電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

1,2日公開のアジア作品

2009-04-30 20:19:36 | Weblog
1、2日公開のアジア作品一覧です。

GW期間中であることと、明日1日は映画の日ですので、初日は1日(金)に集中しておりますが、アジア作品の公開があります。

『新宿インシデント』香港作品
監督:イー・トンシン
出演:ジャッキー・チェン、ダニエル・ウー、竹中直人
いよいよジャッキー・チェン作品の問題作が公開の運びとなりました。私もこの現場に1回行きましたが、なにせ脚本が検閲を通らなかったために、撮影の情報はいっさい出すことができなかった(一般の方のブログには目撃情報でてましたが)経緯がありました。1回行った現場も、ちょうど来日していたアンジェラ・マオが会いたいとのことでついていったのですが、現場は非常にぴりぴりしておりました。ちょうどシネマート六本木ではイー・トンシン映画祭もおこなわれておりますが、これまでとは違うジャッキー映画を堪能していただければと思います。私もゴールデンウィーク中に観に行こうと思っておりますが、いちばんの注目は、パチンコ屋の店長の役をやっている、うちのブログでもおなじみの中田監督のまとも?な演技でしょうか(笑)この撮影の時、本人から現場の状況を聞きましたが、Jが待ち時間にパチンコやっていたという報告はウけました。
東京:新宿オスカーほか全国ロードショー

『チェイサー』韓国作品
監督:ナ・ホンジン
出演:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ
韓国の実録事件の映画化では『殺人の追憶』を思い出しますが、この作品も10か月に21人を殺害した疑いで逮捕された、“殺人機械”と言われた連続殺人鬼ユ・ヨンチョルの事件をベースにしたサスペンス作品です。デリヘルを経営する元刑事が仕事場の女たちが姿を消していくことと連続猟奇殺人事件が発生したことから犯人を追いかけていくが…
東京:シネマスクエアとうきゅうほか全国ロードショー


ダニエル・ウー

2009-04-28 19:23:31 | Weblog
キネマ旬報のイー・トンシン・インタビューで、現在の香港映画界の俳優状況を語っていましたが、ほんとうに30代で主演を張れる俳優が香港映画にいないというのは、もっとも悩むべき問題のようです。なので、ダニエル・ウー、ルイス・クーの二人が主演の作品が極端に多くなっているわけですが、ダニエルはデビューしてから、メディアアジア作品を中心に活躍しておりました。これはメディアアジア社の経営をジャッキー・チェンのマネージャーだったウイリー・チェンが手がけていたことも大きいわけです。
そんなダニエル・ウーも30代。時がたつのも早いものです。会ってみるとフランクリーでアメリカンな彼ですが、香港映画界を背負う俳優として、今後も新作が目白押しです。
その新作ですが、『Overheard"竊聽風雲"』は、フェリックス・チョン&アラン・マックの監督、ルイス・クーとラウ・チンワンとの共演による、サスペンススリラーですが、製作がイー・トンシンなので、一筋縄ではいかない内容になるでしょう。
そして、80年代のニューウェーブ監督の一人、エディ・フォン製作、クララ・ロー監督の『Like a Dream』は、アメリカで生まれ育った中国人青年の恋愛という、まさにダニエルの等身大のような物語のようです。Like A Dream


麻薬事件

2009-04-27 18:08:31 | Weblog
ここのところ、日本の芸能界もいろいろなニュースが流れていますが、韓国のニュースも驚きのニュースが伝わってきますね。
自殺のニュースもそうですが、それに付随した接待スキャンダルやら、そして昨日のチュ・ジフン(私は「宮」のクールハンサムな皇子役でおなじみですが)の麻薬ニュースと、いったいどうなっているんでしょう。2月の香港芸能人ケルビン・クワンとジル・ビダルの逮捕ニュースもそうでしたが、ほとんどが麻薬がらみ、それも日本で得たもので、というのがひっかかるところです。
先だっての泥酔事件で家宅捜査を受けた話もそうですが、やりすぎ感のある警察の捜査も、これらのニュースをつなげてみていくと、芸能関係者に対してかなり敏感になっている感もあり、だからこそ日本における麻薬汚染というのがアジア圏をも巻き込む大きな問題のような感じがします。この先、どんな芸能人の名前が出てくるのか、ファンにとっては気が気でない問題であると思います。
こういった問題が出てくると、税関審査も厳しくなるので、スターが来日した時に税関で足止めくらうと、迎えに行った宣伝マンは現場であせることがあります。現に昔、そういった問題で入国拒否された、足止め食ったなんてこともあったようです。

それはそうと、ジャッキー・チェンの発言もいろいろと物議を醸し出していますが、最近のジャッキーも言動が過激になっているのはどうしたことやら。

土曜の夜

2009-04-25 23:05:26 | Weblog
今日は朝から雨で、少し肌寒い日でしたね。
私がいつも使っている駅横に、なんと某レンタルビデオ店がオープンしました。帰りに寄れるので嬉しいかぎりですが、でもその前に封を開けていないDVDを早くみろ!って突っ込みいれられそうです(笑)
さっき家に帰ると「少林少女』をやっていました。昨金が「少林サッカー』を放送していたのですが、この連日放映は「少林少女』にとってはキツい放送ですね。公開時、観た人のツッコミがさんざんありましたが、中途半端な映画というか、なんであんな内容に・・・どこが少林拳?と言いたくなってしまいます。
仲村トオルさんは、「ジェネックス・コップ』の時にお仕事させていただきましたが、映画によってこんなに捉え方が違うなんて。「ジェネックス・コップ』のテロリスト演じたときのほうが断然アクションもよく見えていたのに、なんでこうなるかなあ。
ところで、「ジェネックス・コップ』では、仲村さんもあそこまでアクションする予定はなかったと、インタビューで答えていましたが、現場でリハーサルやっていると、監督がこれできる?あれできる?とどんどん要求が多くなったそうです。(香港映画の現場らしいです)仲村さん自身、「ビーバップ・ハイスクール』でデビューしてから、東映作品でいろんなアクションやらされていて、ある作品では、走っているモーターボートに飛び移れ、なんていうアクションをやらされたと話していましたが、そのベースがあったので、香港の現場で突然言われても大丈夫だったそうです。
そういえば、「ジェネックス・コップ』をキネカ大森で上映していた時に、映画のキャンペーンの話等のトークを私が行ったのですが、ちょうどその上映の回にたまたま仲村さんの奥さんがご覧になられていて、私もびっくりするやらはずかしいやらで、ドキドキものでした。キネカ大森もあの頃がアジア専門映画館として輝いていましたね。懐かしい。

明25日(土)公開のアジア作品

2009-04-24 19:05:30 | Weblog
明日25日(土)から公開のアジア作品一覧です。

『カンフーシェフ』香港作品
監督:イップ・ウィンキン
出演:ヴァネス・ウー、サモ・ハン・キンポー
有名レストランの料理長だった兄の後を引き継いだカリスマ・シェフのピンイー(サモ・ハン・キンポー)は、兄の息子ジョー(ルイス・ファン)に恨まれ店を追われてしまう。その後、レストラン“四海一品”の料理長に就くことになったピンイーは、料理学校を卒業して弟子入りしてきたケン(ヴァネス・ウー)とともに店を繁盛させようとするが・・・・武術に料理対決となんでもありのエンタテインメント作品に出演しているのは、先日、『葉問』で香港電影金像奨アクション監督賞を受賞したサモ・ハン、F4のヴァネス・ウーに、日本から元モーニング娘。の加護亜依、ラム・ジーチョン、ブルース・リャン、ルイス・ファン等、の顔ぶれ。
東京:シアターイメージフォーラムにて公開


『食客』韓国作品
監督:チョン・ユンス
出演:キム・ガンウ、イム・ウォニ
同日に香港、韓国の食対決映画になりましたが、こちらは韓国を代表する漫画家ホ・ヨンマンの超人気シリーズの映画化で、最高の料理人という栄誉を得るために、一度は夢破れた男が技と魂の包丁勝負に挑む本格グルメ・エンターテインメント。最高の宮廷料理人に与えられる名誉の称号を目指していたが、料理対決中にトラブルを起こして、今は料理の道を退いた男が、かつてのライバルから来たるべき大会への参加を辞退するよう圧力をかけてきたことで、再び料理への闘志に火がつく。
東京:KSシネマにて公開


キネマ旬報

2009-04-23 17:09:43 | Weblog
ここ1日は芸能界ニュースもいろいろあり、自殺やら公然わいせつ逮捕等々、驚くようなことが起こっております。また映画業界も某社が自己破産となり、大騒ぎとなっておりますが、世間の情勢と同じで、うちの会社もなんとかふんばっていかなきゃと思う次第です。

さて、今、発売中のキネマ旬報は、水田菜穂さんがインタビューしたイー・トンシン監督の記事と、ショウ・ブラザース作品のことで宇田川幸洋さんと浦川とめさんの対談が載っております。イー・トンシン監督とのインタビュー模様は、先だって水田さんとお会いしたときにいろいろお聞きしたのですが、すこぶるご機嫌がよかったとのことで、楽しいインタビュー時間だったと言われていました。
また、次のキネマ旬報では、『ウォーロード』の特集にあわせて、『エンプレス』がらみでチン・シウトン監督インタビューなどが掲載されますので、興味ある方は読んでみていただければと思います。

金像奨主題歌MV

2009-04-22 23:20:13 | Weblog
『エンプレス 運命の戦い』の宣伝をしていてよく聞かれたのが、エンディングに流れる曲は誰が歌っているの?ということでした。レオン・ライとケリー・チャンのデュエット曲ですが、映画の内容以上に印象の残る曲で、今回の金像奨の主題歌賞にノミネートされていたのがよくわかります。

映画音楽というのは、時には作品内容よりも印象に残るものも多く、今回もそういった意味では、ノミネートされた作品のいくつかはそんな感じがします。また、今年は日本人の作曲家が手がけた作品のノミネートが多かったことも印象的でした。
個人的には作曲賞は『文雀』にあげたかった・・・、みたいな。
聴き比べてみてください。

隨夢而飛(江山美人『エンプレス 運命の戦い』)
作曲:雷頌? 填詞:林夕 
歌:陳慧琳(ケリー・チャン)&黎明(レオン・ライ)
エンプレス主題歌MV

心戰(赤壁『レッドクリフ』)
   作曲: 岩代太郎 填詞: 李?雄 歌:alan
レッドクリフ主題歌MV

畫心(畫皮)
作曲: 藤原育郎 填詞: 陳少? 歌:張?穎(ジェーン・チャン)
書皮主題歌MV

一萬年的序幕(深海尋人)
   作曲: Kerman 填詞:?蟻米工廠(アント・ライス・ファクトリー)
   歌:李心潔 (アンジェリカ・リー)、Dilnur
深海尋人主題歌MV

分手要狠(我的最愛)
   作曲:朱敬然 填詞:方杰 歌: 呉雨霏(カリー・ン)
我的最愛主題歌MV






第28回香港電影金像奨頒奨典礼の模様

2009-04-21 15:12:41 | Weblog
日曜に行われた香港電影金像奨頒奨典礼の模様がどうしても見たくて、ネットチェックで見つけました。
司会はエリック・ツァンを中心に、テレサ・モウ、ヴィンセント・コク、チン・ガーロッ、ルイス・ファン等々が絡んでおりますが、なかでも楽しかったのが、プレゼンターの組み合わせ。
ジェイシー・チェンとフィオナ・シッの『早熟』コンビが登場してみたり(客席のイー・トンシンが映りました)、脚本賞ではイップ・トンとパット・ハー(パット・ハーは10年ぶりぐらいの表舞台登場だったようです)のニューウェーブ作品の女優コンビがプレゼンターだったりと、そういったところの演出は面白かったのですが、いちばんの驚きは、アクション賞のプレゼンターが『七小福』(ジャッキー・チェンはいませんが)の面々で、ン・ミンツァイ(呉明才)を久々にみたことが驚きでした。ここでは、なんとサモハンがプレゼンターで、自分が受賞するという快挙?をなしとげたところがおお受けでしたが、ここではサモハンと、司会のエリック・ツァンやチン・ガーロッの絡みがアクションファンにとってはうれしい場面ではなかったでしょうか。
あとは、サンディ・ラムとジャッキー・チュンが映画主題歌メドレーを歌うコーナーも楽しく、リトルジャッキーが自身の「人間道」を歌うところは個人的にうれしかったです。
もちろん、今回特別に作られたパロディー映画も面白かったですが、『阿飛正鴨』が終わった時に映し出された客席のトニー・レオンがニコリともしていなかったのと、『男たちの挽歌』ネタの『英雄本鴨』で、鳩の代わりに白い家鴨がたくさん飛んでいくラストシーンの映像が終わった時に、客席で大笑いしているジョン・ウーが映ったところがツボでした。

あとはみなさんの目で今宵のお楽しみにどうぞ。ちなみに重いので、時々映像止まります。
第28回香港電影金像奨

5月下旬~6月上旬発売のアジア作品(レンタル)

2009-04-20 23:02:32 | Weblog
すっかり載せ忘れていました。
5月下旬~6月上旬発売のDVDアジア作品(レンタル)一覧です。

中国(大陸)作品
5月20日
「少林寺伝奇 乱世の英雄」十三~十四
出演:アンソニー・ウォン
「五星大飯店 Five Star Hotel」Vol8
出演:ジュンニン、二ウ・モンモン
6月3日
「大明帝国 朱元璋」Vol11~16
出演:フー・ジュン
「五星大飯店 Five Star Hotel」Vol9
出演:ジュンニン、二ウ・モンモン
6月5日
「怪盗 楚留香」最終章1~5
出演:ケン・チュウ、ステファニー・シャオ
6月12日
「大秦帝国」第1~5部
出演:ホウ・ヨン、ワン・ジーフェイ

中国(香港)作品
5月27日
『エグザイル/絆』
監督:ジョニー・トー
出演:アンソニー・ウォン、フランシス・ン
『ヒーロー・ネバー・ダイ』
監督:ジョニー・トー
出演:レオン・ライ、ラウ・チンワン
「メン・アンド・レジェンド」第8~9巻
出演:ピーター・ホー、ディラン・クォ
6月2日
「メン・アンド・レジェンド」第10~11巻
出演:ピーター・ホー、ディラン・クォ
6月5日
「鹿鼎記(ろくていき)新版」8~12
出演:ホアン・シャオミン、リウ・ユン

台湾作品
5月27日
「白い恋人たち」1~4
出演:ピーター・ホー、イアン・ジュアン
6月3日
「イタズラなKiss2~惡作劇2吻~」VOL10~12
出演:ジョセフ・チェン、アリエル・リン
「ハートに命中100%」1~4
出演:ジョー・チェン、イーサン・ルアン

韓国作品
5月20日
「王と私」22~23巻
出演:オ・マンソク、ク・へソン
5月22日
『喧嘩~ヴィーナスVS僕~』
出演:ソル・ギョング、キム・テヒ
『6年目も恋愛中』
出演:キム・ハヌル、ユン・グサン
「韓明? ハン・ミョンフェ」1~6
出演:イ・ドクファ、ソ・インソク
「大祚榮(テジョヨン)」Vol53~59
出演:チェ・スジョン
「淵蓋蘇文 ヨンゲソムン ~三国流転 立志編~」VOL7~12
出演:イ・テゴン、パク・シュアン
「恋愛兵法」6~10
出演:キム・ジョンフン
5月27日
「辛〔日屯〕シンドン~高麗中興の功臣』第1~5巻
「大王世宗テワンセジョン」第4巻~9巻
出演:キム・サンギョン、キム・ヨンチョル
6月3日
『D-WARS ディー・ウォーズ』
監督:シム・ヒョンレ
「新・ソウルトゥッペギ」Vol13~18
出演:キム・ソンウン、カン・ギョンジュ
「風の国」1~3
出演:ソン・イルグク
「イルジメ外伝」前編
出演:チェ・シウォン、ソ・ジへ
「辛〔日屯〕シンドン~高麗中興の功臣』第6~10巻
「不滅の李舜臣 第3章 壬辰倭」28~34巻
出演:キム・ミョンミン
「王と私」24~25巻
出演:オ・マンソク、ク・へソン
「イルジメ 一枝梅」4~6巻
出演:イ・ジュンギ、パク・シフ
「クク島の秘密」1~5
出演:シン・ソンウ、キム・ソンギョン
6月5日
『私の恋』
出演:カム・ウソン、オム・テウン
『リターン』
出演:キム・ミョンミン、キム・テウ
『ミスター主婦クイズ王』
出演:ハン・ソッキュ、シン・ウンギョン
『ラジオスター』
出演:パク・チョンフン、アン・ソンギ
「韓明? ハン・ミョンフェ」7~11
出演:イ・ドクファ、ソ・インソク
「風の絵師」1~3
出演:パク・シンャン、ムン・グニョン
「光宗大王 クァンジョンテワン 帝国の朝」1~5
出演:キム・サンジュン、チェ・ジェソン
「三つ葉のクローバー」1~8
出演:イ・ヒョリ、キム・ジョンファ
「太祖王建(ワンゴン)第5章 高麗建国」1~7
出演:チェ・スジョン
「黄金の新婦」10~14巻
出演:イ・ヨンア、ソン・チャンウィ
「その夏の台風」6~10
出演:チョン・ダヒン、ハン・イェスル
「糟糠の妻クラブ」1~5
出演:オ・ヒョンギョン、キム・ヘソン
「先生はエイリアン」1~5
出演:チャン・グンソク、ユ・スンホ
「なんでウチに来たの?」1~10
出演:キム・ジフン、キム・スンス
「母さんに角が生えた」Vol11~15
出演:シン・ウンギョン、リュ・ジン
「真珠の首飾り」VOL6~10
出演:キム・ミンジョン、キム・ユミ
6月10日
「人生画報」VOL7~13
出演:ソン・イルグク、キム・ジョンナン
「続・人魚姫」Vol23~30
出演:チャン・ソヒ
「憎くても可愛くても」Vol20~25
出演:キム・ジソク
「完全なる愛」1~6
出演:キム・ヒエ、チャ・インピョ
6月12日
「張吉山」1~5
出演:ユ・オソン、ハン・コウン
「御史出頭!~暗行御史パク・ムンスの事件簿~」VOL6~10
アン・ジェモ、ウ・ヒジン

タイ作品
6月5日
『怨霊 THE HOUSE』
出演:インティラー・ジャルンプラ









香港電影金像奨の結果

2009-04-19 22:35:00 | Weblog
本日は香港電影金像奨の発表ということで、以下の作品が受賞しました。

最佳電影(作品):『葉問』
最佳導演(監督):許鞍華『天水圍的日與夜』
最佳編劇(脚本):呂筱華『天水圍的日與夜』
最佳男主角(主演男優):張家輝『證人』
最佳女主角(主演女優):鮑起靜『天水圍的日與夜』
最佳男配角(助演男優):廖?智 『證人』
最佳女配角(助演女優):陳麗雲『天水圍的日與夜』
最佳新演員(新人): 徐嬌『長江7號』ミラクル7号
最佳攝影(撮影):黄岳泰『畫皮』
最佳剪輯(編集):丘志偉『保持通話』
最佳美術指導(美術):葉錦添『赤壁』レッドクリフ
最佳服裝造型設計(衣装デザイン):葉錦添『赤壁』
最佳動作設計(アクション):洪金寶、梁小熊『葉問』
最佳音響效果(音響):呉江、Roger Savage『赤壁』レッドクリフ
最佳視覺效果(視覚効果):Heather Abels『赤壁』レッドクリフ
最佳原創電影音樂(作曲):岩代太郎『赤壁』レッドクリフ
最佳原創電影歌曲(主題歌):畫心『畫皮』
新晉導演(新人監督):郭子健『青苔』
最佳亞洲電影(優秀アジア作品):『集結號』戦場のレクイエム
終身成就獎:蕭芳芳
專業成就獎:丁羽(配音演員)
星光大道最佳衣着奬:任達華、夏文汐

ジョニー・トーvengeance 復仇

2009-04-18 18:25:10 | Weblog
ジョニー・トー監督の仏・香合作『vengeance 復仇』のHPが立ち上がっていました。予告を見てもやっぱりジョニー・トーだ(笑)
カンヌ国際映画祭でお披露目されてフランスで5月20日公開になっていますね。

ところでDVDが続々発売されている『機動部隊』シリーズですが、ジョニー・トー自体、プロデューサーに徹しているので、作風はジョニー・トーらしくないものになっています。やはりテレビシリーズとして作られているからですかねえ。外国人問題とか、警官の暴行事件とか、社会派っぽい内容になってます。
vengeance 報仇HP

明18日(土)公開のアジア作品

2009-04-17 19:52:21 | Weblog
明日18日(土)公開のアジア作品です。

『四川のうた』中国=日本作品
監督:ジャ・ジャンクー
出演:ジョアン・チェン
ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した『長江哀歌(エレジー)』のジャ・ジャンクー監督のセミ・ドキュメンタリー作品。中国四川省・成都で再開発のため閉鎖される巨大国営工場「420工場」を舞台に、そこで働いていた労働者たちの語るエピソードから、中国の激動の歴史を浮き彫りにしていく。
東京:ユーロスペースにてロードショー

『アンティーク~西洋骨董洋品店~』韓国作品
監督:ミン・ギュドン
出演:チュ・ジフン、キム・ジェウク
以前、滝沢秀明のテレビドラマ、昨年のアニメと日本でも映像化されて、日本でもおなじみのよしながふみの人気漫画「西洋骨董洋菓子店」が韓国で実写映画化。甘いものが苦手な男が開店させた小さな洋菓子店を舞台に、4人のイケメン男性が織り成す人間模様を描いた作品。
東京:シネカノン有楽町1丁目にてロードショー

昨晩、有楽町で『レッドクリフ2』を観てきました。場内は40%ぐらいの入りでしたが、不思議な光景というか、男5人組とか、男の団体さんやら、あんまり見かけないお客さんの組み合わせに驚きました。おまけに帰りのトイレは列をなしているという。作品はエンタテインメントとして楽しめますが、後半の戦いのところを見ていたら、やっぱりアクションはジョン・ウーの世界で、拳銃が剣の差しかまえとか、そこがつっこみどころだったかもしれません。でも、映画はあっという間で長く感じなかったですね。

マリリン・チェンバース

2009-04-15 23:16:19 | Weblog
今日は『エンプレス 運命の戦い』の水田菜穂さんのトークショーで、司会をやってきました。短い時間でしたので、どのくらいお客さんが楽しまれたかはわかりませんですが、いつものごとくあっちに話飛び、こっちに話飛びのトークショーでした。
終わってから、近所の喫茶店で雑談しておりましたが、とにもかくにも水田さん、ありがとうございました。

アジア話とはまったくちがいますが、今朝、スポーツ新聞読んでいたら、マリリン・チェンバース死去の記事が出てました。マリリン・チェンバースといえば、1970年代に青春時代を過ごした人は、いろんな意味において懐かしい名前だと思います。アダルトな作品で人気を得た彼女が一般映画に出たのは『ラビット』という作品ですが、当時はこんな綺麗な人がっ!と、ドキドキものでした。でも、こうやって死亡記事で名前が出たぐらいですから、当時、いかに日本でも有名だったかという証でしょう。

と、本日はアジアとはまったく違う話でした。

昨日に引き続き、『葉問』いいですねえ。

葉問2

2009-04-14 17:05:45 | Weblog
ブルース・リーの詠春拳の師だった葉問を描いた『葉問』は、昨年のクリスマスシーズンに公開されて大ヒット。製作したレイモンド・ウォンはすぐに第二弾を、ということで、今回のマーケットで彼の東方電影のラインナップ表にはしっかりと『葉問2』の表記があり、同じスタッフ、キャストになりそうですが、アクション監督をやったサモ・ハンも2では出演者としての名前が入っています。
また、出演候補にジェイ・チョウやら、アンディ・ラウやらと、いろんな名前がニュースをにぎわしていますが、向こうのニュースは眉唾も多いので、クランクイン発表まで待つことにしましょう。

残念ながら、日本ではどこの会社もこの作品に手を出していないようですが、なんとか公開にこぎつけてほしい作品でもあります。昨晩、やっとこさ観ましたが、演出の感じは武術を扱った最近の作品との比較で『SPIRIT』よりこちらのほうが個人的には好きかもしれません。ドニー・イェン、なかなか冴えてます。
彼の前作『導火線』も日本未公開の状況ですが、どっか『葉問』買ってくれないかなあ。

たまたま、5日(日曜)に放送された「鉄腕ダッシュ」を見ましたが、城島、山口チームが最初に訪れたのが、ブルース・リーの像のところと、現在の葉問の道場でした。詠春拳の手の動き、すごいです。

I Come With The Rain

2009-04-13 15:57:48 | Weblog
昨日、日刊スポーツの芸能面に『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン I Come With The Rain』の記事が出ていましたが、今日は朝の情報番組で一斉に日本版予告篇が紹介されていました。この作品は『シクロ』のトラン・アン・ユン監督の最新作で、以前から木村拓哉が出演していることで話題にはなっていましたが、一時、昨年秋公開のような話もありましたが、結局6月6日TOHOシネマズ六本木ほかにて公開、それも日本は世界に先駆けての公開だそうです。
ジョシュ・ハートネット主演ですが、アジア圏からはイ・ビョンホン、ショーン・ユーが出演しています。
オリジナルプロモーション予告?→I Come With The Rain TR