電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

龍門飛甲最新予告第二弾

2011-09-29 01:02:10 | Weblog
ツイ・ハークが製作した『ドラゴン・イン』と同時に、ジェット・リーが『ドラゴン・イン』を作る企画がプロデューサーの殺害事件で中止になってから20年、因縁の2人が手を組んで製作されている『龍門飛甲』は今年のクリスマス映画の話題作の一つですが、その最新の予告がアップされていました。まさに3Dっぽい作りです。
龍門飛甲最新予告第二弾

一代宗師予告1

2011-09-28 07:00:00 | Weblog
ウォン・カーウァイ監督の最新作『一代宗師』の新しい予告を発見。前は文字だけのイメージでしたが、今度はトニー・レオンの格闘シーンが全面に出ています。すごく期待!!
日本はギャガが購入しているので公開されますが、早く完成させてほしいですね。(ウォン監督は遅れると何年もですから)
一代宗師予告1

ロイ・チョウ=ビル・コン最新作

2011-09-27 21:52:22 | Weblog
昨年『殺人犯』という作品で監督のロイ・チョウが来日して、そのパブリシティをうちが担当したのですが、この人はプロデューサーのビル・コンの会社の秘蔵っ子で、ビル・コン作品の現場でいろんな経験をしてから監督になった若手です。初監督作品がヒットしたので、次の作品も撮れる状況なんだと言ってましたが、そんな彼の最新作の『大追捕』の撮影がスタートしたようで、その開鏡と撮影の映像がようつべにアップされておりました。(開鏡のでっかい人がロイ監督で小さい人がビル・コン)
出演はニック・チョン、サイモン・ヤム、マイケル・ウォンほか。
公開は来年でしょうね。
『大追捕』開鏡

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ディパーテッドとインファナル・アフェア

2011-09-26 17:12:35 | Weblog
連休は『探偵はBARにいる』を見に行き、久々に昔よく見ていた東映セントラルの匂いを持つ面白い作品に当たったと、終映後の余韻に浸りました。
ハードボイルド、ノワール、こうゆうジャンルの映画でふっと思うのは今はジョニー・トーの香港映画なのですが、こうゆうジャンルで面白い作品に当たると本当にうれしいものです。

日曜は『ディパーテッド』を見ました。実はDVDを買ってから封を開けていなかったのと、この作品の脚本家の新作の宣伝を手掛けるので見たのですが、『インファナル・アフェア』と比較すると、やはりオリジナルをリメイクするというのは難しいとあらためて感じました。『ディパーテッド』も後半部分になると面白いし、なぜ覆面捜査官の存在を知っている警部が二人だったのかということがラストでわかるのも、オリジナルと違う結末で終わらせている面白さがあるのですが、いかんせん主役二人が警察学校出てからすぐの設定のために、落ち着きがないというか、エディソン・チャンとショーン・ユーが目の前にちらついていて、アンディ、トニーの落ち着いた感じとはうらはらの、ディカプリオとデイモンのその若造加減がどうしても落ち着かないのでした。あと、患者がセラピストとできちゃうって、ストレートに描いちゃうのもなあと。
人種の違いというか、白人とアジア人の情緒の違いというか、ノワール映画を引き継いでいるのは香港、というのが『ディパーテッド』を見た後の感想であると同時に、あらためてオリジナルの脚本の巧みさを再発見したのでした。


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新少林寺前売り発売

2011-09-22 19:07:16 | Weblog
今日やっとニュースが出たので解禁になりましたが、『新少林寺SHAOLIN』の前売り券が24日より劇場にて発売となりました。特典が鷹の爪団とのコラボエコバッグ。吉田君が少林寺に入門?みたいな絵になってます。FROGMANさんがジャッキー・チェン・ファンということとTOHOシネマズがいつもコラボしている関係から、今回『新少林寺SHAOLIN』の前売り券コラボとなりました。よろしければぜひお求めください。
『新少林寺SHAOLIN』HP
ニュース


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2011東京中国映画週間

2011-09-21 18:30:10 | Weblog
今日は台風の影響で会社のビルにも強風が当たっています。
中部地区の方、大丈夫ですか?
私の実家は九州なので、台風に関してはしょっちゅう通っていたせいで慣れっこなのですが、それでも今年のように亜熱帯のような天候と相まって強烈な状況になっているのでびっくりしております。
今年は地震や台風と自然災害が多いですが、皆さん気をつけてくださいね。

さて、ここ何日かで東京国際映画祭やFILMEX、そして日本中国映画週間の作品が発表になりました。ただ、中華系ファンからするとちょっと地味な作品になったかもしれませんね。
東京国際映画祭は『1911』と『新少林寺SHAOLIN』が特別招待枠で上映されますが、『新少林寺SHAOLIN』はできれば劇場に見に来ていただけると宣伝担当としてはうれしいです。前売り券もやっと近日発売になります。いくつかの劇場限定ですが素敵な特典もあります。

さて、東京中国映画週間ですが、今年は札幌もあるので日本中国映画週間として12本の作品が上映されます。この中では個人的には『狙った恋の落とし方2』や『Go!上海ラブストーリー』を見ようかなと思ってます。また日本では絶対に公開しないだろう『赤い星の生まれ』(建業偉業)も見ようかなと思いますが、昨年の『建国大業』は途中、意識を失いそうになってしまい、某映画人の出演シーンの記憶がない(笑)状況に陥ってしまいました。
ちなみに札幌に関しては、『狙った恋の落とし方』を札幌に本社がある二トリが買いつけて公開し、また公開延期になっている『唐山大地震』も二トリが協力として名前が入っているのですが、二トリの会長さんが日中友好に関わっているところで、札幌でも行うことになったのではと推測しております。

今回のゲストの中にヴィヴィアン・スーの名前が入っていますが、昨年の東京国際映画祭のレッドカーペットならぬグリーンカーペットの歩く順番でこの映画祭の中国側と台湾特集の台湾側が大揉めにもめて大変だったことがあり、その渦中にいた台湾側のヴィヴィアンが舞台挨拶で泣いちゃったのですが、そんなことがあって今年の中国側のイベントにヴィヴィアンがゲストとして登場するのかが、ちょっと気になるところですね。
2011日本中国映画週間HP

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権利切れ

2011-09-20 19:00:43 | Weblog
前回、『トランサー霊幻警察』の期限切れの話をしましたが、現在『アクシデント』の宣伝をしている中で、『PTU』もすでに権利切れであることを知りました。これらは契約してその権利が満了となってしまったために残念なことなのですが、最近は映画会社の倒産が続いたために、それによって権利が自動的に権利元に戻ってしまうということがあります。
私の会社もクライアントが2社倒産してしまって大きな損害をこうむりましたが、債権者集会に行っていろいろ説明を聞くと、映画は権利を買って商売しているので、海外との契約において買い手側が倒産した場合は自動的に権利が売り手側に戻るとなっている、ということを弁護士の説明で知りました。そんな憂き目にあったのが、アンディ・ラウ主演の『愛と死の間(はざま)で』で、配給したムービーアイは2年前に倒産して、それ以後上映できなくなったわけです。この会社の入口に当時はアンディ・ラウの等身大のスタンディが立っていたのですが、もらっとけばよかったと思うのでした。

愛と死の間(はざま)で スペシャル・コクレターズ・エディション [DVD]
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マクダル日本に上陸

2011-09-19 17:02:37 | Weblog
香港の人気キャラのブタくん、マクダルの記事が日刊スポーツに出ていてびっくりしました。
最近、注目の若手女優の剛力彩芽ちゃんがアフレコしたという記事だったのですが、なんと、日本のオスカープロダクションが日本での権利を持ったようですね。 日刊スポーツ記事
来年公開の『マクダルのカンフーようちえん』と、だいぶ先の話ですが、『パイナップルパン王子』が公開されてはやうん年、ファンにとっては楽しみですね。
※追加ニュース eiga.com こちらが詳しいこと書いてます。

春田花花幼稚園 マクダルとマクマグ
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朝日新聞社


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東京フィルメックス2011

2011-09-15 17:25:19 | Weblog
今年の東京フィルメックスのラインナップが発表されましたが、案の定、ジョニー・トー作品『奪命金』が入っておりますが、今年はクロージング上映となっているので、いつもよりチケットとるのが難しくなりそうですね。なお、オープニングがキム・ギドク監督の『アリラン』になってます。
東京国際映画祭ももうすぐ発表になりますが、さてさてどんな作品が入っているのか。
東京フィルメックスHP

トランサー霊幻警察

2011-09-14 08:53:17 | Weblog
月日が経つのが早くて今年もあと3カ月ちょっとで終わりなのですが、思い返してみれば香港映画の公開が2003年にピークとなり、2004年以降は韓国映画にその市場を奪われていきます。うちの会社も今年はなぜか中華圏の作品がてんこ盛りで宣伝請負していますが、ちょうどこの2003年が同様に香港映画の宣伝に携わっていました。
当時も今もですが、香港映画の宣伝予算って本当になくて、劇場はキネカ大森にブッキングが多くて、大森に足を運んでもらうためにどうすればいいかなんてアイディアを出し合っていました。
ポスター展やら初日プレゼントやら、香港映画の公開もお祭りみたいなもので、初日に来場している方の顔ぶれもお馴染みの顔ばかりでした。
それから月日も経ち、今回は『レイン・オブ・アサシン』から4本連続上映という形で新宿武蔵野館で行われていますが、初日の朝一回目に立ち会った時に、あの時代に朝から駆け付けていた方々の顔もあまりなく、時代の流れを感じてしまった次第です。
と、そんな時代の流れ感じつつ、時が経つと公開、ビデオ化されていた作品の権利がどんどん終了していきます。特にアジア系作品は延長することがほとんどないので、商品だと今発売されているDVDの作品が最後という風になります。なぜこんな話をしているかというと、昔、宣伝を手伝ったビデオメーカーの担当者から久々に別件での電話があったのですが、その時に『トランサー霊幻警察』の権利も来年の春で終わる、と聞いたからです。
映画の権利は短いのだと2,3年、それから5年、7年~最長10年といった契約をするのですが、ちょうど2003年あたりの作品の権利がきれていく時期にきているのだなと、その電話での話を聞いて思ったわけです。
『トランサー霊幻警察』はジェネックス組が3人顔を合わせた最後の作品ですが、香港に撮影クルーを出して3人のインタビューを撮った思い出があります。日本もDVDが軌道に乗りかけていた頃だったので、独自に特典作ったというのは今考えると豪華でした。そうそう、この時、劇場来場者プレゼントでTシャツ作ったのですが、それがあると知った3人がほしがったという裏話がありました。
ちなみにそのとき余ったTシャツはうちの倉庫に何枚か残っているので、また何かのイベントのおりにはプレゼントにして出したいと思います。


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血滴子リメイク

2011-09-13 08:50:23 | Weblog
1975年の『空とぶギロチン』は、あの武器が大きな影響を映画に与え、すぐに『片腕カンフーVS空とぶギロチン』という、これまたカンフーカルト作品を生み出しました。そんな作品のリメイク話はいろいろとありましたが、ついにメディアアジア社のラインナップに登場しました。
製作は『孫文の義士団』チーム、ピーター・チャン、アンドリュー・ラウ、テディ・チャンで、出演がホアン・シャオミン、イーサン・ルアン、ショーン・ユーという面々だとのこと。2012年公開とのことですが、どんな風にアレンジされてリメイクされるのでしょうね。
そういえば『五毒』のリメイク話とかもありましたが消えてしまいましたね。


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月夜の願い

2011-09-12 14:49:49 | Weblog
『レイン・オブ・アサシン』の劇場情報の追加があります。
まず、東京の新宿武蔵野館は9月22日まで、立川シネシティは16日までです。なお、今週17日からは銀座シネパトスで上映が始まります。

さて、本日9月12日は中秋節であり、レスリー・チャンの誕生日でもあります。レスリーのファンだったら、あの『月夜の願い』の映画のように過去に戻ってみたいと思うかもしれませんね。
もし現実に過去に戻れるとしたら、いったいいつがいいのだろうか、と妄想しますが、個人的にはやっぱり1985年の7月に行った『ファースト・ミッション』の撮影現場だろうなと思います。これはDVDのメイキング見ていただければわかりますが、あの現場にいた人たち、いまやそうそうたる人たちばかりでしたからね。香港映画の情報がまだ疎かった頃なので、もし誰誰とわかっていれば、もう少し皆と写真撮っていたはずです(笑)。
ということで香港映画絶頂期のUFO作品『月夜の願い』香港予告編です。

肩上蝶

2011-09-07 19:37:00 | Weblog
『密告・者』に出演しているグイ・ルンメイがチェン・クンと共演している『肩上蝶』の予告篇です。ジェイコブ・チャンが脚本に入ってますが、これファンタジーですね。
『肩上蝶』予告

本日7日のNTV系「NEWS ZERO」でジョン・ウー監督のインタビューが放送されます(ただし大きなニュースが入った場合はとぶ可能性もあります)。

『レイン・オブ・アサシン』も東京は来週16日で終了になります。まだの方はぜひ劇場へお越しください。