電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

我愛香港開心萬歳

2011-01-28 14:39:54 | Weblog
今週は来日があり、週の前半はインタビューの立会い、本日は朝からホテルでお見送りでした。作品は『コリン LOVE OF THE DEAD』という、イギリスで作られたゾンビ映画で、監督と主演俳優が来ていたのですが、すごくいい人たちで、インタビューしたマスコミも楽しいインタビュー時間を過ごせて、ほんとにいいキャンペーンでした。3月5日公開ですが、東京国際ゾンビ映画祭というのもやることになっており、ゾンビ好きは盛り上がっております。
さてさて来週はいよいよ中華圏も春節ですが、春節公開作品も出揃ってきました。公開作品見てみると、昔の香港映画のように、コメディが多く、またその昔の香港映画の笑いを意識した作品が出てきた感じがします。
その中で、昨年の旧正月に公開されて大ヒットした『72家租客』製作のショウ・ブラザース=TVBが再度映画製作をした『我愛香港開心萬歲』が公開されますが、昨年同様、いっぱいスターが出てきて香港的笑いをふりまく内容になっております。監督・製作・出演がエリック・ツァンなので、きっとあの懐かしい笑いなんでしょうね。我愛香港開心萬歲予告
我愛香港開心萬歲HP

初日立ち会い

2011-01-23 00:30:43 | Weblog
22日は朝から某若手俳優さんの取材日の立ち会いでどたばたしてましたが、夜は『カンフーサイボーグ』の初日立ち会いでシアターN渋谷へ向いました。お客さんいるかなあとロビーを見たら、けっこうお客さんが来ていたので、まずは安心しました。なお、東京は4週間レイト上映しております。地方は大阪と名古屋と仙台は上映予定あります。
ところで、シアターNの支配人と立ち話していたのですが、なんと『維多利亞壹號』が夏に『ドリームホーム』の題名で公開が決定したと聞きました。(オリジナル英文ポスターはってました)パン・ホーチョン作品というよりは、18禁スラッシャームービーの売りといったほうがいいかもしれませんが、今年はほんと香港映画絡みの作品公開が多くて楽しみですね。

22日はクンフー対決

2011-01-21 21:11:00 | Weblog
明日22日は弊社宣伝の『カンフーサイボーグ』が初日なのですが、同日になんと、『イップ・マン 葉問』そして『グリーン・ホーネット』と、豪華3本クンフー対決となりました。
この3本、すごく面白いのは、香港映画のクンフーアクションの歴史を追っているようです。
『イップ・マン』はご存知、ブルース・リーの詠春拳の先生であり、ブルース・リーはアメリカでTV版「グリーン・ホーネット」のカトー役で有名となり、香港へ帰って出た『ドラゴン危機一発』の大ヒットで香港映画界はクンフーアクションをジャンルとして確立させ、そしてその流れが『カンフーサイボーグ』になっているという、まさに奇跡の初日となりました。

そうそう、今年はドニー・イェン祭りにもなりそうですが、『孫文の義士団』は4月GW、そして『錦衣衛』改め『処刑剣』は5月28日からシネマート六本木で公開だそうです。

KARAが・・・

2011-01-19 20:55:59 | Weblog
昨日は「URAKARA」のドラマのことを書いて、「KARAはまるかも!」と思っていたら、本日のニュースでいきなり、メンバーの4人が事務所と契約解除というニュースが流れてびっくり。いったいどうなっているんでしょうね。
韓国の映画や音楽のスターたちが日本で活動し、日本国内で知られれば知られるほどこういった事務所との契約問題ですったもんだしているわけですが、例えば韓国にしても自由な国になって15年余りで、日本の芸能システムや待遇を知ったことでこういったトラブルが起きるのではないかと思います。外貨で稼げば稼ぐほどそのギャップがタレントたちの待遇の不満を呼び、せっかく日本で有名になってもこういったトラブルが起こる。ファンを置き去りにしたこうゆうトラブルは、悲しいものがありますね。
さて、この問題、地元韓国でも大騒ぎになってますが、「URAKARA」のほうはちゃんと全部放送されるのでしょうか?

URAKARA

2011-01-18 15:10:22 | Weblog
先週の金曜日から、TX系のドラマ24枠で「URAKARA」というドラマが始まりました。昨年からのK-POP女性グループの活躍は、連日マスコミでも取り上げられているので、皆さんもご存知だと思いますが、実は日本国内もAKB48を中心に、各プロダクションが女性アイドルグループが乱立する、群雄割拠の状況でもあります。
とにかく、雑誌にしても、AKBのメンバーが表紙だとすごく売れるということで、コンビに行くと、雑誌の表紙は毎週AKBの誰かが出ているという状況で、逆に今のエンタテインメント不況を表しているかのようです。
さて、私もテレビっ子なので、毎日、朝の情報系番組をチェックしているからか、K-POP女性グループの名前やら曲やら、知らず知らずのうちに知るわけですが、彼女たちの歌っている時のメイクは、いかにもという感じであまり魅力を感じなかったのですが、この「URAKARA」の第一話を見て、ちょっと驚きでした。ドラマなので音楽の時みたいなメイクではなく、素が垣間見れるメイクで登場していたのですが、すごくかわいらしい。またリーダーのギュリがあまりにも美人でびっくりでした。
このドラマ、毎週見ちゃいそうで、やばいなぁ(笑)「URAKARA」HP
ところでこれに関わっているのがSPOですが、昨年、韓国に支社を作ってたんですねえ。

今週初日

2011-01-17 21:49:42 | Weblog
今週の土曜日は『カンフーサイボーグ』がシアターN渋谷で初日を迎えるのですが、太っ腹プレゼントがあります。なんと初日当日来場者に抽選で5名の方に、香港版のオリジナル予告編を1本まるまるプレゼントという、とんでもない企画を行います。シアターN渋谷HP
でも1本もらってどうすればいいのか?35mmなので映写機買うわけもいかないし、とにかくなかなかこういったプレゼントもないので、ぜひお越しください。

我知女人心

2011-01-16 16:59:06 | Weblog
中華圏はもうすぐ春節(旧正月)の時期が近づいているわけですが、私の知っている中国人の子たちは帰るかどうかすごく悩んでいるようです。向こうはその時期、民族大移動のように1億人の人たちが休みを利用して故郷へ帰るわけですが、チケットが取りずらいわ、移動するのも大変やらで、実家に着く前に疲れちゃうと話しておりました。
さて、春節も映画界はかき入れ時なので、話題作やスター作品が登場しますが、アンディ・ラウとコン・リー共演の『我知女人心』の予告です。我知女人心

ニウ監督取材裏話

2011-01-15 18:42:02 | Weblog
『モンガに散る』に行かれた方は映画はどうでしたか?

昨年の東京国際映画祭の時は、来日キャンペーンで、私はニウ・チェンザー監督についてインタビューに立ち会っていましたが、非常に面白い取材でした。なにせニウ監督、1つの質問に対する答えが長いのなんのって、下手したら一人で10分近くしゃべってたりしていて、通訳さんが大変な目にあってました。それと多くのインタビュアーが同じ質問をする場合が多いのですが、時々、考えてもいないような質問が出ると(池上彰さんではないですが)、「それはいい質問ですねえ~」と、うれしそうに答えていました。
いちばん面白かったのは、パーティーの時間が迫っていて、ぎりぎり終えようとしたら、「パーティーなんかどうでもいいから、もう10分話させろ。」とインタビュー続行したこと。そのときにイーサンたちの話をしていたら、パーティーに行くために監督を呼びにやってきたイーサンとマークがドンピシャのタイミングで入ってきたのには全員笑ってしまいました。
ニウ監督が初めて日本に来たのは、『風櫃の少年』の来日キャンペーンだったとのことで、日本のことが大好きだったニウ青年は、本物のウォークマンなどを買ったそうです。当時の台湾は日本のものや文化が入ってくることはだめだったので、全て海賊版で知ったそうですが、当時は近藤真彦の格好したり、松田聖子、中森明菜のファンだったことを話していました。映画でもオープニングクレジットの教室のシーンで、マークに紙を渡す学生の机の上に写真が置かれているのですが、あれはまさに当時の日本のアイドルが人気あったことを示すがごとく、小道具としてさりげなく置かれています。

インタビューが全て終了した時、ニウ監督は胸に握りこぶしをあてて「辛苦了」と私に言ってくれたことが非常に印象的で、いい仕事ができてよかったと感じたのでした。

翻叮我老婆

2011-01-04 17:06:05 | Weblog
今日から仕事始めの会社もあると思いますが、休み明けの会社は寒いとなかなか足が動かないものです。
さて、本日の予告編は大陸ドラマでお馴染みの若手スター、チェン・クン、ルー・イー共演の『翻叮我老婆』です。中国大陸は本当にたくさんの作品が作られていますが、香港や台湾でさえも、ごく一部の作品しか公開されていないので、大陸の映画サイトで調べないとなかなか知らない作品も多いです。結婚をテーマにした作品が多いのも大陸作品の特徴でもありますが、結婚難や結婚したがらない人が多いのも今の中国の問題のひとつなのかもしれませんね。翻叮我老婆予告

2011謹賀新年

2011-01-03 19:28:13 | Weblog
新年あけましておめでとうございます。
今年ものんびりと更新していきますので、よろしくお願いいたします。

さて新年一発目は、ジョニー・トー監督久々のラブストーリー『単身男女』の予告編です。ダニエル・ウーとルイス・クーはもはや香港映画の主演ビッグ2ですが、この共演はもはや定番すぎるというか、早く新しいスター出て来い、といいたくなってしまいますね。単身男女予告