽しみなシリーズといえるでしょう。

香港フイルムマーケット2007その4

2007-03-23 22:54:09 | Weblog
資料の裏面です。これだけ見ても、そそられますね。

ところで帰りの空港で、週刊誌の「快」報の表紙に惹かれて買ってしまったのですが、それはセシリア・チョンがレストランの食事に行くところの写真で、見出しが“大きくなった胸”。中身を読むと、妊娠したセシリアの胸がボリュームアップした、彼女は妊娠前でもすごく痩せてて胸もあったが、妊娠してワンランク大きくなったという、ま、下世話な話題なのですが、親戚とレストランで食事をしているところが写真に撮られ、こと細かくその様子が書かれています。セシリアが独身時代とは変わって、妊娠してから母性が出てきたと書かれてありました。独身の頃は大酒飲んでタバコを吸っていたが、妊娠後の食事を見ているかぎりでは、よく食べ、オレンジジュースを飲むなど、すごく身体に気を使っている、また親戚の子供をあやすなど、母性を表す光景だったという記事でした。

香港フイルムマーケット2007その3

2007-03-23 22:53:54 | Weblog
昨日に引き続き、紹介するニコラス・ツェーの新作映画は『男兒本色』です。残念ながら動いている映像を見ることはできませんでしたが、監督は『ジェネックス・コップ』『香港国際警察ニュー・ポリス・ストーリー』のベニー・チャンで、ジェイシー・チェン、ショーン・ユー、アンディ・オン、サム・リー、ウー・ジンといった顔ぶれ。ウー・ジンとアンディ・オンのギャング団VSショーン・ユー、ニコラス、ジェイシー、ら3人の刑事の壮絶なアクション映画となっています。写真を見る限り髭を生やしたニコラスというのは、以前のアイドル的なひ弱さから、男臭さを感じさせるキャラクターを演じているようで、アクションの得意なベニー監督作品ですから、大きな期待ができるのではないかと思います。3人の刑事、潜入捜査、ギャング団、なんだか『ジェネックスコップ』+『インファナル・アフェア』って感じなのでしょうか?
なお、7月以降のリリースとなっているようですが、たぶん、5月のカンヌ映画祭のマーケットでは映像が見られるのではないでしょうか?


香港フイルムマーケット2007その2

2007-03-22 22:13:23 | Weblog
前日早寝だったので、20日の朝は5時とかに目が覚めたりもしましたが、8時にはホテルのビッフェで朝食をとり、早々とマーケット会場に向かいました。コンベンションセンターに着いたのは9時半。まだ人もまばらで、パスを見せて会場内に入ると閑散としていました。おまけにブースによっては何も用意されていないなど、のんびりしたものです。
とにかく今回はクライアントと商談の場に立ち会うことはないので、資料集めに走ります。会場の入口真正面には、香港の映画・ビデオ会社のブースが構えており、メディアアジア、エンペラー、ユニバース、メイアー、マンダリンフイルムといった会社が出展しております。うろうろしていると、日本の会社の人間にばったり会って立ち話をしたり、ここで1年ぶりに会う人などもいて、いろいろ話し込んでしまいます。
で、マンダリンフイルム(東方電影)の前で立ち話をしていると、そこのブースでは『導火綫(Flash Point)』の予告を流しておりました。監督はウィルソン・イップ、主演はドニー・ユエンとルイス・クーのばりばりのアクションムービーで、製作はナンサン・シーとレイモンド・ウォンです。相変わらずドニーの派手なアクションが炸裂した映像でした。
そこからうろうろしながら、ブースの入り口に置いてあるリーフレットをピックアップしていったのですが、まずはユニバース(寰宇)の作品からご紹介いたしましょう。
この会社はジョニー・トーの『PTU』や『ヒロイック・デュオ』といった映画作品やTVものを作っていますが、昨年のマーケットでも紹介されていた「詠春」のTVシリーズのリーフレットがありました。主演は、ニコラス・ツェーに、サモ・ハンとユン・ピョウ、そしてレイン・リーと、TVシリーズながらもすごく興味をそそられるキャスティング。アクション監督はトン・ワイで、45分の40話となっています。今年の中ごろのリリース予定になっているようなので、TVシリーズとしては早く観たい作品です。
この会社では、もう一本ニコラス主演作品が待機しております。(続く)

『ルワンダの涙』

2007-03-22 01:58:57 | Weblog
『ルワンダの涙』
監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ
出演:ジョン・ハート、ヒュー・ダンシー

その悲しみは、心を濡らした。
1994年4月に起こった「ルワンダ虐殺」事件の真実。
実在した公立技術学校を舞台に、虐殺から逃れようとしたツチ族の
人々を助けようとした白人の神父と青年教師の人生の大きな選択を
描いた社会派ドラマ。
ルワンダの涙HP
TOHOシネマズ六本木ヒルズにて絶賛ロードショー公開中!(3月23日まで)
大阪/テアトル梅田(3月23日まで)
(公開中)
福岡/KBCシネマ  
神戸/三宮シネフェニックス 札幌/札幌劇場


ルワンダから来日をして私たちに語ってくれたジャン=ピエール・カザフツさんに、私は日本の子供たちのいじめや自殺について話し、そのことについてどう思うか?という質問に対して、彼はこう言いました。「子供の頃学校で、ツチということだけで私は差別を受けた。そういった差別がいじめになり、いろんなことが重なっていき、こんな事件が起きた。つまり、こうゆう悲惨な虐殺事件はすぐに起きたのではなく、長い時間に積み重なっていったことが最終的にそうなったんだ。」
この話を聞いた時、自分たちがどう考えなければいけないのかということを考えさせられたのでした。

香港フイルムマーケット2007その1

2007-03-22 01:56:09 | Weblog
5時半にホテルロビーで香港在住の方と仕事のことで会うことになっていたので、あわててコンベンションセンターのパス発行の部屋に向いました。で、だだっ広いコンベンションセンター(『ジェネックスコップ』や『香港国際警察ニューポリスストーリー』でおなじみですね)のエスカレーターをあがっていくと、はい、ありましたトニー・レオンの立て看板が。昨年もそうですが、この香港フイルムマーケットから始まるエンタテインメント・イベントのキャラクターがトニー・レオンなわけです。今年は香港フイルムマーケットと香港国際映画祭が同時に始まり、なおかつ20日には第一回アジア・フイルム・アワードが発表されるなど、いろんな催し物が続きますが、私めは2泊しかしないので映画祭に行く時間もありません。
話は前に戻りますが、コンベンションセンターの6階にあるパスの受付に行ったところ、いつもパス受付と同時にくれる資料が入ったバックをくれないのです。聞くと明日からと受付の子は言うのです。なんか嫌な予感をしつつ、その部屋から出ると「あら~」と私に声をかけてきたのがもにかるさんでした。彼女のブログを読んでいる方はおわかりだと思いますが、前日夜に香港へ入っていた彼女は、パス申請に朝早く行ったら、なんとまだ何もできていない状態だったとのことで、あっちこっちうろうろしていて私とばったり会ったのでした。そこで立ち話をしていたら、今度は映画評論家のTさんにもお会いして3人でいろいろ立ち話となりました。そうこうしているうちに約束の時間が近づいたので、あわててフェリー乗り場に行き、ホテルへ戻ったのでした。
結局その日は、睡魔に勝てず、打ち合わせの後、簡単に食事して、ホテルの裏にあるHMVに寄ってDVDを何枚か買い、すぐに寝たのでした。

香港から帰ってきました

2007-03-21 23:35:47 | Weblog
こんばんは。ついさっき、香港から帰ってきました。
ちょうど昨年、香港フイルムマーケットの模様をブログに書き始めて1年。今年は仕事というよりは、このブログ用のネタ仕入れで行ったようなものでしたが、2泊3日という短い期間でいろんなものを見聞きしてきたことを書いていきます。
とにかくやり残した仕事をしてから行ったので、徹夜でなおかつ飛行機に乗るぎりぎりまでメールをし、飛行機に乗ったのですが、映画業界人の多いこと。今回はホテルもエアーも楽しようとANAのツアーにまぎれて行きました。
さて、香港に到着すると税関がいつもよりめちゃくちゃに混んでいて、40分近くかかってしまいました。おまけにツアーにまぎれているので、迎えのバスに乗るのに、他の人を待たなければいけなかったので、結局、スケジュールの1時間遅れで空港を出発したのでした。宿泊先はチムサーチョイのカオルーンホテルで、フェリーに乗るにも地下鉄にも乗るにも便利ですが、もにかるさんのブログにも書いてありましたが、部屋は角部屋で狭く、おまけにそなえつけのドライヤーはまったく動かずで、それを確認しなかったばかりに、頭を洗ってから気がついたので、乾かすのを自然にまかせてしまいました。
ホテルには4時ぐらいに到着し、すぐにマーケットのパスを貰いに行くために、フェリーに乗ってワンチャイにあるコンベンションセンターへ向ったのでした。

明日より

2007-03-18 17:07:57 | Weblog
明日19日~21日まで、香港へ出張のため、ブログはお休みです。
短い時間なので、何か映画が見れるのかなあとネットで調べると、なんとか『門徒』が観れそうです。それから『どろろ』???。あとはアンドリュー・ラウ製作の『校墓處』というホラーとハッケン・リーの『美女食神』ですね。ん~、昨年はこの時期、香港映画は1本も上映されていなかったので、今回は少しマシといったところでしょうか。『門徒』は春節映画でもぶっちぎりにヒットしていたので楽しみですね。

少林寺三十六房スペシャル・コレクターズ・エディション

2007-03-17 17:50:28 | Weblog
一部情報が流れているのでご存知の方もいると思いますが、6月6日に期間限定で『少林寺三十六房スペシャル・コレクターズ・エディション』が発売されることになりました。ちょうど1年前、香港マーケットに行くのと同時に、ラウ・カーリョン師、リュー・チャーフィー師のインタビューを撮りに行く目的もありました。特にラウ師父は約3時間にも渡ってインタビューを受けてくださり、私も緊張しながらもいろんなお話を聞けたことが思い出となっておりますが、その時に聞いたことがやっと日の目をみるわけです。
またリュー師父も日本来日の思い出や“馬歩”についてと、クンフーの技術的なことまで目の前で演じてくれました。特にリュー師父は、最初、セレスティアル・ピクチャーズの屋上(TVBの建物をバックに)で収録している最中に雨が降ってしまい、インタビューが中断したのにもかかわらず、嫌な顔ひとつせずにインタビューを再開していただきました。彼の人柄には頭が下がります。(残念ながら、この外でのインタビューはお蔵入りになりそうですが)
今回の香港マーケットは、どちらかというとブログ用のネタ探しみたいなもので、仕事とはまったく関係ない、また仕事が山積みで短期間しかいられないというバタバタの旅になってます。どんなものを見聞きするか、お楽しみに!