私の会社の仕事はパブリシティという、マスコミ媒体に映画の情報を売り込んで紹介してもらう仕事をしています。そういった仕事においていちばん困るのは、紹介してもらえる枠が減ってしまうことです。
この1年、本が売れなくなったために、書店はつぶれたり撤退したり、また出版社も雑誌を休刊(休刊は実質廃刊)しています。そうなると掲載してもらえる媒体の枠が減るわけであって、仕事柄大変頭の痛い問題です。そんな頭の痛い中、先日も出版社の親しい人たちと食事会を行ったのですが、その席上、「そちらでは大丈夫?」と聞いたら、「休刊あるよ。」との返事。「え~」と思っていたら、土曜日の夕刊フジには知り合いとは違う会社の「月刊現代休刊!」の記事が。そして家に戻ったらロードショー編集部から封書が来ていたので開けてみたら、なんと休刊の案内!11月21日発売をもって休刊というのです。これにはさすがに大ショック。なにせ映画業界にとってこのロードショーは映画誌の大きな媒体で、これが休刊になるということは・・・映画会社の宣伝部の面々も月曜にこれを知ることとなり大騒ぎになることでしょう。
ロードショーが創刊されたのは1972年ですので、今年で三十七年間という月日が流れましたが、中学時代はむさぼるように読んでいました。当時はアラン・ドロンのフランススターが人気の時代でしたが、『燃えよドラゴン』が公開されてからはブルース・リーの人気が大爆発し、付録にソノシートやピンナップポスター、また『死亡遊戯』の特別小冊子がついたりしていました。80年代に入るとジャッキー・チェン・ブームになって、ロードショーにはジャッキー番の編集者がかならずついていました。特に香港ノワールのブームになってからは活版ページで香港映画情報なんていうのが連載されていて、それで最新の香港映画の情報を知ったものでした。
若い人たちが雑誌を買わなくなり、そしてネットに移行している今、親しんだ雑誌がなくなることは本当に残念です。
この1年、本が売れなくなったために、書店はつぶれたり撤退したり、また出版社も雑誌を休刊(休刊は実質廃刊)しています。そうなると掲載してもらえる媒体の枠が減るわけであって、仕事柄大変頭の痛い問題です。そんな頭の痛い中、先日も出版社の親しい人たちと食事会を行ったのですが、その席上、「そちらでは大丈夫?」と聞いたら、「休刊あるよ。」との返事。「え~」と思っていたら、土曜日の夕刊フジには知り合いとは違う会社の「月刊現代休刊!」の記事が。そして家に戻ったらロードショー編集部から封書が来ていたので開けてみたら、なんと休刊の案内!11月21日発売をもって休刊というのです。これにはさすがに大ショック。なにせ映画業界にとってこのロードショーは映画誌の大きな媒体で、これが休刊になるということは・・・映画会社の宣伝部の面々も月曜にこれを知ることとなり大騒ぎになることでしょう。
ロードショーが創刊されたのは1972年ですので、今年で三十七年間という月日が流れましたが、中学時代はむさぼるように読んでいました。当時はアラン・ドロンのフランススターが人気の時代でしたが、『燃えよドラゴン』が公開されてからはブルース・リーの人気が大爆発し、付録にソノシートやピンナップポスター、また『死亡遊戯』の特別小冊子がついたりしていました。80年代に入るとジャッキー・チェン・ブームになって、ロードショーにはジャッキー番の編集者がかならずついていました。特に香港ノワールのブームになってからは活版ページで香港映画情報なんていうのが連載されていて、それで最新の香港映画の情報を知ったものでした。
若い人たちが雑誌を買わなくなり、そしてネットに移行している今、親しんだ雑誌がなくなることは本当に残念です。