電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

エヴァ

2009-06-29 17:23:37 | Weblog
先週の土曜から「エヴァンゲリオン 破」の公開が始まりましたが、YAHOOの映画評やらブログの感想を読む限り、絶賛の嵐で、ネ申とまで言っているファンもいるほどです。
そんなエヴァンゲリオンですが、日本のみならず世界的にも人気が高く、東南アジアでも昔から盛り上がりをみせていました。
ちょうど10年前にツイ・ハークがスタッフの若い子たちを連れて、日本でクリスマスヴァケーションに来ていた時に、このエヴァの話になってすごく面白いと言っていたことを思い出しました。最初、エヴァンゲリオンと言って通じなかったのですが、「エヴァ」というとやっと通じたのですが、そのとき来ていた20代の若手スタッフたちは目を輝かせて話をしていたのでした。
アメリカで映画化の話もありましたが、企画は挫折しているようですが、今や世界で人気の日本アニメ、ハリウッドばかりでのリメイクではなくて、本家日本や香港とかでやると、もっと面白いものができるような気がしてなりません。

明27日(土)公開のアジア作品

2009-06-26 19:18:47 | Weblog
明日27日(土)公開のアジア作品はありませんが、日本製作の作品があります。

『台湾人生』は、台湾が日本統治下にあった時代に青少年期を過ごした「日本語世代」と呼ばれる人々を追ったドキュメンタリー作品です。


今日は朝のニュースから残念な話題がありました。それはアメリカのエンタテインメントを一世風靡したスターが二人、亡くなったことです。

一人は1970年代に人気を博したファラ・フォーセット。そしてもう一人は1980年代に人気を博したマイケル・ジャクソンです。
ファラ・フォーセットは、「チャーリーズ・エンジェル」で大人気となり(日本は日曜日の午後10時30分から放送されていましたね)、彼女のヘアースタイルが大ブームとなりました。『サンバーン』という主演作品もありましたが、あの頃の彼女の人気は全米で半端なくすごく、マリリン・モンロー以来のセックスシンボルとか言われ、とにかくアメリカ人学生の部屋には、誰もが彼女のピンナップポスターを張っていたというほどの大人気でした。
そしてマイケル・ジャクソンは、音楽とダンスの世界に大きな衝撃と影響を与えたスターでした。近年はスキャンダルのニュースのほうが多かったのですが、私も日本の初来日公演に後楽園球場のアリーナのいちばん後ろで、ぴょんぴょんはねながら観た記憶があります。なにせ実家に帰ったら「スリラー」のアルバムがあったくらいですし、ミュージッククリップの「スリラー」は、映画監督のジョン・ランディスが手がけているということで、当時の映画ファンにとっては驚きと、その映画的な音楽ビデオに感心したものでした。また、個人的には、マイケルがまだ少年の時にヒットを飛ばした『ベン』という映画の主題歌が印象に残っています。

この二人の死去のニュースは、アメリカの一時代を築いた人たちだからこそ、衝撃の大きいニュースでした。合掌

告知

2009-06-24 21:46:18 | Weblog
個人的な告知になりますが、1~3月の6回を行いました朝日カレッジ講座を再び行うこととなりました。という情報はブログでも以前お伝えしましたが、いよいよ7月から9月まで6回行います。
日時は7/11、7/18、8/1、8/29、9/12、9/26の各土曜で、19:00~20:45になります。
この前は月曜だったので、今回は曜日的には通いやすいかもしれませんね。

前回は試行錯誤でしたが、今回は私が会った映画人を中心に、第一回目はツイ・ハーク監督とその周辺というテーマで話をしようかなと考えております。
何か面白いものをみせられるといいなあと思っております。
工学院大学・朝日カレッジ

エミリー・チュウ

2009-06-23 20:59:43 | Weblog
私の見解なのですが、女優というのは勝ち気で男っぽい性格でないと生き残っていけないと思っています。これはこれまで出会った香港映画の女優陣をみてそう思っているだけなんですが、以前、師匠と誰が好きなんだ?という女優話になったときに、あの人、この人と言っていたら、「あんな男っぽいの、どこがいい。」と言われてしまいました。芸能界は生き馬の目を抜く世界、優しい人には難しい世界なのかもしれません。
そんな私が出会った女優で、実際に「この人、惚れた!」と思ったのが、『ファースト・ミッション』のエミリー・チュウと、シー・フォンの妹のシー・チェでした。この二人のことは以前にブログでも書きましたのでそこを読んでいただければと思いますが、二人とも女優業を引退していますが、なかでも現状を聞いていちばん不幸だなと思ったのがエミリー・チュウでした。
彼女の近況は数年前に会ったジミー・ウォングから聞いたわけですが、ちょっと悲しい人生なのです。もともと家はおばあちゃんが実業家だったので裕福だったようなのですが、パイロットの父親も、母親も事故で亡くなり、おばあちゃんのもとで弟とともに面倒を見てもらっていたそうです。確か『ファースト・ミッション』で来日した時に、弟のお土産用のバッグを買ったと言っていたことを記憶しております。80年代後半は香港映画界で活躍していましたが、例の『クーロンズ・アイ』事件でつまずいてから、結局、台湾に戻り、地元で女優を続けていたのですが、90年代後半には消えてしまったわけです。その間におばあちゃんを亡くし、弟も亡くなり、そして現在は~、あ、ここはちょっと言えませんが、あんまり幸せな感じがしない状況のようなのです。上海に住んでいるということを知っているジミーさんの情報網もすごいと思いましたが、でも話を聞いて悲しくなってしまいました。

そんな彼女のことについて、ちょっと仕事関連で調べていたのですが、香港の検索でこんなものを見つけました。明報「男たちの挽歌」
レスリーサイトに載っていたのですが、この明報の表紙、個人的には強烈なものでした。

1000回め

2009-06-22 12:52:39 | Weblog
今日でブログも1000回目を迎えました。
日記は子供の頃から3日で続かなかったのですが、ブログは3年間も続けてきたわけですから、まさに“驚き”です。
もともと始めるきっかけは、40歳を過ぎてから過去のことを忘れがちになってきたので、その記憶を残すための記録簿みたいなものでした。けっこう覚えているようでいて、『ファースト・ミッション』DVD発売のときにいろいろ調べたりすると、けっこう時間的な間違いだったり、忘れていたことが思い出されたりしました。
もう一つは、21世紀に入って、韓流ブームで香港映画の人気がなくなってしまったこともあります。

過去のものとは違う香港映画ですが、その面白さをどうやって伝えられるか、それが私にとっての課題でもあり、またここに集っていただいている皆さんにどう協力していただけるか、これが今後の大きなテーマでもあります。

今後、このブログがどこまで更新できるかわかりませんが、気長にやっていきたいと思いますし、また、アジア映画以外の兄弟ブログも検討中ですので、よろしくお願いいたします。


明20日公開のアジア作品

2009-06-19 19:53:39 | Weblog
明20日(土)公開のアジア作品の一覧です。

『ミウの歌』タイ映画
監督:チューキアット・サックウィーラクン
出演:ウィウィシット・ヒランヤウォンクン、マリオ・マウラー
タイ・バンコクを舞台に、幼馴染の少年二人の再会と、友情と恋愛、家族、そして自分探しをつづる青春映画。本作が映画デビューとなる主役の少年たちの初々しい演技と、それを生かした監督の手腕が見事である。
東京:シネマ・アンジェリカにて公開

さて、今回でブログも通算999回となりました。
1000回はどうするべえか、考え中ですが、いっそのことここで止めておこうかなんて、思ったりもしましたが、現在、考え中です。

追加情報

2009-06-17 17:10:19 | Weblog
業界内も夏にかけて、秋から2010年にかけてのラインナップを発表いたしますが、つい先日、角川映画のラインナップの中に、デレク・チウ監督の『孫文~100年先を見た男~』(仮題)という作品が入っておりました。原題は『夜・明』で、主演はウィンストン・チャオ、アンジェリカ・リーです。

公開は9月5日でシネマート新宿となっております。

夏の予告

2009-06-16 15:35:38 | Weblog
今年の香港夏映画の情報を追っかけているのですが、公式サイトがなかなか見つからないのはなぜ?と思っております。なぜか動画サイトでは予告などの映像が見つかるのでご紹介していますが、どうなってるんでしょうね。さて、そんな中でも、ン・ジャンユーが監督・主演の『追影』は前にもご紹介しましたが、30秒ほどのティーザーはありましたが、長い予告って見つからなかったんでどうなっているのかと思っていたら、ヨウツベに1つアップされておりました。で、内容見るとこれ本当?どうも武侠コメディのようですが、いろんな人の顔が・・・・
追影予告?

『竊聽風雲』の予告もアップされてました。これは早く見たいですね。
竊聽風雲予告


カウントダウン

2009-06-15 19:29:50 | Weblog
先週はお通夜が続き、同年代の死だったのですごくショックだったのですが、そのうえにプロレスリング・ノアの戦う社長、三沢光晴もリングで命を落とし、これまた大ショック。私も心と体がついていかない今日この頃、こうゆうことは響きます。

ところで、気が付いてみたら、なんと、ブログ更新ももうすぐ1000回です。今週中には達成しそうですが、あっという間の1000回でした。カウントダウンはじめます・・・

さて、『ターミネーター4』を皮切りに、ちょっと早いですが夏休み映画の第一弾が続々公開され始めました。うちの会社は、ラッセル・クロウ&クリスチャン・ベイル主演『3時10分、決断のとき』という作品の宣伝を手がけております。公開は8月8日のお盆前なのですが、マスコミの評判もすこぶるよく、なんとか多くの人に見てもらおうとスタッフが奮闘中です。

そんな夏休み公開のアジア作品は、
ルイス・クー主演『コネクテッド』(8月1日~)
HP
イ・ビョンホン主演『グッド・バッド・ウィアード』(8月29日~)
HP

が予定されていますが、両方ともうちの作品との共通点があり、『コネクテッド』とはリメイクつながり、そして『グッド・バッド・ウィアード』とは西部劇つながりという風になっております。

明13日公開のアジア作品

2009-06-12 22:38:37 | Weblog
明日13日公開のアジア作品はありません。

昨日は、古くから知りあいのライターさんが亡くなられて、お通夜に行ってきました。その女性は香港映画のことを手がけており、一時期は書籍や自ら月一で香港電影に関する通信を出したりしていました(某ところの香港電影通信ではないです)。で、お通夜のお寺に行くと、知った顔が何人かいたのですが、皆、香港つながり。映画評論家のUさん、Eさん夫妻、カメラマンのIさん、某映画会社のAさん、ライターのMさん、帰りは故人をしのびつつ、居酒屋でディープな話をしておりました。
そんな中で、私がMさんの香港映画ビデオテープを預かっていて、その話におよぶと、いつの間にやら脱線して、私が皆の資料を管理してアーカイブやれ~とか、ロフトプラスワンでイベントやりましょうよ、とか、ま、酒の勢いで変な話ばかりになっておりましたが、あっという間に4時間が過ぎたしのぶ会になっておりました。
と本日、今度は私の昔の同僚のダンナが亡くなったというニュースが流れ、日曜日はまたお通夜です。6月はなぜか昔からお葬式の出席が多いのですが、こうゆう訃報ニュースは心が重いものです。

ワールドプレミア

2009-06-10 00:06:57 | Weblog
近年は公開前にジャパンプレミアと称して、出演者を迎えての大々的な試写会を宣伝の一環として行っています。それと本当に日本が世界に先駆けてのプレミアになっている作品もあり、この前行われた『アイ・カム・ウイズ・ア・レイン』、そして先日の『トランスフォーマー リベンジ』は、日本がいちばん最初の公開ということで、キャストも顔を揃えて賑やかなプレミアになりました。
ところで、まったく報道されていませんが、『アイ・カム・ウイズ・ア・レイン』にはトニー・レオンとカリーナ・ラウ夫妻が、そして『トランスフォーマー リベンジ』にはダニエル・ウーがゲストとして出席していたようです。『アイ・カム~』に関してはトラン監督とトニー・レオンとの関係性からもわかりますが、『トランスフォーマー~』にダニエル・ウーが来ていた理由がよくわかりません。でも、会場で姿を見つけた人にはラッキーだったようです。

竊聽風雲

2009-06-09 00:23:06 | Weblog
今年の中華圏夏映画でいちばん期待している作品が、イー・トンシン製作、アラン・マック&フェリックス・チョン監督の『竊聽風雲』です。ポリスミステリーとのことで、3人の警察官(刑事?)の話なのですが、先日行われた完成会見の模様がヨウツべにアップされていました。
出席者は、監督二人と製作のフォン・ピン、イー・トンシン、そして、ダニエル・ウー、ラウ・チンワン、ルイス・クー、アレックス・フォン、マイケル・ウォン、ウイリアム・チャンと、男ばかりの豪華な顔ぶれ(この顔ぶれが一同揃うのもすごいことです)。で、女優が出ていない映画ではなく、『プロテージ 偽りの絆』のチャン・ジンチューも出演していますが、この報告会には出席していないようですね。こうやって野郎だけで会見に臨んでいるのも面白いですが、あることに気づきました。それは、皆、背が高いのですよ。イー・トンシン、ダニエル・ウーを物差しがわりに見ると、その高さがわかると思います。なかなか壮観な会見模様ですね。
「竊聽風雲」会見

『殺人犯』

2009-06-08 00:26:14 | Weblog
『父子』で台湾金馬奨の主演男優賞を受賞して以来、アーロン・クォックはなかなか味のある作品に出演していますが、7月に公開される『殺人犯』も、サスペンスフルな内容のようです。共演には、チン・ガーロッ、ジェシー・ホー。やっと予告篇見つけました。
『殺人犯』予告

もう一本、その内容が秘密になっている『白銀帝国』の映像もありました。
白銀帝国
香港マーケットではバイヤー用に試写が行われたようですが、日本には入ってこないだろうなあ。

イザベラ・リョンの出産

2009-06-06 01:57:34 | Weblog
ちょうど1年前、イザベラ・リョンが仕事すっぽかしだの、彼氏のところに行ったきりもどってこないなど、いろいろともめておりましたが、な、なんと、彼女は今年の4月26日に子供を出産していたのですねえ。びっくり。期待値高い若手の注目女優でしたが、仕事より恋愛に走るのは、日本のタレントもそうですが、今どきの子、といった感じですか。

香港の監督協会会長も務める、ウー・スーユエンも昨年9月の車事故で裁判沙汰になっているという記事もでているし、シー・キエンの死去といい、新旧賑やかな芸能ニュースでした。