電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

ゆく年くる年

2009-12-31 19:57:02 | Weblog
本日で2009年も最終日となりました。
1年間、このブログに遊びに来ていただき、ありがとうございました。
来年も業界内にいる立場から、いろんな情報をお伝えしたいと思います。

皆さんも風邪を引かぬよう、よいお年を。


2月下旬~3月上旬発売のDVD(レンタル)作品一覧

2009-12-30 17:58:31 | Weblog
2月下旬から3月上旬発売のアジア作品DVD(レンタル)の一覧です。

中国(香港)作品
2月29日
『コネクテッド』
監:ベニー・チャン
出:ルイス・クー、バービー・スー

中国(大陸)作品
2月24日
「創世の龍 ~李世民 大唐建国記~」11~13
出:リウ・ウェンジ, バオ・グオアン
2月26日
「MEN&LEGENDSメンアンドレジェンド」7~11
監督:レイモンド・リー
出演:ピーター・ホー、ディラン・クォ
3月3日
「創世の龍~李世民 大唐建国記~」14~16
出:シェン・シャオハイ、バオ・グオアン
3月5日
「書剣恩仇録」4~8
出:チャオ・ジェンユー、アダム・チェン
「龍票~清朝最後のの豪商」1~4
出:ホアン・シャオミン、シウ・キン

台湾作品
2月24日
『九月に降る風』
監督:トム・リン監督
出演:リディアン・ヴォーン、チャン・チエ
3月3日
珠玉のアジアン・ライブラリー6
『午後3時の初恋』『遠い道のり』
珠玉のアジアン・ライブラリー7
『ウエスト・ゲートNo6』『DNAがアイ・ラブ・ユー』
「私の億万LOVE ~我的億萬麺包~」6~10
出:ジョセフ・チェン、アリエル・リン
3月5日
「敗犬女王」3~4
出:シェリル・ヤン、イーサン・ルアン
「ANGEL LOVERS~天使の恋人たち」13~14
出:ミンダオ、ビアンカ・バイ

韓国作品
2月17日
「家門の栄光」11~12
出:パク・シフ、ユン・ジョンヒ
2月24日
「妻の誘惑」21~25
出:チャン・ソヒ、ピョン・ウミン
「イ・サン」7~9
出:・ソジン、ハン・ジミン
2月26日
「アヒョン洞の奥様」41~45
出:ワン・ヒジ、キム・ミンソン
3月3日
『キッチン~3人のレシピ~』
監督:ホン・ジヨン
出演:チュ・ジフン、シン・ミナ
「スタイル」5~8
出:リュ・シウォン、キム・ヘス
「イヴの誘惑」1~4
出:シン・ソミ、チン・ソヨン
「昏睡-こんすい-」1~2
出:チョ・ギュオク, コン・スチャン
創世の龍 ~李世民 大唐建国記~
「愛があるから」15~21
出:ユン・へヨン、イ・チャンフン
「チャンファ、ホンリョン」1~6
出:ユン・ヘヨン、キム・セア
「女人天下」67~75
出:カン・スヨン、チョン・インファ
「ヨメ全盛時代」16~20
出:イ・スギョン、キム・ジフン
「ひとまず走れ」6~10
出:キム・ジソク、チョン・ヘジン
「ホ・ギュン-朝鮮王朝を揺るがした男」6~10
出:チェ・ジェソン、チェ・ジョンユン
「シンデレラマン」5~8
クォン・サンウ、ユナ
「家門の栄光」13~15
出:パク・シフ、ユン・ジョンヒ
「レインボーロマンス~ソウル青春白書~」1~5
出:イム・ウンギョン、シ・ジェギョン
「善徳女王」(ノーカット完全版)1~4
出:イ・ヨンウォン、コ・ヒョンジュン
「龍の涙」44~45
出:キム・ムセン、ユ・ドングン
3月5日
『ガールスカウト』
出:キム・ソナ、ナ・ムニ
『春香伝』
出:キム・ヒソン、イ・ミヌ
『ミスにんじん』
出:コン・ヒョジン、イ・ジョンヒョク
『走れ自転車』
出:ハン・ヒョジェ、イ・ヨンフン
『妻が結婚した』
出:ソン・イェジン、キム・ジュヒョク
「ザ・スリングショット~男の物語」1~6
出:パク・ヨンハ、ギム・ガンウ
「美賊イルジメ伝」9~12
出:チョン・イル、キム・ミンジョン
[朝鮮地図物語~キム・ジョンホの生涯」1~2
出:キム・ヨンチョル、チョン・エリ
「糟糠(そうこう)の妻クラブ」47~52
出:キム・へソン、オ・ヒョンギョン
「林巨正-快刀イム・コッチョン」3~6
出:チョン・フンチェ、キム・ウォニ
「黄色いハンカチ」13~18
出:チョ・ミンギ、イ・テラン
「三国記-三国時代の英雄たち-」16~20
出:キル・ヨンウ、キム・ガプス
「遥か遠い国-青春の光と影-」1~6
出::キム・ヒソン、キム・ミンジョン
「太宗大王-テジョンテワン- -朝鮮王朝の礎-」7~13
出:イ・ジョンギル、キム・ムセン
「走れサバ!」1~4
出:イ・ミンホ
3月12日
「萬江(マンガン)」21~25
出:イム・ホ、オ・ヨンス
「リュ・シウォンの味対決Plus」1~9
出演:リュ・シウォン
「ある日突然」1~10
出:ソン・ソンミ、ソン・ヒョナ

今年もあと2日。相変わらず韓国テレビものが多いですが、韓国ファンはどのくらいご覧になられているのか、すごく気になるところです。


仕事納め

2009-12-29 22:40:12 | Weblog
だいたいの会社は28日で仕事納めのところも多かったと思いますが、うちの会社も一応、28日に終了しました。が、私は本日も会社に出て、年賀状を書き書きとデザイナーとの打ち合わせです。
来年の見通しがたたず、映画・ビデオ業界も厳しい風が吹いており、ほんとどうなるかわからない状況です。今年は映画会社2社が倒産し、1社は倒産しないまま社長が夜逃げして行方知れず。来年はもっと倒産するのではないかと噂されております。
あんまり暗い話をしていてもあれですが、うちも次は4月公開の作品なのでほんとやばいかも。ちなみに手がける作品はエディソン・チャンの香港映画最後の作品となった『神鎗手』ですが、『スナイパー』という題名になりますので、公開されたらぜひ見にきてください。

The Karate Kid

2009-12-26 01:33:39 | Weblog
ウィル・スミスがプロデューサーで、彼の息子が主演、そしてジャッキー・チェンが師匠役の『ベスト・キット』のリメイク版『THE KARATE KID』の予告がアップされたという記事がでてましたので、さっそく見ました。そっか、こうゆう風にリメイクしたんだと予告を見るとよくわかりますが、ジャッキーはちょっとふとった感じしますね。NEWS&予告

明26日(土)公開のアジア作品

2009-12-25 23:36:04 | Weblog
明日26日(土)公開のアジア作品です。

『海角七号/君想う、国境の南』台湾作品
監督:ウェイ・ダーション
出演:ファン・イーチュン、田中千絵、中孝介
台湾で大ヒットを記録して、一大ブームとなり、ロケ地が観光地になったと言われる話題の台湾作品。1940年代と現代の台湾を舞台に、60年間届かなかったラブレターが過去と今の2つの時代の恋物語をつなぐ切ないラブストーリー。古き日本の風景を思い出させる映像が懐かしさを感じさせる作品です。
ミュージシャンの夢敗れて、地元で郵便配達のアルバイトをしている青年が、便物の中に日本統治時代の住所「海角七号」あての小包を見つける。それは日本統治下の1940年代の台湾で、若い日本人教師が、台湾人女性で日本名を小島友子という教え子と恋に落ちたが、終戦を迎えて教師は帰国せねばならず、友子に船上から思いをつづった手紙だった。
東京:シネスイッチ銀座ほかにてロードショー

錦衣衛

2009-12-23 16:27:49 | Weblog
世界的にはクリスマスシーズンなので連休中になっております。映画もまたお正月に向けての話題作がそろい踏みで、今年の香港も観たい映画が勢ぞろい。しかしながら日本を除いたアジア圏は旧正月(春節)もお休みなので話題作が公開されます。
その中でもちょっと見たいのが『錦衣衛』ですが、監督はダニエル・リー、出演がドニー・イェン、ヴィッキー・チャオ、ウー・ズン、サモ・ハンといった顔ぶれで、明代末期に実際に朝廷が組織していた殺人部隊の話のようで、予告を見るとドニーさんのアクションが炸裂しております。香港版予告
長尺予告
映画の雰囲気がツイ・ハークの『ブレード刀』『セブンソード』っぽく感じるのは私だけ?

ところでいつも行っているマッサージの担当の子が旧正月に中国に帰省すると飛行機のチケットを予約しているのですが、まだ取れていないと嘆いてました。中国人の春節休みの大移動は1億人というスケールの凄さ。日本人の大部分が移動していると考えるとチケットとれないのも不思議でない気がします。

マカオ返還10周年

2009-12-21 19:59:35 | Weblog
今年はマカオが返還十周年ということで、先日テレビのニュースではこのことが伝えられていました。税収の80%はカジノの売り上げということで、私もマカオに行った記憶はカジノで大小をやった記憶しか残っておりません(笑)。
そう考えると『エグザイル』の舞台設定となったマカオの風景というのは、背景を映画描写として巧みにとりいれるジョニー・トー監督にかかると、本当に魅力的な場所に見えます。(でもやはりカジノが魅力的、かな。)

映画の背景というのは、時には映画の中で重要な位置を占めることがありますが、あまりにセットに凝りすぎると、例えばアメリカ映画では『天国の門』のように映画会社そのものを倒産寸前に追い込んだ作品などもあり、映画に莫大な予算がかかることを思い出させます。
香港映画がこれまで大変だったものにロケ場所の問題がありました。もちろんスタジオも限られているので、香港映画に登場するロケなりセットなりは、すぐにわかるものが多かったわけです。
しかしながら、近年は大陸との撮影が大部分を占めるため、その広大な土地を利用しての映画撮影はいろんな背景を撮れるようになり、中国だけでなく、他国においても非常に魅力的な背景となっております。
今年のクリスマス映画もまた、そういった部分においてはダイナミックな作品をおくれる環境であることを感じさせるわけです。

今日は公開されたばかりの『十月圍城』の香港版予告です。十月圍城予告
それにしても言語は北京語。これもまた時代の移り変わりですね。

今年を振りかえる

2009-12-20 22:38:19 | Weblog
今年もあと2週間をきりました。今週中は仕事やら年賀状の用意やら、とにかくどたばたな毎日になるでしょうが、最近は特に思いますが、あっという間の一年でした。
今年は中華圏の映画も日本公開は数少なく、またビデオも韓国に比べればその1/10もない状況で残念です。最近、セルがなくレンタルのみの作品も出てきてますが、これはDVDのセルがまったく売れない状況となってしまい、また店舗のスペースがどんどん縮小されている今、レンタルのみで考えるしかないのが現状となってしまっています。
来年はますますこの傾向が強くなるのではないでしょうか。というよりも世の中と同様に、会社経営が不安定になっており、つぶれるビデオメーカーとかも出てくるのではないでしょうか。そうゆううちの会社もかなり厳しい状況ですが。
そんな中でも『コネクテッド』が公開されたのはナイスでしたし、仕事を抜け出してアン・ホイ監督の『夜と霧』、ソイ・チェン監督の『意外』を字幕版で見れたことはよかったかなあ。『新宿インシデント』は現場に1回行っているので感慨深いものがありました。そうそう『プロテージ』を劇場で見れたことはよかったのですが、ストレートでレンタルビデオに置かれてしまったのが残念で、同様に『文雀』もそんな状況だったのがほんとうにがっかりでした。
香港では昨年から今年にかけて、ベテランスターたちの結婚や出産といった話題をにぎわせましたが、個人的には『エンプレス』のケリー・チャンのサイン入りポスターが香港でのFEDEX機の火災でパーになったことがいちばんの思い出でした(笑)。

明19日公開のアジア作品

2009-12-18 23:18:03 | Weblog
明19日(土)公開のアジア作品です。

『牛の鈴音』韓国作品
監督:イ・チュンニョル
韓国でインディペンデント作品でドキュメンタリーとしては観客動員数累計300万人という大ヒットを記録した作品。監督のイ・チュンニョルは農業を営む自分の父親の働く姿を映像に残したいということを出発点に、そのモデルとなる農業を営む老人を見つけ出して、3年あまりの月日を費やして完成した作品。韓国のとある田舎で暮らす79歳のチェおじいさんと、農耕のために長年一緒に飼っている年老いた牛との心の交流となにげない日常を描いている。
東京:シネマライズほかロードショー

『風雲Ⅱ』ですが、聞いたところの感想によると、映像を凄いそうなのですが、ストーリーがいまいち、という感想のようです。パン兄弟だとどうしても映像的なすごさになるのではという風には思っていましたが・・・もう一人企画していてとりやめたアンドリュー・ラウはどんな風に作ろうと考えていたのかが、知りたかったなあ。

今日はすごい寒い日です。東京もこの冬いちばんの寒さを感じる夜になっています。皆さん、風邪を引かぬよう気をつけてくださいね。

プロテクター

2009-12-16 23:48:52 | Weblog
昨日に引き続き(写真は見づらいですが)、ジャッキー・チェン主演『プロテクター』の香港オリジナルポスター2種です。この映画の監督はジェームズ・グリッケンハウスですが、この監督の名前で思い出すのは、『エクスターミネーター』という作品です。私は当時、名画座の名画座ミラノ(現シネマミラノ)で見ました。ニューヨークを舞台に、ベトナム戦争で友人に命を助けられた青年が、その友人を街のチンピラたちによって廃人とされ、復讐のために血祭りにあげていくという内容の作品でした。主人公が復讐に立ち上がり、次第にベトナム戦争のときの記憶が甦り、チンピラたちを残忍なやりかたで殺していくのですが、その中で精肉工場で巨大な機械にチンピラを放り込んで、ミンチになってしまうというシーンがありました。当時はそれを宣伝の売りにしてそのシーンがテレビの紹介とかで流れていたのですが、今はそんなシーンは絶対流れませんね。
人間ミンチといえば、ジョニー・トー監督の『エレクション2』を思い出される方もいると思いますが、どうもどっかのビデオメーカーが買ったようだと、今日ある会社の人間と話していたら聞きました。でもきっとレンタルのみじゃないかなあ。

テレビネタ

2009-12-15 23:41:37 | Weblog
うちの会社はいつもテレビをつけっぱなしで、情報番組やニュースでどんなネタがとりあげられているかチェックするのですが、夜の普通の番組とかも流れているわけです。最近はバラエティで裏ネタやマニアネタを取り扱う番組が多いのですが、その中でもよくとりあげられているのがジャッキー・チェンネタ。昨日も日本テレビの番組で『プロジェクトA』のマニアが感心するシーンというネタで、その解説を谷垣健治さんが話していました。ほんと谷垣さん、細かいところを見ております。
ということで、今日はうちにあるポスターから『ポリス・ストーリー3』香港版4点ポスターセットです。左からミシェル姉さん、真ん中が映画ポスター、右がマギー。そして横長がジャッキーという感じですね。(写メなので映り悪くてすいませんが)香港映画のポスターって日本のポスターと同様な規格サイズで作っていないので、保管だったり貼ったりするにはちょっと困りものです。

2009年のトップ

2009-12-14 23:28:36 | Weblog
日本で今年公開された映画作品で大ヒットした興行収入のトップは『ROOKIES』で85億円?でしたが、世の中の不況の影響か、近年100億円以上あげた作品が今年はありませんでした。
さて、クリスマス~お正月映画も順次日本でも公開されていますが、先週土曜は『仮面ライダー~』見るために銀座のTOEIに行きましたが、『ワンピース』も上映しているので、チケット前は大行列。家族連れもカップルも、また私のような大きなお友達もとにかく凄いことになってましたが、その日は『ウルトラマン~』や『宇宙戦艦ヤマト』もあったので、シネコンはぐっちゃぐちゃの人ではなかったかと思います。
そんな日本と同様に、香港もクリスマス映画の本命の1本、『風雲?』も公開されましたが、香港のニュースをみると、初日に225万HKドルかせいで、今年の中華圏作品のオープニング興収トップをかざったとのこと。早くも?の噂なんかもたっているけれども、香港でもこれだけはいったら、大陸もいい数字になるのではと思いますね。ん~早く観たいけど、日本はいまのところこの作品を買い付けたという話も聞かないしなあ。
どなたか観た人いたら感想よろしくです。

そういえば昨日ニュースで、イタリアでトリュフのオークションがあって、2200万円で落札したのがスタンレー・ホー氏というのを聞いて、やっぱりすごいお金持ちだなあとある意味感心しました。

明12日(土)公開のアジア作品

2009-12-11 23:55:39 | Weblog
明日12日(土)公開のアジア作品はありません。が映画祭があります。
ポレポレ東中野で「中国インディペンデント映画祭2009」が開催されます。
上映後には監督の舞台挨拶などがあるそうです。
日程は 12/12~12/29ですが、ゲスト登場のトークなどの日程は以下になります。
お時間ある方はぜひ。
12月12日(土)15:20『ジャライノール』
ゲスト:趙曄(チャオ・イエ)監督
12月12日(土)20:00『グッド・キャット』
ゲスト:応亮(イン・リャン)監督
12月13日(日)15:20『オルグヤ、オルグヤ…』
ゲスト:顧桃(グー・タオ)監督
12月13日(日)20:00『新鋭監督短編集』
ゲスト:応亮(イン・リャン)(『グッド・キャット』監督)
    顧桃(グー・タオ)(『オルグヤ、オルグヤ…』監督)
12月15日(火)15:20『オルグヤ、オルグヤ…』
ゲスト:顧桃(グー・タオ)監督
12月15日(火)20:00『グッド・キャット』
ゲスト:応亮(イン・リャン)監督によるQ&A
12月18日(金)17:40『新鋭監督短編集』
トークイベント
ゲスト:三澤真美恵さん(日本大学文理学部准教授)
12月20日(日)15:20『小蛾の行方』
ネット中継ゲスト:彭韜(ポン・タオ)監督
12月23日(水・祝)15:20『小蛾の行方』
ゲスト:一条さゆりさん(女優/エッセイスト)
12月23日(水・祝)20:00 『収穫』
ゲスト:一条さゆりさん(女優/エッセイスト)
12月26日(土)20:00『俺たち中国人』
ゲスト:藤岡朝子さん(山形国際ドキュメンタリー映画祭東京事務局ディレクター)
12月27日(日)15:20『牛乳先生』
ネット中継ゲスト:楊瑾(ヤン・ジン)監督

閑話

2009-12-10 23:10:34 | Weblog
香港は先週から『花木蘭』が始まりましたが、大陸ではまあまあの数字だそうですが香港では惨敗という情報をメールでいただきました。ここ3年あまり時代劇は大陸製作の大作が何本も続きますが、香港の人たちには興味があまりないようです。さて『風雲Ⅱ』が公開されますがどんな成績をたたき出すのでしょうか。

もう知っている人もいるかもしれませんが、日本のMATVが正月に『証人』を放送することになってますが、これも香港からの情報によると、英皇が放送権をMATVに売ったそうなのです。なのでラインナップには今後英皇作品が出ていますが、日本の映画業界で不況風が吹いているので、まったく中華圏の映画が売れなくなっているためにしびれきらしたようですね。かといって上映権やビデオ権のオファーすると値段の折り合いがつかないのですから困ったものです。

そんな中、先日に来年劇場公開される作品あるかも?なんて前ふりしましたが、まだ公開されるかはわかりませんが、アーロン・クォックの『殺人犯』とエディソン・チャンの『神鎗手』が日本の会社が買っていることがわかり、これは少なくとも日本語字幕版で見れるわけです。
来年2010年、もっといろいろ作品が入ってくるといいのですが。

それから今月発売予定していたキネマ旬報の「中華電影データブック」ですが、膨大な人数と作品数をたくさんのライターさんが書いているために、表記の校正チェックが多すぎて、2010年1月にずれ込んだと聞きました。編集担当のもにかるさんも腰痛悪化させながらチェックに忙殺されていると話していましたし、私も自分が書いた部分のゲラチェックしたときにも赤いっぱいいれちゃったので、それはそれは大変なこととなっております。なにせプロフィール書いた後に亡くなってしまったりとか、日本語題名がついたりなんてしていますので。
皆様、もう少しお待ちを。