電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

good bye2013

2013-12-31 21:59:15 | 映画
お久しぶりです。

ただいま、紅白歌合戦を見ながら書いてます。
まさかNHKで「進撃の巨人』と「革命機ヴァルブレイブ」の主題歌が聞けるとはびっくり。
というより「進撃の巨人」の映像が流れたことにびっくりしながら、2013年もあと少しとなってきました。

なかなかブログを更新することができず、会社ツイッターでつぶやくばかりになりましたが、以前に比べて本職の余裕がなく、人員も足りなかったこともあって、思うようにブログをアップすることができなかったわけですが、やめてるわけではありませんのであしからず。

今年も数多くの中華映画が公開ないしDVD化されました。ここ2年ほど、以前よりは早く日本上陸になってますが、これもDVDが売れなくなってきている中、中華(香港)作品を確実に買ってくれる方がいるからこそ、いくつかのメーカーが供給してくれてます。もちろん、業界にいる私も、つながりのある会社に情報流して「買ってみたら」と言ってるのですが、なんとかそれが実を結んでうちの会社も宣伝のお手伝いをしているわけです。

ただ、今年の状況を見てると、数字が厳しくなっているのも確かで、そうなると劇場公開自体宣伝費がかかってしまうので、あまりお金をかけないで公開をするという形も出てきてきました。
そういった意味においては『グランド・マスター』は日本の劇場のトップである日劇で公開されてびっくりでしたが、残念ながら興行的には成功しなかったことで、中華映画が日本で公開するにあたっての状況は厳しいものになってしまったイメージを与えてしまったかもしれません。
ここのブログを読んでいる方も地方の方が多いので、近所の劇場で中華映画を観たいと思ってる方もたくさんいるかと思いますが、地方の劇場の数字が厳しい中ではなかなかかけてもらえません。そういう状況で2014年も地方の方には申し訳ないですが、ますますこの格差を埋めることができない状況になるでしょう。
あと4月になると消費税があがります。そうなると映画業界も入場料をどうすかの問題も出てきます。
アベノミクスで国民全体の給料が上がれば値上げしても影響が少なくすむかと思いますが、現実的には…、さてどうなるのでしょうか?

2014年になると映画業界でもいろんなニュースが出てくるとは思いますが、業界内で囁かれていることも含め、2015年までに映画ファンにとって「え~」と驚くようなニュースも報じられると思います。

さて、来年はまた1月から中華映画が公開されていきます。
1月11日はシネマート六本木(大阪・名古屋は2月)で『ジ・エレクション 仁義なき黒社会(飛砂風中轉)』『大捜査の女』を私の会社で配給・宣伝、3月22日にヒューマントラストシネマ渋谷公開の『曹操暗殺 三国志外伝(銅雀台)』の宣伝をお手伝いいたします。

それ以外にジェット・リーの『不二神探』が3月あたりに、トニー・レオンの『サイレント・ウォー(聴風者)』も公開されます。ジャッキー・チェンの『警察故事2013』も初夏あたりで劇場もある程度決まってるようです。
そして『リゴル・モルティス死後硬直(殭屍)』『掃毒』『逃出生天3D』『警長』といった作品が購入されています。

それ以外に日本の会社がオファーを出してるものの、金額が安くならない『特殊身分』やアンディ・ラウの『風暴』といった作品もどうなるか。

そんなこんなで2013年に別れを告げつつ、来年にそなえたいと思います。

紅白であまちゃんコーナーでの「潮騒のメモリー」で感動しつつ、皆様、来年もよろしくお願いいたします。