電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

1992年4月18日その2

2013-02-28 20:00:00 | Weblog
昨日に引き続き、新聞に載っていた『ワンス・アポン・ア・タイム 天地大乱』の広告です。香港で観た時、冒頭でジェット・リーが登場してアクションをした時の観客のざわめきが凄かった。新聞に載っている出演者が全部キャラクターの名前がいいですね。

1992年4月18日(その1)

2013-02-27 20:00:00 | Weblog
懐かしい香港の新聞が出てきました。
日付は1992年4月18日、香港映画がばんばんヒットした絶頂期の頃です。
映画欄を見ると、上映されているのが、『ワンス・アポン・ア・タイム 天地大乱(男兒冨自強)』『ハードボイルド(辣手神探)』『ファイト・バック・トゥ・スクール2(逃学威龍)』など、ほとんどの劇場がこれらの作品で占められています。その他にはジョージ・ラム主演の『三人做世界』がありますね。あとは成人映画も見受けられます。当時は深夜の回(午夜場)で最新作がいち早く上映されてましたが、この時はレスリー・チャンとチャールズ・ヒョン(中国星の社長がまだ俳優やってた頃)の『藍江傳反飛風雲』が公開されていました。最近は香港に行って新聞買っても映画欄はシネコンばかりなので、なんか味気ない。この頃の新聞を見ると当時の熱気がよみがえってきます。でもここに載っている映画館ってかなりなくなってるでしょうね。


韓国映画セレクション 2013 春

2013-02-26 20:28:40 | Weblog
うちの会社は中華作品だけではなく、忘れたころに韓国映画の宣伝も手伝ったりしますが、今回は今週末の3月2日にシネマート六本木で行われる『韓国映画セレクション 2013 春』を手伝っております。
2011年~2012年に公開されてヒットした作品3本を一挙公開ということで、私も久々に韓国映画を観ましたが、いやこれがかなりの面白さ。『僕の妻のすべて』はアルゼンチン映画をリメイクしたラブコメディですが、大人のラブコメという感じで笑え、『恋は命がけ』はラブコメかと思いきや、ホラー要素も強くて個人的にはかなりのお勧め。そして『ヨンガシ 変種増殖』は韓国初の感染パニック映画。3種3様な作品が同時公開ですが、まとめてみて頂ければ幸いです。


『僕の妻のすべて』 (原題: 내 아내의 모든 것)
監督:ミン・ギュドン『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』
出演:イム・スジョン『チョン・ウチ 時空道士」『あなたの初恋探します』、イ・ソンギュン 「パスタ~恋ができるまで~」リュ・スンリョン『高地戦』
ドラマ「パスタ~恋が出来るまで~」のイ・ソンギュンと『あなたの初恋探します』のイム・スジョンが、大恋愛の末に結婚したものの、いつしかぶつかり合うようになってしまった夫婦を演じる。さらに、夫から“妻を誘惑して”と頼まれる“伝説のカサノバ”役を『高地戦』のリュ・スンリョンがセクシーに好演。イム・スジョンとリュ・スンリョンは、本作の演技で青龍賞の主演女優賞、助演男優賞に輝いた。「完璧な離婚は可能か?」という新鮮なテーマと、夫婦の本音が詰まった会話が話題を呼び、韓国では2012年上半期の動員No1となる458万人が見た大ヒット作。
ストーリー
韓国を離れて滞在していた名古屋で出会い、電撃的に恋に落ちたドゥヒョン(イ・ソンギュン)とジョンイン(イム・スジョン)。美人で料理の腕もピカイチのジョンインにメロメロとなったドゥヒョンは帰国後も交際を続けて1年後、ゴールインを果たす。それから7年の月日が経ったが、機関銃のような勢いで毒舌を繰り出すジョンインの“真の姿”に気づいたドゥヒョンはなんとか離婚したいと願うようになっていた。妻を恐れて話を切り出すこともできない彼だったが、そんなある日、あらゆる女性を惹き付けてしまうことから“伝説のカサノバ”と呼ばれるソンギ(リュ・スンリョン)が近所に住んでいることを知り、ドゥヒョンは、ジョンインを誘惑してほしいと彼に依頼する。彼女の趣味嗜好をドゥヒョンから聞いたソンギは早速、ジョンイン攻略作戦を開始する。

『恋は命がけ』(原題:오싹한 연애)
監督:ファン・イノ
出演:ソン・イェジン『白夜行』『私の頭の中の消しゴム』、イ・ミンギ『ロマンチック・アイランド』、パク・チョルミン『第7鉱区』
『私の頭の中の消しゴム』で見せた可憐な姿で日本でもファンの多いソン・イェジンが「死者の霊が見えてしまう」ため、孤独に暮らしてきたヒロインに扮したちょっぴりホラーテイストのラブコメディ。激しく暗い顔や泥酔した姿など、これまで見せたことのない魅力を含め、その実力を十二分に発揮しているソン・イェジン。
そんな彼女を、恐怖にも負けず愛する男に扮しているのは『クイック』のイ・ミンギ。調子のよいマジシャンが徐々に切実な思いを抱えていく姿を誠実に演じている。そのほか、『第7鉱区』などの名脇役パク・チョルミンも出演。ヒロイン、ヨリが友人たちと電話で繰り広げるガールズトークも楽しい。韓国では277万人を動員した。
ストーリー
ストリートでマジックを披露して暮らしていたマジシャンのジョグ(イ・ミンギ)は、観客の中にとてつもなく不気味な雰囲気を醸し出すヨリ(ソン・イェジン)という女性を発見。その姿にインスピレーションを受けて始めたホラー・マジックショーが評判となり、大成功を収める。しかし、一緒に仕事を始めて1年になっても、ヨリはジョグや仲間たちにまったく心を開かず、その正体はつかめぬままだった。その後、ひょんなことから彼女の家を訪れたジョグは見慣れぬ少年と遭遇。ヨリの周りには死者の霊が度々、姿を見せるため、家族さえも彼女の元を離れてしまったということを知る。そこには、高校時代に彼女が遭遇したある悲劇が関係していた。

『ヨンガシ 変種増殖』(原題:연가시)
監督:パク・チョンウ『風の伝説』
出演:キム・ミョンミン『私の愛、私のそばに』、ムン・ジョンヒ「愛を信じます」、キム・ドンワン『まわし蹴り』
変異し大増殖した“ヨンガシ”(ハリガネムシ)が、人間に寄生!韓国初の感染パニック・ムービー!!
リアルなストーリーとスピーディな展開が話題を集め、韓国では451万人の観客を動員し、大ヒットを記録したパニック大作。“殺人寄生虫”から家族を守ろうと奔走する主人公に扮したのは、ドラマ「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォーニー~」や映画『私の愛、私のそばに』など、出演作ごとに完璧に役になりきるカメレオン俳優キム・ミョンミン。さらに彼の弟役を人気グループSHINHWAのキム・ドンワンが演じている。ヨンガシに寄生される主人公の妻役のムン・ジョンヒは青龍賞で助演女優賞に選ばれた。
ストーリー
家族たちとの時間もとれないほど忙しい日々を送っていた製薬会社の営業社員ジェヒョク(キム・ミョンミン)。そんなある日、全国の川辺で死因不明の遺体が次々と発見され、ジェヒョクの弟で刑事のジェピル(キム・ドンワン)も捜査に乗り出す。国中がパニックとなる中、原因を探っていた研究者は「突然変異したヨンガシ(ハリガネムシ)が人間に寄生し、人々を死に至らしめている」と発表。死者が爆発的に増えることを予想した政府は緊急対策本部を設置し、国家的な対応をとりはじめる。一方、ジェヒョクは妻ギョンスン(ムン・ジョンヒ)と子供たちが異常にたくさんの水を飲むようになったのを見て、彼らの感染を確信。急いで病院に連れていこうとするが……。

『韓国映画セレクション 2013 春』HP



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ロフトプラスワン

2013-02-24 17:46:06 | Weblog
先だって2月22日(金)の晩、新宿・歌舞伎町にあるロフトプラスワンで行われた、谷垣健治さんの「アクションバカ一代ナイト」に行ってきました。友人と開演ぎりぎりに行ったのですが会場は満席で、なんとか席探して3時間たっぷり堪能してきました。
谷垣さんのドニ―話や、現在撮影がまだ終わっていないと言っていたあの映画のこと、また『プラチナデータ』の宣伝も込みのゲストだった下村勇二氏と大友啓史監督との3人での現場の話など、聞いたり見たりであっという間に時間が過ぎていきました。
香港映画ファンにとってはすべてが貴重で、たぶん終わり時間が決まってなかったらオールナイト中やっていたのではないかという勢いでしたが、でも、谷垣さんみたいに、映画の裏方であるスタントマンの仕事やアクション監督の苦労をあそこまで楽しく語っていただけると、関わられている作品をいろんな角度から楽しめること間違いなし。
それにしても香港映画の現場って、25年前は死人が出てもおかしくないような撮影やってたわけで、スタントマンだけでなく、俳優も怪我したりしてたわけですから、信じられないような時代でした。だからこそ、香港映画のアクションが面白かったのかもしれませんね。
香港映画界もアクションスターたちの高齢化で、若手が育っていないのも悲しいことですが、あと10年経ったら香港アクションはどんな状況になっているのでしょうか?

『獵魔群英(群狼大戦)』(89)のクライマックスシーン。主演のレイ・ロイ、ムーン・リー、シベール・フーが、爆発とともに飛び降りるタイミングが狂って炎に包まれてしまった有名な場面。ちなみに悪役は若きフランシス・ン。シベール・フーは全身大やけどの重傷だったそうで、映画のシーンみても彼女の体が燃えているのがわかります。


そういえば、前から何かイベントをやりたいなあと考えて早5年ぐらい経っているのですが、今年こそは何かやりたいと思います。

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お知らせ

2013-02-22 15:50:07 | Weblog
『燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘』の東京公開は2月24日(日)で終了となりますが、名古屋シネマスコーレが3月9日~1週間限定、フォーラム仙台で3月22日~1週間限定での公開が決定いたしました。
入場者(限定)ポスタープレゼント、パンフレットの販売もいたしますので、近郊の方はぜひお越し下さいませ。
なお、全国公開がない現状で、せめて地方在住の方に手に入るように、パンフレットの通信販売を行ってますので、詳しいことはフリーマン・オフィスHPまで。特典は香港映画チラシセットになります。


あれこれ

2013-02-20 21:31:37 | Weblog
先日の続きですが、『レスリー・チャン メモリアル』の特設ページがシネマートのHPにできていました。特設ページ
9作品の上映前から、『色情男女』の最終上映とかもあるようですが、3月はシネマート六本木はレスリー・チャンづくしのようです。

ところで、1月下旬から2月にかけて中国や香港に行って『グランドマスター(一代宗師)』を観に行かれた方がかなりいるようですが、先日、仲のいい香港通の中田圭監督とこの作品の話になり、彼曰く「香港の映画人から聞いたんだけど、ウォン・カーウァイ作品の傑作である。」と言われているそうです。作品の内容に関して聞いた限りでは、「え~、そんな話なんだ。」と驚きましたが、凄く楽しみな作品です。

先週は『ライジング・ドラゴン』の営業関係者の試写に行くことができて見ましたが、すごく楽しめる作品になってました。特にファンにとってはいろんな部分においてのお楽しみが多いのでそこもチェックです。中国大陸版と世界マーケット用に短くなったインターナショナル版があるということで、日本はどっちになるんだ~と気になるところですが、日本は、まあ、オリジナルで観れるのではないかと思ったりもしています。そのうち配給のアナウンスがあるでしょう。

気がつかないうちに、買いそこなっていたDVDの権利が切れてしまっている場合が多いので、それを拾っていかねばと思いますが、なかなか大変です。未公開で発売されている中では、ちゃんと劇場公開すればよかったのにと思う作品もありますが、お薦めの1本が下記の『エンドレス・アフェア』。前にもプッシュしましたが、見ていない方はぜひ。フランシス・ンがいいです。

エンドレス・アフェア [DVD]
フランシス・ン、ダニエル・チャン
ジェネオン エンタテインメント

レスリー・チャン・メモリアル

2013-02-19 19:56:05 | Weblog

今日は会社に3月30日から上映が始まる『レスリー・チャン メモリアル』のちらしが届きました。この上映には9作品がエントリーされていますが、中でも『ルージュ』と『恋はあせらず』は劇場未公開なので、このタイミングでスクリーンで観られるのはラッキーと言えるでしょう。
『ルージュ』に関して言うと、実は東京国際ファンタスティック映画祭で1度だけ上映されましたが、すごくせつない幽霊映画で、なぜこれが劇場公開されなかったのか?でしたが、当時はGHの映画と言えば東和か東映というイメージが強かったので、あえて他の会社は遠慮していたのかもしれませんね。
なお、抽選プレゼントとか、いろいろ考えているようなので、お時間ある方はぜひこの機会に観てください。




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懐かしい宣伝資料(チャイニーズ・ゴースト・ストーリー)

2013-02-18 14:41:46 | Weblog
映画宣伝する場合、かならず宣伝企画書を作り、公開直前に劇場興行者とその結果を報告する宣伝会議が行われます。
先日、全然整理していない資料部屋をごそごそしていたら、『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』の宣伝会議資料が出てきました。よくもまあ25年前の資料を残していましたが、これを読み返してみると自分で書いたものなのですがなかなか面白い(というか、笑ってしまう)。
作品分析はこう記しています。
●この作品は、87年の夏に香港で公開されるや大ヒットを記録したゴースト・ラブ・ストーリーである。男を誘惑し、怪物に襲わせている女幽霊と、純真な心を持った青年とが恋に落ち、怪物から彼を守るため、彼女との愛を全うするために、剣の達人と共に怪物を退治しようとする。最新SFXやワイヤー・ワークのアクション、テンポのいい展開、そしてラスト・シーンまで一気に見せてしまう映画の手法は、アメリカ映画と何ら変わらないほどの作品である。製作のツイ・ハークは、「男たちの挽歌」を製作し、数々の作品をヒットさせ、自らも監督、出演するという、言わば香港映画界のスピルバーグといわれている才人である。主演のレスリー・チェンは、現在の香港歌謡界の頂点に立つ超人気のヤング・スターであり、女幽霊を演じたジョイ・ウォンは、この作品の成功で一躍若手女優として人気NO1となった。世界のファンタスティック映画祭で賞を受賞し、第4回東京国際ファンタスティック映画祭のオープニング作品として上映され、前売り人気NO1となり、話題となった。(原文のまま)

これを読んでお分かりだと思いますが、この中でアメリカ映画と何ら変わらない~と書いてますが、88年当時における日本での香港映画のイメージがいかに低く見られていたかがわかると思います。私にとってこの『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』は映画業界で働くにあたっての最初の大きなターニングポイントになった作品なのですが、劇場に対してもいかにこの作品を理解していただくか、香港映画にとって大変な時代でした。それからレスリーは今はチャンとかの表記ですが、当時は『男たちの挽歌』が彼の日本初公開作だったために、その表記に準じているわけです。
ちなみにこの当時、ツイ・ハークたちの来日は1988年10月20日~24日、レスリー・チャンとジョイ・ウォンが1988年12月10日~13日に東京で宣伝キャンペーンを行っていました。

ちなみにインタビュー関係の主な媒体資料も一部分残っていましたが、実際のインタビューはかなりの数こなしてもらっています。

「奇想天外」1988年11月26日ツイ・ハーク
「ロードショー」1988年11月21日ツイ・ハーク、1989年1月21日ジョイ・ウォン、レスリー・チャン
「スクリーン」1989年1月21日ジョイ・ウォン、レスリー・チャン
「Elle-japon」1988年12月5日ツイ・ハーク
「ホラーハウス」1988年12月5日ツイ・ハーク
「キネマ旬報」1989年1月5日ツイ・ハーク
「アニメージュ」1989年1月10日ツイ・ハーク
「CanCam」1989年1月23日ジョイ・ウォン
「ビデオコレクション」1988年12月21日ジョイ・ウォン
「週刊プレイボーイ」1989年1月?日ツイ・ハーク
「SPA」1989年1月?日ジョイ・ウォン
「ぴあ」1989年1月?日ツイ・ハーク
「漫画アクション」1989年1月?日ツイ・ハーク

NHK衛星「CITY INFOMETION」10月28日ツイ・ハーク
テレビ朝日「特番・ファンタスティック映画祭」1988年11月5日ツイ・ハーク
TBS「キャッチアップ」1988年11月12日ツイ・ハーク
フジテレビ「オールナイト・フジ」1988年12月10日ジョイ・ウォン
フジテレビ「笑っていいとも」1988年12月12日ジョイ・ウォン、レスリー・チェン





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『奪命金』公開

2013-02-12 18:56:16 | Weblog
2月9日にやっと『奪命金』が公開されました。今回はいつものジョニー・トー印のノワール・アクションではなく、市井の人々が金融に振り回されながらも自分自身の運命が決まる話なので、日本の劇場公開はどうなんだろうという不安もありましたが、まずは一安心といったところでした。
今回はパンフレットに経済本を出されている細野真宏さんに、映画の各キャラクターが遭遇する金融に関しての説明をしていただいてるので、映画で描かれている金融のことがわからなくても、これを読んでから観るとわかりやすいと思いますので、これからご覧になられる方はぜひパンフレットを読んでみてください。
この作品もストーリー上の時間軸が観る人によっては理解できない部分もあるところですが、そこをジョニー・トーが映画の教科書のような手法で見せていることに、さすがだなあと思いました。そしてここ数本、音楽のザヴィエル・ジャモーと編集がデヴィッド・M・リチャードソンと外国人の手によるものが大きく、それが香港映画らしからぬ雰囲気を醸し出しています。今回は特に全編に流れるスキャットは耳から離れないくらい印象的です。
印象的と言えば、ラウ・チンワンのやくざもいい味だしてますが、個人的には親分のパーティに最初に来場する兄貴分のやくざが、ン・チーホンだったこと。この人は『古惑仔』シリーズでヤクザのボスだったり、 『バレット・オブ・ラブ』のチャーリー・チャンとの刺青兄弟だったりとヤクザキャラはお手の物ですが、現実・・・・なので、これはキャラなのかどうかといったところですが。それから投資会社の社長を演じてるパトリック・クンはダンテ・ラム作品の常連俳優なので、これもまたチェックの俳優です。そして、もう一人懐かしいといったら怒られますが、テレンス・インが中国大陸マフィアのボスで登場。彼は同じジョニー・トー作品の『独身の行方(単身男女)』の冒頭のバスのシーンで、高圓圓(カオ・ユエンユエン)の元恋人として登場しますが、久々に顔が見れて嬉しいというか、深読みすると仲間であるダニエル・ウーの出演のバーターみたいな感じがしているのは私だけでしょうか?

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宿命のドラゴン・イン

2013-02-10 18:03:04 | Weblog
『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』が3Dで日本でも公開されたことはうれしい出来事だったのですが、かなりの厳しい数字となり、2週間でほとんどの劇場で公開終了、そして東京はお台場のみとなり、あっさりと終了となってしまいました。
あわててお台場まで行った1月27日の日曜の朝、シネマメディアージュで映画を観たのは、ジャッキー・チェン『神話』の試写会以来だから、そうとうな時間が経ってますが、やっぱり映画を観に行くには遠く感じます。
やはり私と同じように、観そびれてお台場に集まったお客さんが40人ぐらいでしたが、それでも観に行ってよかった3Dでした。というのも、DVDで2D版を見ると画面構成がなんか変で物足りなかったのですが、これが劇場の3Dで観るとがぜんイキイキしてくるわけです。やっぱりツイ・ハークは画面構成を3Dでうまく考えての監督したのだと、劇場の画面で見てつくづく思った次第でした。
冒頭の宦官の城で俯瞰から撮る、はためく旗や行進する人物の角度といい、ツイ・ハークがいかに3Dとしてよく見れるかという演出はさすがだと思いました。
さて話は、1992年に公開された『ドラゴン・イン』の3年後の設定になっており、(役名は違ってますが)レオン・カーファイ→ジェット・リー、マギー・チャン→ジョウ・シュン、そして笛の持ち主は『ドラゴン・イン』で砂に沈んだブリジット・リンとなります。
昔、ツイ・ハークに会った時に、『ドラゴン・イン』でブリジット・リンが途中で消えてしまったのは、撮影中に彼女が怪我をしてしまったのでストーリーを変更したと聞いていたのですが、取り残された笛が今回のキーになっていいるのは前作を観た人間としてはニヤリなのですが、『ドラゴン・イン』を観ていない人にはこの笛の重要さがもう少しわかりづらかったかと思います。
さて、そんな『ドラゴンゲート』ですが、ツイ・ハークとジェット・リーのコンビで観れたことはうれしいのですが、やっぱり20年前にやってほしかったとつくづく思います。それも1992年に起こったゴールデンハーベスト社(電影工作室)とジェット・リーの契約問題が発端となっていますが、ある意味、この二人にとっての宿命が『ドラゴン・イン』だったわけです。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱』の撮影中に揉めた話は以前ブログにも書きましたが、ツイ・ハークがブリジット・リンらで企画を起ち上げた同時期に、ジェット・リーが自分の起ち上げた会社でミシェル・ヨー共演、オブザーバーにキン・フーを迎えての企画でしたが、ジェット・リー側のプロデューサーであるジム・チョイが殺し屋に暗殺されて大騒ぎになり、リー側の製作は中止になったわけです。
もし、あの頃、ジェット・リーが契約でごねていなければ、ツイ・ハークとの『ドラゴン・イン』が実現していたわけですが、紆余曲折の末に作られた『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』はまさに二人にとっての宿命ともいえるでしょう。



通販のお知らせ

2013-02-09 16:38:35 | Weblog
『燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘』はいまだにシネマート六本木で上映しておりますが、この作品はイベント公開ということもあり、他のエリアで公開することがなかなか難しい状況であります。
大阪の上映も終了し、名古屋が3月に公開、それ以外のエリアでは2か所検討はしていただいておりますが、なかなか上映する結論までをいただいておりません。
ということで、せめて地方の方に、限定で作っている映画パンフレットの販売をすることにいたしました。
詳しくはフリーマン・オフィスHPまで

今年のラインナップ(続)

2013-02-08 21:40:50 | Weblog
今日はキングレコードの香港公式ツイッターである『奪命金』ほかでつぶやかれましたが、前にクイズを出していた(コンビで監督)の答えがでましたので、お知らせいたします。
まずフェリックス・チョン&アラン・マック監督の『大捜査之女』(サミー・チェン、イーソン・チャン)『飛砂風中轉』(イーキン・チェン、ジョーダン・チャン)、パン・ブラザースの『C+偵探』(アーロン・クォック、リウ・カイチー)『B+偵探』(アーロン・クォック、リウ・カイチー)、『追凶』(ラウ・チンワン)の5本を購入しておりました。
中でもアーロンの探偵シリーズはなかなか面白い作品なのに、どこも手を出していなかったのは、これは『証人』と同じパターンだったのですが、日本では失敗になったMATVが日本の権利を持っていた(放送されてますが)こともあって、それをKRがうまく交渉して買えたわけです。

ということで、今年のラインナップが追加され
4月13日『ライジング・ドラゴン』角川映画配給
GW『セデック・バレ1・2』太秦配給
初夏『ザ・グランドマスター(仮題)』ギャガ配給
6月予定『大武当』キュリオスコープ配給
7月『アイアム ブルース・リー』『ブルース・リー李小龍 マイブラザー』アンプラグド配給
夏『画皮2』『太極1・2』ツイン配給
秋『葉問/終極一戦』(原題)日活配給
『楽之路』(原題)ワコー配給
年内『大捜査之女』『飛砂風中轉』『C+偵探』『B+偵探』『追凶』(提供:キングレコード)

となりました。
アーロンといえば、昨年の大ヒット作品(●●)も某社が買ったと聞いております。




人間万事塞翁が犬

2013-02-07 18:54:04 | Weblog
シネマート六本木は映画館であると同時に、映画の試写室としても使用されており、うちの会社もよく使用している。ということで、映画を観に行くことよりもマスコミに試写の立会に行くことのほうが多いのだが、先日、試写上映の合間にロビーで流れている予告編を見ていたら、『人間万事塞翁が犬』という作品の予告が流れていて、ポスターや題名からてっきり邦画だとばかり思っていたら、なんと日本と台湾の合作映画だったことを初めて知りました。
一匹の犬を巡って人々が右往左往している、ちょっとコメディノリの作品のようだが、まったく宣伝しないままの公開のようなので、せめてもと思い、ブログで紹介してあげましょうということで書きましたが、配給はHARK&CO?あれ、某会社の別会社かよ。と内々の話は置いといて、3月23日からの1週間上映です。

『人間万事塞翁が犬』HP

香港電影金像奨ノミネート

2013-02-06 17:55:30 | Weblog
香港電影金像奨の各部門がノミネートされました。
これを見ていると、日本でも公開されたもの、大阪アジアン映画祭で上映するもの、日本でこれから公開されるかもしれない作品と、題名だけで嬉しい作品がそろった感じです。さて、何が獲るやら。
皆さんも予想してみてくださいね。
(皆さんの予想(作品、監督、主演男女優、助演男女優、アクション監督)はコメント欄へ)

(作品)最佳電影Best Film
『低俗喜劇』Vulgaria
『車手』Motorway
『消失的子彈』The Bullet Vanishes
『ブラッド・ウェポン 逆戰』The Viral Factor
『寒戰』Cold War

(監督)最佳導演Best Director
ソイ・チェン鄭保瑞(車手)Soi Cheang (Motorway)
パン・ホーチョン 彭浩翔(春嬌與志明)Pang Ho Cheung (Love In The Buff)
ロー・チーリョン 羅志良(消失的子彈)Lo Chi Leung (The Bullet Vanishes)
ダンテ・ラム林超賢(逆戰)Dante Lam Chiu Yin (The Viral Factor)
ロングマン・リョン、サニー・リク梁樂民、陸劍青(寒戰)Longman Leung, Sunny Luk Kim Ching (Cold War)

(脚本)最佳編劇Best Screenplay
彭浩翔、林超榮、陸以心(低俗喜劇)Pang Ho Cheung, Lam Chiu Wing, Luk Yee Sum (Vulgaria)
彭浩翔、陸以心(春嬌與志明)Pang Ho Cheung, Luk Yee Sum (Love In The Buff)
羅志良、楊倩玲(消失的子彈)Lo Chi Leung, Yeung Sin Ling (The Bullet Vanishes)
梁樂民、陸劍青(寒戰)Longman Leung, Sunny Luk Kim Ching (Cold War)
麥兆輝、莊文強(聽風者)Alan Mak Shiu Fai, Felix Chong Man Keung (The Silent War)

(主演男優)最佳男主角 Best Actor
チャン・カーファイ張家輝(大追捕『狼たちのノクターン』)Nick Cheung Ka Fai (Nightfall)
チャップマン・トー杜汶澤(低俗喜劇)Chapman To (Vulgaria)
ラウ・チンワン劉青雲(消失的子彈)Lau Ching Wan (The Bullet Vanishes)
レオン・カーファイ梁家輝(寒戰)Tony Leung Ka Fai (Cold War)
トニー・レオン梁朝偉(聽風者)Tony Leung Chiu Wai (The Silent War)

(主演女優)最佳女主角est Actress
ジョウ・シュン周迅(大魔術師『大魔術師Xのダブルトリック』)Zhou Xun (The Great Magician)
ミリアム・ヨン楊千嬅(春嬌與志明)Miriam Yeung (Love In The Buff)
サミー・チェン鄭秀文(高海拔之戀II)Sammi Cheng (Romancing In Thin Air)
エレーン・コン江若琳(高舉‧愛)Elanne Kwong (Love Lifting)
ジョウ・シュン周迅(聽風者)Zhou Xun (The Silent War)

(助演男優)最佳男配角 Best Supporting Actor
ロナルド・チェン鄭中基(低俗喜劇)Ronald Cheng Chung Kei (Vulgaria)
リウ・カイチー廖啟智(消失的子彈)Liu Kai Chi (The Bullet Vanishes)
ラム・カートン林家棟(寒戰)Lam Ka Tung (Cold War)
チャップマン・トー杜汶澤(華麗之後)Chapman To (Diva)
アレックス・マン萬梓良(懸紅)Alex Man (The Bounty)


(助演女優)最佳女配角 Best Supporting Actress
スーザン・ショウ邵音音(低俗喜劇)Susan Shaw (Vulgaria)
ダダ・チャン陳靜(低俗喜劇)Dada Chan (Vulgaria)
チアン・イーヤン江一燕(消失的子彈)Jiang Yiyan (The Bullet Vanishes)
エレノア・ジン金燕玲(『ブラッド・ウェポン』逆戰)Elaine Jin (The Viral Factor)
ファン・シャオシュアン范曉萱(聽風者)Fan Hsiao Shuan (The Silent War)

(新人)最佳新演員Best New Performer
張藍心(『ライジング・ドラゴン』十二生肖)Zhang Lanxin (CZ12)
馮文娟(大上海)Joyce Feng (The Last Tycoon)
袁曉超(太極)Jayden Yuan (Tai Chi)
徐家傑(寒戰)Alex Tsui (Cold War)
待核實

(撮影)最佳攝影Best Cinematography
劉偉強、關智耀(大上海)Andrew Lau Wai Keung & Jason Kwan (The Last Tycoon)
陳志英(消失的子彈)Chan Chi Ying (The Bullet Vanishes)
謝忠道(『ブラッド・ウェポン』逆戰)Kenny Tse (The Viral Factor)
關智耀、謝忠道(寒戰)Jason Kwan & Kenny Tse (Cold War)
潘耀明(聽風者)Anthony Pun Yiu Ming (The Silent War)

(編集)最佳剪接Best Film Editing
邱志偉(『ライジング・ドラゴン』十二生肖)Yau Chi Wai (CZ12)
David Richardson、梁展綸(車手)David Richardson & Allen Leung Chin Lun (Motorway)
鄺志良、陳忠明(消失的子彈)Kong Chi Leung & Ron Chan (The Bullet Vanishes)
鍾煒(『ブラッド・ウェポン』逆戰)Chung Wai Chiu (The Viral Factor)
鄺志良、黃海(寒戰)Kong Chi Leung & Wong Hoi (Cold War)

(美術)最佳美術指導Best Art Direction
奚仲文、林子僑(大上海)Yee Chung Man & Eric Lam Che Kiu (The Last
Tycoon)
2.葉錦添(太極)Yip Kam Tim (Tai Chi)
3.劉世運(血滴子)Lau Sai Wan (The Guillotines)
4.張世宏、李健威(消失的子彈)Silver Cheung & Lee Kin Wai (The Bullet
Vanishes)
5.文念中(聽風者)Man Lim Chung (The Silent War)

(衣装&メイク)最佳服裝造型設計
Best Costume & Make Up Design
奚仲文、戴美玲(『大魔術師Xのダブルトリック』大魔術師)Yee Chung Man & Jessie Dai Mei Ling (The Great Magician)
葉錦添(太極)Yip Kam Tim (Tai Chi)
吳里璐(血滴子)Dora Ng Li Lo (The Guillotines)
張世傑(消失的子彈)Stanley Cheung (The Bullet Vanishes)
文念中(聽風者)Man Lim Chung (The Silent War)

(アクション監督)最佳動作設計 Best Action Choreography
成龍、何鈞(『ライジング・ドラゴン』十二生肖)Jackie Chan & He Jun (CZ12)
洪金寶(太極)Sammo Hung (Tai Chi)
錢嘉樂、黃偉輝、吳海堂(車手)Chin Ka Lok, Wong Wai Fai, Ng Hoi Tong (Motorway)
林超賢、錢嘉樂、黃偉輝、吳海堂(『ブラッド・ウェポン』逆戰)Dante Lam Chiu Yin, Chin Ka Lok, Wong Wai Fai, Ng Hoi Tong (The Viral Factor)
錢嘉樂、黃偉輝(寒戰)Chin Ka Lok & Wong Wai Fai (Cold War)

(音楽)最佳原創電影音樂
Best Original Film Score
陳光榮、陳致逸(大上海)Chan Kwong Wing &Yu Peng (The Last Tycoon)
泰迪羅賓、韋啟良(消失的子彈)Teddy Robin & Tomy Wai Kai Leung (The Bullet Vanishes)
金培達(寒戰)Peter Kam Pui Tat (Cold War)(Flying Swords Of Dragon Gate)
林二汶、李端嫻(華麗之後)Eman Lam & Veronica Lee Duen Han (Diva)
陳光榮(聽風者)Chan Kwong Wing (The Silent War)

(主題歌)最佳原創電影歌曲Best Original Film Song
定風波(大上海The Last Tycoon)
作曲:高世章Composer:Leon Ko
填詞:岑偉宗Lyric:Chris Shum
主唱:張學友Sung by:Jacky Cheung

刀鋒偏冷(血滴子The Guillotines)
作曲:周杰倫Composer:Jay Chou
填詞:方文山 Lyric:Vincent Fang Wen Shan
主唱:李宇春 Sung by:Li Yuchun

DoReMi(高海拔之戀II Romancing In Thin Air)
作曲:羅大佑Composer:Lo Tayu
填詞:林夕 Lyric:Lin Xi
主唱:鄭秀文 Sung by:Sammi Cheng

戀無可戀(喜愛夜蒲2 Lan Kwai Fong 2)
作曲:方皓玟Composer:Charmaine Fong
填詞:林夕 Lyric:Lin Xi
主唱:古巨基 Sung by:Leo Ku

追風箏的風箏(華麗之後Diva)
作曲Composer:Davy Chan & C.Y. Kong
填詞:林夕 Lyric:Lin Xi
主唱:容祖兒、林欣彤Sung by:Joey Yung & Mag Lam

(音響)最佳音響效果Best Sound Design
曾景祥(血滴子)Kinson Tsang (The Guillotines)
朱致夏、Steve Miller(車手)Benny Chu & Steve Miller (Motorway)
鄭穎園(消失的子彈)Phyllis Cheng (The Bullet Vanishes)
曾景祥(逆戰)Kinson Tsang (The Viral Factor)
曾景祥(寒戰)Kinson Tsang (Cold War)

(視覚効果)最佳視覺效果Best Visual Effects
Han Young Woo、黃宏達、崔百全、Seong Ho Jang(十二生肖)Han Young Woo, Victor Wong, Patrick Chui, Seong Ho Jang (CZ12)
鄒志盛、何培堅、吳輝、老A(太極)Chas Chau Chi Sing, Kim Ho Pui Kin, Ng Yuen Fai, A Law (Tai Chi)
黄宏達(血滴子)Victor Wong (The Guillotines)
羅偉豪、張展榮(車手)Law Wai Ho & Hellowing Cheung (Motorway)
鄭文政(寒戰)Cecil Cheng (Cold War)

(新人監督)新晉導演Best New Director
周顯揚(大追捕)Chow Hin Yeung (Nightfall)
謝立文(麥兜噹噹伴我心)Brian Tse (The Pork Of Music)
馮志強(懸紅)Fung Chih Chiang (The Bounty)

(中国映画)最佳兩岸華語電影Best Film From Mainland And Taiwan
一九四二 (Back To 1942)
女朋友。男朋友 (Gf‧Bf)
失戀33天 (Love Is Not Blind)
畫皮II (The Resurrection Painted Skin)
愛Love (Love)

ブラッド・ウェポン [DVD]
ダンテ・ラム監督
角川書店


大魔術師“X
イー・トンシン
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

2013ラインアップ

2013-02-05 22:11:41 | Weblog
今日発売のキネマ旬報は1年間の決算号ですが、そこに各社のラインナップが発表されています。
前にクイズを出していましたが、その答えとなる作品も発表になっていたりと、ここでまた今年の中華作品の公開予定リストを整理していきますと・・・・

4月13日『ライジング・ドラゴン』角川映画配給
GW『セデック・バレ1・2』太秦配給
初夏『ザ・グランドマスター(仮題)』ギャガ配給
6月予定『大武当』キュリオスコープ配給
7月『アイアム ブルース・リー』『ブルース・リー李小龍 マイブラザー』アンプラグド配給
夏『画皮2』『太極1・2』ツイン配給
秋『葉問/終極一戦』(原題)日活配給
『楽之路』(原題)ワコー配給

昨年に引き続き、いろんな作品が日本で観られるわけですが、これ以外に少なくともここ5年ぐらいに作られた中華作品が6本ほどスタンバイされています。2012年に大ヒットしている作品もあり、またあのコンビの監督作品ありと、これはまた情報解禁できることがわかったらお知らせいたします。

あとは、今、あの作品を買ってねといくつかの会社にアピールしている作品もありますが・・・