電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

チケット

2009-09-27 17:45:16 | Weblog
昨日は東京国際映画祭のプレリザーブの日だったのですが、自宅のパソコンの調子最悪で、結局携帯からの申込でした。で、やり方が面倒くさくて申込したのが『カンフーサイボーグ』のみ。は、は、は。
で、2009中国・東京映画週間もチケットぴあでの発売かと思いきや、取り扱っておりませんでした。ですので、講座の前に渋谷に寄り、シアターTSUTAYAの窓口で買うことにしたのですが、な、なんとまだ売り切れていなかった~あ?
ゲストが登場する『ムーラン』のイベントも1/3が残っており、ほかの作品も楽勝に買えてしまいました。
講座でも生徒さんたちにこの話をしたのですが、今回、この映画祭もあんまり知られていないというか、やっぱり不況というべきか。
たぶんにビデオメーカーは手を出さない作品ばかりなので、時間とお金がある方はこの機会にスクリーンで。
今週土曜は国際映画祭のチケットになりますが、さてどんなあんばいになるやら。

明26日(土)公開のアジア作品

2009-09-25 21:58:40 | Weblog
明26日(土)公開のアジア作品情報です。

『あいつはカッコよかった』韓国作品
監督:イ・ファンギョン
出演:ソン・スンホン、チョン・ダビン
ソン・スンホンが兵役に入る前最後の作品がついに公開。韓国のインターネット小説のカリスマであるクィヨニ原作のラブコメディで、テレビドラマ「屋根部屋のネコ」で有名な、今は亡きチョン・ダビンが共演。ごく普通の女子高生がネット上で自分が通う高校の生徒をけなした男子に仕返しの書き込みをしたところ、それがガラが悪いことで有名な商業高校の札付きの不良だった・・・
東京:シネマート六本木にてロードショー

『妻が結婚した』韓国作品
監督:チョン・ユンス
出演:ソン・イェジン、キム・ジュヒョク
韓国の同名ベストセラー小説を原作に、美しく知的な女と自由恋愛という奇妙な条件付きで結婚した夫と、その夫を愛していながら別の男性とも結婚しようとする人妻の姿を描くラブ・コメディーで、『四月の雪』のソン・イェジンが大胆なベッドシーンを披露している。
東京:バルト9にてロードショー

ほかには、日本映画『空気人形』にペ・ドゥナがヒロインの人形役で出演しておりますが、個人的には気になる作品です。

明日はチケットぴあの映画祭プレリザーブがあり、夜は講座の最終回です。お話は自由にいきます。

建国大業

2009-09-24 21:28:04 | Weblog
メディアアジアの最新映画に『建国大業』という作品があるのですが、これは中華人民共和国建国60周年を記念されて作られた作品で、公開日も10月1日の国慶節での上映です。内容は建国を扱っているわけですから毛沢東と共産軍の話になるのですが、その出演している俳優陣がすごい。どちらかというとメインの俳優は中国大陸の人たちですが、アンディ・ラウやドニー・イエン、レオン・ライ、チェン・クンといった俳優以外、ジェット・リーにジャッキー・チェンに、チャン・ツィイー、ヴィッキー・チャオ、チアン・ウェン、ジョン・ウー、フォン・シャオガン、チェン・カイコー、などなど、とにかくお国の一大イベント映画として、中華圏の映画人が大挙出演しています。この作品、今年の東京・中国映画週間のオープニング作品なっています。
日本ではこういった作品はまず配給会社は手を出しづらいので、映画祭でみておくべき作品なのかもしれませんね。
建国大業HP
予告別バージョン
2009東京・中国映画週間HP

スリ

2009-09-23 19:08:31 | Weblog
コメント欄にご報告情報があったのでご紹介しますが、『文雀』が11月6日に『スリ』という題名でレンタルのみで発売されます。『スリ』
私も情報を見逃してしまっていたのですが、でも、レンタルのみだとTSUTAYA中心で数もそんなに置かれるとは思えないので、ちょっと残念な発売の仕方ですね。
ただここのHPを見る限り購入のところにフォームがあるので、セル販売もあるのでしょう。しかしながらこうゆう出し方しないで、『復仇』が公開される際に、そのタイミングでうまく出せばいいのにと思うのでした。なんて。

あ~、宝くじ当たんないかなあ。

11月下旬~12月上旬発売のアジア作品DVD(レンタル)

2009-09-22 18:44:42 | Weblog
11月下旬から12月上旬発売のアジア作品DVD(レンタル)の一覧です。

中国(香港)作品
11月20日
『怒りのドラゴン』
出:ウィルソン・トン、チャン・ウーロン
『天才カンフー』
出:クリフ・ロク、シャオ・ホウ
『タイガー&タイガー~猛虎激突~』
出:チャン・ウーロン、パメラ・ヤン
『カンフー仁義~復讐の刃~』
出:マン・ユエンメン、リリー・リー
11月27日
『イザベラ』
監督:パン・ホーチョン
出演:チャップマン・トー、イザベラ・リョン
12月4日
『野獣の瞳』
監:パトリック・レオン
出:アーロン・クォック、カルメン・リー

中国(大陸)作品
11月20日
『花の生涯~梅蘭芳』
監:チェン・カイコー
出:レオン・ライ、チャン・ツィイー
12月2日
「封神演義」1~7巻
出:ファン・ビンビン、マ・ジンタオ
「クィーンズ 長安、後宮の乱」11~16
出:ユアン・リー、ヴィクター・ホアン
12月4日
「大唐游侠伝」6~11
出:ビクター・ホアン、リウ・ティアンユエ
「漢武大帝」16~20
出:チェン・パオグオ、ジャオ・ホァン

台湾作品
12月2日
「トキメキ 玉子チャーハン」6~10
出:ジロー(飛輪海)、ダンソン・タン
「KO One ~終極一班~」1~5
出:ジロー(飛輪海)、ケルビン
12月4日
「ANGEL LOVERS~天使の恋人たち」4~6
出:ミンダオ、ビアンカ・バイ

韓国作品
11月18日
「龍の涙」31~33巻
出:キム・ムセン、ユ・ドングン
「恋愛兵法」11~16
出:ジョンフン、ビビアン・スー
11月26日
「妻の誘惑」6~7
出:チャン・ソヒ、ピョン・ウミン
11月27日
「アヒョン洞の奥様」26~30
出:ワン・ヒジ、キム・ミンソン
「神様、お願い」33~37
出:ユン・ジョンヒ、イ・デゴン
「君は僕の運命」21~24
出:ユナ、パク・ジェジョン
「ドラマで学ぶ韓国語 クォン・サンウのBAD LOVE」1,2
「イ・サン」1~3
出:・ソジン、ハン・ジミン
「アイリス ナビゲートDVD」
出:イ・ビョンホン、キム・テヒ
12月2日
『訪問者-Host & Guest-』
監:シン・ドンイル
出:キム・ジェロク、カン・ジファン
「アクシデントカップル」1~4
出:ファン・ジョンミン、キム・アジュン
「神様、お願い」38~42
出:ユン・ジョンヒ、イ・デゴン
「君は僕の運命」25~28
出:ユナ、パク・ジェジョン
「新・伝説の故郷~李王朝暗使」1~4
出:チェ・スジョン、アン・ジェモ
「密愛」1~3
「妻-愛の果てに-」9~17
出:キム・ヒエ、オム・ジョンファ
「人生画報」49~55
出:ソン・イルグク、キム・ジョンナン
「女人天下」42~50
出:カン・スヨン、チョン・インファ
「拝啓、ご両親様」29~34
出演:キム・ヒエ、ホ・ジュノ
「ヨメ全盛時代」1~5
出:イ・スギョン、キム・ジフン
「冬鳥」6~10
出:パク・ソニョン、イ・テゴン
「妻の誘惑」8~10
出:チャン・ソヒ、ピョン・ウミン
「神の天秤」1~4
出:ソン・チャンウィ、イ・サンユン
「レインボーロマンス」11~15
出:イム・ウンギョン、ソン・ジェギョン
「龍の涙」34~36巻
出:キム・ムセン、ユ・ドングン
「総合病院」5~8
出:チョン・ハユン、チェ・ジンサン
12月4日
『マイ・ボス・マイ・ヒーロー3』
出:イ・ソンジェ、ソン・チャンミン
「彼らが生きる世界」7,8
出:ヒョンビン、ソン・ヘギョ
「王妃 チャン・ノクス 宮廷の陰謀」17~26
出:パク・チヨン、ユ・ドングン
「カクテキ-幸せのかくし味-」8~14
出:パク・シネ、チュ・サンウク
「エデンの東(ノーカット版)」12~17
出:ソン・スンホン、ヨン・ジョンフン
「幸せです」20~24
出:イ・フン、キム・ヒョジン
「糟糠(そうこう)の妻クラブ」31~35
出:キム・へソン、オ・ヒョンギョン
「光宗大王(クァンジョンテワン)帝国の朝」36~41
出:キム・サンジュン、チェ・ジェソン
「孤独 -愛するほどに深く-」6~10
出:イ・ミスク、チュ・スンボム
「妖婦 張禧嬪(チャン・ヒビン)」17~21
出:チョン・ソンギョン、イム・ホ
「三国記-三国時代の英雄たち-」
出:キル・ヨンウ、キム・ガプス
「明成(ミョンソン)皇后」43~52
出:イ・ミヨン、チェ・ミョンギル
「いかさま師 タチャ」7~10
出:チャン・ヒョク、キム・ミンジュン
「スターの恋人」4~6
出:チェ・ジウ、ユ・ジテ
「愛しの金枝玉葉」1~8
出:キム・ソンス、イ・テラン
12月11日
「萬江(マンガン)」6~10
出:イム・ホ、オ・ヨンス
「愛・共感」1~12
出演:チョン・グァンリョル、イ・ミスク
「後悔しながら・・・-イナが胸を焦がした4つの恋-」1~4
出演:キム・ジョンファ、チャン・スヨン
1月4日
「ザ・スリリングショット~男の物話」1~3
出:パク・ヨンハ

タイ作品
12月2日
「エアホステス~天使のラブウォーズ~」6~11
出:サハラット・サンカプリーチャ、ナムティップ・ジョンラチャタウィブーン


『イザベラ』がやっとDVD化されます。香港映画のDVD化もレンタル&セル市場の悪化でますます厳しくなっておりますが、メーカーの方々、なんとかがんばってほしいものです。

10月下旬~11月上旬発売のDVD作品(レンタル)

2009-09-20 00:46:45 | Weblog
またまた久々になってしまいましたが、10月下旬から11月上旬発売のアジア作品DVD(レンタル)の一覧です。
それにしてもあいかわらず韓国ドラマは多いですね。

中国(香港)作品
10月20日
『倉田保昭の「激怒の鉄拳」』
出:倉田 保昭、アラン・タン
『倉田保昭の「大追跡」』
出:倉田 保昭、タン・パオユン
『仁義なき遊戯~十人の刺客~』
出:チャン・リー、ヤン・スエ
10月23日
『新宿インシデント』
監:イー・トンシン
出:ジャッキー・チェン、ダニエル・ウー
『プロテージ 偽りの絆』
監:イー・トンシン
出:ダニエル・ウー、アンディ・ラウ
11月6日
『スリ』
監:ジョニー・トー
出:サイモン・ヤム、ケリー・リン
『ロンゲスト・ナイト』
監:パトリック・ヤウ
出:ラウ・チンワン、トニー・レオン


中国(大陸)作品
11月6日
「クィーンズ 長安、後宮の乱」6~10
出:ユアン・リー、ヴィクター・ホアン
「大唐游侠伝」1~5
出:ビクター・ホアン、リウ・ティアンユエ
「漢武大帝」11~15
出:チェン・パオグオ、ジャオ・ホァン

台湾作品
10月21日
「ホントの恋の*見つけかた」1~6
出:バービィ・スー、ショウ・ルオ
11月4日
「ホントの恋の*見つけかた」7~11
出:バービィ・スー、ショウ・ルオ
「トキメキ 玉子チャーハン」1~5
出:ジロー(飛輪海)、ダンソン・タン
11月6日
「ANGEL LOVERS~天使の恋人たち」1~3
出:ミンダオ、ビアンカ・バイ


韓国作品
10月21日
「龍の涙」25~27巻
出:キム・ムセン、ユ・ドングン
10月23日
「アヒョン洞の奥様」21~25
出:ワン・ヒジ、キム・ミンソン
「スポットライト」5~8
出:ソン・イェジン、チ・ジニ
「淵蓋蘇文 ヨンゲソムン高句麗動乱 英雄編」16~19
出:ユ・ドングン、チェ・ジョンファン
10月28日
「神様、お願い」25~28
出:ユン・ジョンヒ、イ・デゴン
「君は僕の運命」13~16
出:ユナ、パク・ジェジョン
10月30日
「クォン・サンウ キャンプツアー2009公式DVD1,2」
11月2日
「ギョンスク、ギョンスクの父」4~6
出:シム・ウンギョン、チョン・ボソク
11月4日
「レインボーロマンス」6~10
出:イム・ウンギョン、ソン・ジェギョン
「風の国(ノーカット完全版)」17~18
出:ソン・イルグク、チョン・ジニョン
「龍の涙」28~30巻
出:キム・ムセン、ユ・ドングン
「総合病院」1~4
出:チョン・ハユン、チェ・ジンサン
11月6日
『クァンシクの弟クァンテ』
出:キム・ヒョンソク キム・ジュヒョク
「彼らが生きる世界」1~3
出:ヒョンビン、ソン・へギョ
「神様、お願い」29~32
出:ユン・ジョンヒ、イ・デゴン
「君は僕の運命」17~20
出:ユナ、パク・ジェジョン
「恋したい」11~13
出:ヨン・ジョンフン、チャン・ナラ
「淵蓋蘇文 ヨンゲソムン高句麗動乱 英雄編」20~23
出:ユ・ドングン、チェ・ジョンファン
「妻-愛の果てに-」1~8
出:キム・ヒエ、オム・ジョンファ
「人生画報」42~48
出:ソン・イルグク、キム・ジョンナン
「女人天下」34~41
出:カン・スヨン、チョン・インファ
「拝啓、ご両親様」22~28
出演:キム・ヒエ、ホ・ジュノ
「冬鳥」1~5
出:パク・ソニョン、イ・テゴン
「妻の誘惑」1~5
出:チャン・ソヒ、ピョン・ウミン
「王妃 チャン・ノクス 宮廷の陰謀」9~16
出:パク・チヨン、ユ・ドングン
「カクテキ-幸せのかくし味-」1~7
出:パク・シネ、チュ・サンウク
「愛をたずねて三千里」1~5
出:イ・フン、ソ・ユジン
「幸せです」15~19
出:イ・フン、キム・ヒョジン
「糟糠(そうこう)の妻クラブ」26~30
出:キム・へソン、オ・ヒョンギョン
「光宗大王(クァンジョンテワン)帝国の朝」30~35
出:キム・サンジュン、チェ・ジェソン
「死六臣(サクユシン)」7~12
出:パク・ソンウク、パン・ソグン
「孤独 -愛するほどに深く-」1~5
出:イ・ミスク、チュ・スンボム
「妖婦 張禧嬪(チャン・ヒビン)」12~16
出:チョン・ソンギョン、イム・ホ
「1 to 1 ~マッチャン~」1~4
出:ユ・ゴン、イ・ジョンス
「ロマンスハンター」5~8
出:チェ・ジョンユン、チェ・ミンソ
「明成(ミョンソン)皇后」33~42
出:イ・ミヨン、チェ・ミョンギル
「いかさま師 タチャ」4~6
出:チャン・ヒョク、キム・ミンジュン
「スターの恋人」1~3
出:チェ・ジウ、ユ・ジテ
「王朝の暁 趙光祖(チョ・グァンジョ)伝」17~24
出:ユ・ドングン、ホン・リナ
11月13日
『食客』
監:チョン・ユンス
出:キム・ガンウ、イム・ウォニ
「萬江(マンガン)」1~5
出:イム・ホ、オ・ヨンス
「四捨五入2」1~8
出:コ・アラ、キム・ギボム

タイ作品
11月6日
『THE KING 序章~アユタヤの若き英雄~』
出:プラッチャナー・サナンワッタナーノン、ジラユ・ラオーンマニー
「THE KING~アユタヤの勝利と栄光~」
出:プラッチャナー・サナンワッタナーノン、ジラユ・ラオーンマニー
「エアホステス ~天使のラブウォーズ~」1~5
出:サハラット・サンカプリーチャ、ナムティップ・ジョンラチャタウィブーン

この月は香港映画が新旧とりまぜて発売されますが、残念なのは『プロテージ』がほとんど世の中的に知られずに発売されることです。この映画に描かれる麻薬に関する内容は、酒井法子事件で毎日のように報道されているので、そこに絡めて宣伝すればいいのにと思ってしまいます。
それにしても倉田さんの協利電影作品の旧作発売もすごいなあ。これもコアターゲットにしか売れないだろうな。

TOKYO FILMEX

2009-09-19 01:07:08 | Weblog
11月21~29日に行われるTOKYO FILMEXもラインナップ発表しましたが、ここは例年ジョニー・トー作品を押えるので、日本でも公開が予定されている『復仇』かと思いきや、ソイ・チャンの『意外』がコンペティションにエントリーされておりました。意外、なんて(笑)
その他にはツァイ・ミンリャンの『ヴィサージュ』やパク・チャヌクの『サースト~渇き~』といった作品が招待作品として上映されます。東京フィルメックスHP


明19日(土)公開のアジア作品

2009-09-18 02:27:12 | Weblog
明19日(土)に公開されるアジア作品はありません。

東京国際映画祭がらみのチケットプレリザーブは明日からですが、本日金曜から福岡でアジアフォーカス・福岡国際映画祭2009が始まります。アジアフォーカス・福岡国際映画祭
この映画祭もこれまで未公開の香港映画などが上映されていますが、今回はハーマン・ヤウ監督の『崖っぷちの女たち(性巧作者2)』が上映されます。
もう少ししたら、今度はTOKYOFILMEXのラインナップが発表されるでしょうが、映画ファンにとっては本当に忙しい季節です。

東京国際映画祭

2009-09-17 02:11:18 | Weblog
16日の昨日、東京国際映画祭の記者会見があり、全ての部門の作品が発表されました。ここのブログを読まれている方はアジアの風が気になるところですが、今年はアン・ホイ監督の特集として昨年上映された『生きていく日々』と最新作『夜と霧』を上映すると共に、監督デビュー前の貴重な1970年代テレビ作品を7本が上映されるとのこと。あとはジェフ・ラウ監督の『カンフーサイボーグ』に、フルーツ・チャン監督他の『愛してる、成都』など、ですね。アジアの風
それから協賛企画もいろいろあって、同時期に2009東京・中国映画週間もあり、ここでは『ジャッキー・チェンを探して』『誠意なる婚活/非誠勿擾』などが上映されるようです。2009東京・中国映画週間
しかしながら、場所がみな別々の場所なので、頭を悩ます部分ですね。

時代

2009-09-16 01:37:55 | Weblog
最近、古い作品を見直す(原稿書いたり講座のため)機会を持ったのですが、今見ると当時、その作品を製作するにあたっての状況が垣間見えます。
ジャッキー・チェンの『レッド・ブロンクス』『ファイナル・プロジェクト』『ナイスガイ』はジャッキーがハリウッド進出直前で、アジア圏より世界を意識した作りになっていますし、それがこれまで見ていたジャッキー作品との違和感を感じる部分でもあり、日本ではこの時期のジャッキー作品の興行収入が落ちて行ったのもへんに英語映画になっているので観客のとまどいがあったのかもしれませんね。『ファイナル・プロジェクト』はトン・ピョウも冒頭と中間の電話のシーン(ここにはロー・ワイコンが横にいますが)、そして最後のシーンでの絡みしかなくて、香港の俳優がほとんど出ていませんし、なんかそれまでの『ポリス・ストーリー』シリーズではなくて寂しい感じがしました。
『スイート・ムーンライト』は日本でのロケですが、当時、香港で日本のドラマが人気があって、もろトレンディドラマなんですが、今見ると結構笑ってしまうところもありながらかわいい映画でなんですねえ。最後のところなんて原宿でレオ・クーとスー・チーが抱き合ってくるくる回ってるのって、かなり印象的ですね。この映画が10年前の作品ですが、ほんと、月日が経つのが早いです。


明12日公開のアジア作品

2009-09-11 21:05:20 | Weblog
明12日(土)公開のアジア作品はありません。

今年は個人的にはあまりよい年ではないように、ほんとまあ、次から次へといろんなことが起こります。悪いことが続くのはよくあるのですが、頭の痛いところです。これも不景気のせいですかね。

土曜の講座はゲストを迎えての対談となりますが、どんな話がとびだすやら。

中華電影ブック

2009-09-10 13:04:29 | Weblog
昔、といっても10年以上前なのですが、キネマ旬報が中華電影データブックというのを出しておりました。いちばん最初は1993年だったのですが、喫茶店で当時のキネマ旬報のU編集長と飯田さんと私が喫茶店で話していたときに、私がツイ・ハーク映画祭だとかやっていたのと香港映画が熱いですよ、なんて話をしていくうちに「香港映画本とか出すと全国で確実にファンは1万人はいるので、これくらいは売れるから、本出しましょうよ。」ということから始まって、「<中国・香港・台湾>中華電影読み物データブック」という増刊号が発売されました。知り合いの子に表紙のデザインお願いして、スターの切手(エアメール)みたいな感じに表紙は作ってもらったのですが、時間のない中で私と飯田さんと、あと当時まだ監督でなかった中田監督に原稿書きしてもらい、なんとか出来上がった本は予想以上に売れて、その後、U編集長は気をよくしてその後も出すのですが、94年に出した本の原稿を書いたのを最後に、U編集長にあきれ果てて私はお手伝いをやめました。
その後97年にデータブックが出された後、キネマ旬報も人が変わり、会社のオーナーも代わりで昔とはがらっと変わったわけですが、今年になってこの中華データブック復刊の企画を出した方がいて、その企画が通り、香港担当をもにかるさんがやることになり、そしてもにかるさんから私のところに原稿依頼が来て、現在、その原稿書きにいそしんでいるところです。
なんだか前置きが長くなりましたが、その本の情報解禁になりましたのでお知らせいたします。

「中華電影データブック 完全保存版」(仮)
B5/価格未定/2009年12月発売予定
発行:キネマ旬報社

で、どんな本ができあがるのか私も楽しみなところですが、締切きたのに、まだ作品紹介書き終わってない私。はやく入れないと、ブログ更新ままならない香港映画担当のもにかるさんに迷惑かけちゃいそうです。

意外

2009-09-09 02:34:54 | Weblog
ソイ・チャン監督といえば『ドッグ・バイト・ドッグ』が高い評価を受けましたが、今月香港で公開されるソイ監督の『意外』はジョニー・トーが製作ですごく期待したい作品です。HPの予告を見ると、ジョニー・トー・テイストもありつつの映像で楽しみです。予告が香港映画らしからぬ英文入れたものになっていますが、これも『文雀』以降の傾向ですが、海外マーケットも強く意識しているのでしょうか。「意外」HP

ソフィーの復讐

2009-09-08 14:55:45 | Weblog
原稿書きやらなにやらでなかなかブログ更新できない状況ですが、昨日スポーツ新聞にチャン・ツィイー・プロデュースの『ソフィーの復讐』が1月9日に公開決定というニュースが出ておりました。この作品、チャン・ツィイーがソ・ジンプとピーター・ホーと共演した『非常完美』なるコメディ作品なのですが、ファン・ビンビンも共演していて、中国の宣伝ではツィイーVSビンビンをあおって8月公開の作品の中でも成績はよかったようですが、予告を見る限りツィイーのこれまでの役柄とは全然違うコメディアンヌぶりが楽しみです。『非常完美』予告
『非常完美』中国ブログ
チャン・ツィイーはその前に『ホースメン』という殺人鬼を演じた作品も日本では10月24日に公開なんですが、こちらも気になる作品です。『ホースメン』HP

明5日公開のアジア作品

2009-09-04 21:20:07 | Weblog
明日5日(土)公開のアジア作品

『孫文-100年先を見た男-』中国映画
監督:デレク・チウ
出演:ウィンストン・チャオ、アンジェリカ・リー
『ぼくたちはここにいる』等、香港映画界で活躍するデレク・チウが革命家・孫文の辛亥革命までの道程を描いた歴史ドラマ。暗殺の手が伸びる逃亡先のマレーシアで、孫文に尽くす女性や支援者とともに革命資金の調達に奔走する様を映し出す。孫文を演じるのは、『宗家の三姉妹』でも孫文役を演じたウィンストン・チャオが孫文を演じている。
東京:シネマート新宿にてロードショー


今週の東京は急に肌寒くなりましたが、来週はまた暑くなりそうで、この温度差がインフルエンザを増やしそうで気になるところです。仕事がつまってしまい、締切があるために頭が痛いところです。

明日の講座はラウ・カーリョンをテーマにしたいと思っています。