電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

2月最終日

2007-02-28 22:35:08 | Weblog
今日で2月も終わり。明日から3月です。
月末は請求書も書かなきゃ、宣伝企画書も書かなきゃ、その他もろもろ仕事がたまってて慌てまくりです。
先週は旧正月だったので、中国や韓国からの旅行者が電車の中や銀座の町にもたくさんいましたね。また、日本にいる留学生も帰省している人もいるので、近所のローソンで働いている中国人の子は10日ほどお休みとってるようでした。
さて、うちの事務所の仕事も今年はけっこう決まっていて、中国映画が1本、カナダ映画が1本、アメリカ映画が1本、邦画が1本、そしてポーランド映画が1本とバラエティに富んでおります。『ルワンダの涙」のようにここでお伝えしますので、よろしくお願いいたします。
その中でアンドリュー・ラウ監督のハリウッド進出作品の宣伝をやることになったのですが、主演はリチャード・ギアです。アンドリュー・ラウといえば、彼とアラン・マックの共同監督である『傷城』(原題)が夏にエイベックス・エンタテインメント配給で公開されることになってますが、『ルワンダの涙』の配給元でもありますので、はっきりした情報が入り次第、お伝えしたいと思います。
ということで、本日、手抜きですいません。

懐かしの写真3

2007-02-27 17:31:47 | Weblog
今日は東宝東和の作品のキャンペーンで来日したときのホイ3兄弟の写真です。バックに噴水、そうです日比谷公園内の噴水のところの写真です。前にもレスリー・チャンの来日の話のときにもふれましたが、1970年~80年代にかけての来日スターの宿泊先というのが、日比谷の帝国ホテルか、虎ノ門のホテルオークラ、また最近閉館したキャピトル東急でした。80年代に入ってからはできたばかりの赤坂にあるホテルニューオータニもよくスターが泊まってました。
帝国ホテルに泊まったスターは、取材の撮影はかならずといっていいくらい、日比谷公園に行って写真撮影をしたものです。香港でもなかなか最近みかけないこの3ショット、うちの師匠が大事にとってある写真から見つけて今回載せましたが、当時の東宝東和といえば、「宣伝の」というキャッチがつくくらい、宣伝力がありました。特に題名のつけ方は秀逸ですが、日本でつけた『Mr.Boo』は、その後、香港に逆輸入されて、英語題名にもなったほどですし、シルベスター・スタローンの『ランボー』も、日本がつけた題名から第2作目からアメリカ本国で『RANBO2』になったというくらいの力があったわけです。ジャッキー・チェンの『スパルタンX』や『サイクロンZ』とか原題とはまったく関係のない、意味不明の題名でありながらも、映画ファンの心をくすぐった題名が成立していたあの頃、題名に惹かれて観にいってよくだまされてましたね(『サランドラ』とか(笑))。

4月下旬~5月発売のセルDVD作品

2007-02-26 21:21:29 | Weblog
4月下旬~5月上旬発売のアジア映画のセルDVD作品一覧です。

中国(大陸)
4月21日
「則天武后」DVD-BOX
4月25日
『天上の恋人』
監督:ジャン・チンミン 出演:リウ・イエ、ドン・ジェ

香港
4月20日
『ラヴソング』
監督:ピーター・チャン 出演:レオン・ライ
4月25日
「ベスト・オブ・ホイブラザーズ・ショウ」
出演:マイケル・ホイ、サミュエル・ホイ
4月27日
「紫禁城 華の嵐」DVD-BOX1
出演:マギー・チョン

台湾
4月20日
「愛の奇跡」DVD-BOX2
出演:ホン・チャーリン
5月3日
「極速青春」DVD-BOX
出演:チェン・ポーリン
5月4日
「Silence~深情密碼」BOX2
出演:ヴィック・チョウ
5月11日
『五月の恋』
出演:チェン・ボーリン、リウ・イーフェイ

韓国
4月18日
『ファミリー』
監督:イ・ジョンチョル 出演:スエ
「ファッション70s」DVD-BOX3
出演:イ・ヨウォン
4月20日
「私が生きる理由」DVD-BOX2
出演:イ・ヨンエ
4月25日
「チョアチョア インターナショナル・ヴァージョン」DVD-BOX2
出演:ソ・ジンプ
「フルハウス ディレクターズ・カット」DVD-BOX1,2
監督:ピョ・ミンス 出演:RAIN(ピ)
「春のワルツ」DVD-BOX2
監督:ユン・ソクホ 出演:ソ・ドヨン
4月27日
『秘愛 SECRET LOVE』
監督:キム・テウン 出演:ヒョン・ソナ
「『ひとまず走れ』 プレミアムメイキング」DVD-BOX
出演:ソン・スンホン
「愛しているなら」BOX1
出演:パク・シニャン
「ぶどう畑のあの男」DVD-BOX
出演:ユン・ウネ
「オー!サラ」
監督:キム・ギュテ 出演:ソ・ドヨン
「恋するハイエナ」DVD-BOX
出演:キム・ミンジョン
「春の日」BOX-2
出演:コ・ヒョンジョン
5月2日
「乾パン先生とコンペイトウ」DVD-BOX1
出演:コン・ヒョジン
5月3日
「二度目のプロポーズ」DVD-BOX2
出演:オ・ヨンス
5月4日
『とかげの可愛い嘘』
監督:カン・ジウン 出演:チョ・スンウ

インド
4月25日
『ヴィーラ 踊るONE MORE NIGHT!』
出演:ラジニカーント
『踊るスーパースター ラジニカーント』DVD-BOX
出演:ラジニカーント
5月3日
「SUPERSTAR RAJINIKANTH COLLECTORS DVD-BOX」
出演:ラジニカーント

レンタルのみの作品としての注目作は、
5月2日『百年恋歌』スー・チー
5月4日「宮廷女官 キム尚宮」イ・ヨンエ
があります。
イ・ヨンエは「チャングム」のヒットで全国的に高い年齢の男性層に人気が高いので、レンタルでの話題になること間違いないでしょう。

アカデミー賞

2007-02-25 19:35:42 | Weblog
いよいよ明日は、アメリカでアカデミー賞の発表です。
今回は助演女優賞に『バベル』の菊池凛子さんがノミネーションされているので、日本のマスコミの取り上げ方は、尋常ではないくらい、ヒートアップしています。配給会社の宣伝担当も、GW公開するまでの宣伝の盛り上げでなんとか獲ってほしいと思っているでしょうから、発表まではどきどきだと思います。
一方、一番最低な賞として有名なラジー賞の発表があり、うちで宣伝した『氷の微笑2』が作品、および主演女優賞ほか、7部門中4部門を受賞する快挙?を成し遂げました。ノミネートされた時点でたぶん受賞するだろうと思っておりましたが、これでこれからDVDを発売する販売元さんは盛り上がることでしょう(笑)
さて、香港ではこれからが賞レースになるわけですが、ここ数年のノミネーション作品をみると、常連のジョニー・トー監督作品を中心に回っており、顔ぶれの新鮮味がなくなっているのはちょっと寂しいところです。個人的には『父子』を高く評価しているので金像奨を獲ってほしいのですが、その前に日本のどこかの会社、買ってちょうだ~い。

徐克的電影世界その9

2007-02-24 21:27:09 | Weblog
『青蛇』の現場に行くにあたって、ひとつだけ注意されていたことがありました。それは写真を撮っても絶対に公表しないでほしいということでした。
この作品の見所のひとつが衣装にもあったわけで、撮影も秘密裏に行っていたようでした。そういわれると、表立って写真を撮るわけにはいかないのですが、撮影のセッチングの合間にフラッシュを焚かないで、使い捨てカメラで撮っておりました。
ちょっと撮影も落ち着いたので、ツイ・ハーク監督のところに向かいました。監督は私たちの顔を見ると、そばに来なよと、モニターとか見せてくれたりもしました。どうも撮影がかなり遅れているようで、7月末に終わる予定が8月中までにかかりそうなので、予算のことをすごく気にしてました。
さて、二人の女優もメイク直しのために私たちのいるところまできました。そこで飯田さんの顔を見たジョイとマギーは、「なんでこの現場にいるの?」というようなことを笑いながら飯田さんに投げてました。ジャッキー・チェン事務所に所属していた彼女たちにとって飯田さんは旧知の仲なので、彼女たちもすぐに声をかけたのです。
ところで、このメイクの直しの間、あるものを見てしまいました。それは、二人とも紙の切れ端のようなものを持ってみていたのですが、そこに書かれてあったのは、次に撮るシーンの台詞だったのです。それも1行のみ。あ、あ、これが昔から言われている香港式か、とこれを見て台本がないというを納得したのでした。

明23日公開のアジア作品

2007-02-23 16:36:19 | Weblog
明日23日公開のアジア作品はないのですが、『イエスタディ沈黙の刻印』や「ホテリアー」のキム・スンウが日本映画に出演の『素敵な夜、ボクにください』が公開されます。シネマート新宿ほかにてロードショー。
それとは別に、キム・ギドク監督の作品を集めた「スーパー・ギドク・マンダラ」がユーロスペースにて23日~3月16日まで行われています。

来月に入るとこのブログも1年になります。香港フイルム・マーケットのことから始まったこのブログですが、来月、またマーケットがあるので、ちょこっと行ってこようと思っております。(でも仕事の関係で2泊しかできません)なにか面白い情報があるといいのですが、電影双周刊が休刊になったりとちょっと悲しいことも。
日本でもここのところ、いろんな雑誌が休刊(CAZ、SAY、月刊少年ジャンプなどなど)しており、出版界も不況といったところです。どうなるんでしょう?

懐かしいチラシその2

2007-02-22 22:59:59 | Weblog
今日は本当に懐かしいチラシです。チャーリー・チャン主演の『怒れタイガー』です。
ブルース・リーの登場で、クンフー(空手)映画があっという間にブームになった1974年でした。
東宝東和がゴールデン・ハーベストから作品を購入し、ワーナー・ブラザースはショウ・ブラザースの作品のファーストオプションがあったために、その他の会社は独立系の会社から作品を購入していたわけですが、柳の下のどじょうよろしく、当時のインディペンデント各社はこぞって作品を買い求めたわけです。その中で松竹はドラゴンではなく、タイガーを付けて送り出した作品の1本です。これはたぶん、ワーナーが最初にドラゴンを使い、その後、東和がワーナーに仁義を通してドラゴンを使ったので、東和のライバル関係であった松竹(富士)がドラゴンを使わずにタイガーにしたのだと思われます。
チャーリー・チャンといえば、限りなく関西系の某○○組との関わりが深いお方ですが、レオン・ライと瀬戸朝香が共演した『バレット・オブ・ラブ』に出演していたのを観た時は、劇場で声が出てしまいました。それはチャーリー・チャンとン・チーホン(『硝子のジェネレーション』でニコラスの親分やってて『古惑仔』シリーズでも同役)が兄弟役で、二人が上半身裸で登場するのですが、「あ、本物だ。」と二人の背中に書いてある絵を見て反応したからでした。面白いことにその時私が「うぉ~」と声を出した時に、やはり一人女性の声で「へぇええ~」という声が聞こえて、私と同じ反応をする香港映画ファンがいる、と思ったのでした。興味のある方は映画をご覧になって確認してみてください。

徐克的電影世界その8

2007-02-21 19:55:09 | Weblog
電影工作室の車に乗って向かった先は、新界の山の中にある撮影現場でした。以前も『蜘蛛に抱かれた女』や『東方不敗』の撮影現場も新界でしたが、こうゆう場所だと一般の人も入ってこれないということなのでしょう。
車を降りて、ふっと目に入った建物の上を見たら、船の模型がありました。これは『東方不敗』でも登場した船のようでした。その撮影現場の雰囲気からすると、ツイ・ハーク作品の古装片に登場する場所だということがわかりました。
テクテクと歩いていくと、あ、いたいた、ツイ・ハークを見つけました。ちょうどカメラが回っていたので、ちょっと遠くから眺めていました。その先にいたのが、青蛇と白蛇、もとい、ジョイ・ウォンとマギー・チャンでした。『青蛇』の撮影真っ只中で、まずはその撮影をじっと見ることとなりました。場面は池のところで二人が会話しているシーンです。その撮影の早いこと早いこと。助監督のように現場のカメラの指示をしているのは、コアン・ホイ(ツイ・ハークのスタッフの一人で、その後『ジェネックス・コップ』の脚本などを手がけている)です。とのかく1シーンのカット割をばんばん撮っていて、30分ぐらいで5カットは撮っていたのではないでしょうか。昔、『ファースト・ミッション』の撮影現場に行った時に、1カット撮るのに30分近くかかっていたのを見ているせいか、スタッフの動きを見てびっくりしたのでした。

香港映画なつかしチラシ1

2007-02-20 00:26:18 | Weblog
本日は懐かしい映画ちらしをご紹介。
東京では東中野の小さな映画館で公開された、びっくりの2本立てロードショー番組でした。
私の間借りしている事務所のデザイナーさんが手がけましたが、ビデオを販売するために公開された2本でした。
こうゆう形で公開される作品って、最近なくなりましたね。

徐克的電影世界その7

2007-02-18 23:12:45 | Weblog
香港に向った私は、ある人とホテルで待ち合わせました。それは、私の師である飯田さんでした。
飯田さんは仕事というより、夏休みをかねて来ていたのですが、私が香港に行くというのを知っていたので、それに合わせて香港に来ていたのでした。
ホテルで待ち合わせた飯田さんは、相変わらず香港でいろんな知り合いに会っていたようですが、すごくおかしかったのが、会うなり、「さっき会っていた相手がこれから竹中組に会うって行ったんだけど、それが工務店のほうじゃないんだよ。」と相変わらずスレスレな会話をしてくれて大笑い。で、時間があるからと映画を観に行ったのが、チャウ・シンチーの『魔界ドラゴンファイター』でした。でもチャウ・シンチーの映画は台詞が早いので、英語字幕追うのもひと苦労。結局、何が面白いのか理解不足のまま消化不良をおこして見終えたのでした。この時流れていた予告は『マジック・クレーン』でした。
それから二人で一緒に電影工作室に行ったのですが、ツイ・ハーク監督は現在撮影まっただ中ということで、その現場に行くことになりました。その作品は『青蛇』。ジャッキー・チェン事務所と付き合い深い飯田さんもよく知っているマギー・チャンとジョイ・ウォンが主演です。
電影工作室の用意した車に乗って撮影現場へ向ったのでした。

春節好!

2007-02-17 17:44:27 | Weblog
春節好!恭喜発財!
ということで、今日から日本を除くアジア圏は旧暦のお正月です。
いつもより遅い春節ですが、この日に香港とかに旅行行っても、お店はぜんぜんやってません。
近所のコンビ二で働いている中国人の留学生は、明日北京に帰るとか、仕事をしていてもどこか上の空だったりしています。
春節といえば、香港映画のこの時期に公開される作品というのは、エンド前に俳優たちが「恭喜発財!」と挨拶するのでおなじみでしたね。そうゆうほんわかした雰囲気が昔の香港映画にあって、それを見るのも楽しみでした。
特にレイモンド・ウォン製作のコメディものはこの時期の公開が多かったですね。私がDVDの仕事をしたキングレコードのレスリー・チャンものはだいたいこの時期公開の作品が多くて、今年も笑いで禍を吹き飛ばしてがんばりましょう、という気持ちにさせてくれます。
気持ちがマイナスになっている方は、ぜひ笑って福を呼んでください。
『大英雄』がいいかもね。

明17日公開のアジア作品

2007-02-16 19:37:54 | Weblog
明日17日(土)公開のアジア作品です。

『孔雀 我が家の風景』
監督 クー・チャンウェイ
出演 チャン・チンチュー、ファン・リー
『さらば、わが愛/覇王別姫』のカメラマンとして名高いクー・チャンウェイの初監督作で、第55回ベルリン映画祭審査員特別賞・銀熊賞を受賞した作品。文化大革命後の時代が激変する中国の田舎町で暮らすある家族の年代記を描いた作品。
東京:渋谷Q-AXシネマにて公開

『不機嫌な男たち』
監督:ミン・ビョングク 出演:チョン・チャン キム・ユソク
喪失感を抱えたまま30代半ばを過ぎた幼馴染の二人の男性の日常と女性とのかかわりを描いた作品。
東京:渋谷シアター・イメージ・フォーラムにて公開


業界では決算の報告やら今年のラインアップ発表やらでいろんな情報が出ていますが、先日、新聞でアミューズの決算報告の記事が出ていて、当初より下方修正となったと書かれてありました。その原因のひとつとして、韓国映画が大不振で、当初予定していた売り上げの半分ぐらいにしか収益があがらなかったことが挙げられていました。
昨年、韓国で大ヒットした『グエムル 漢江の怪物』『王の男』の興行的な失敗で、韓国映画ブームは去ったと業界内ではささやかれています。買い付け金額ほど利益があがらなくなった原因を作ったのも日本側にもあるのですが、高く買ってくれる日本のお金をあてにして、粗製乱造をまねいてしまった韓国側にも大きな問題をもたらしました。それはまずギャラの問題。多くは語りませんが、日本と韓国の人気スターの順位はまったく違うので、それの比較で自国でのトップ俳優たちの軋轢や諸問題が噴出しました。また、ビジネスと関係しているのかわかりませんが、連続して起こった自殺事件。ネットでの誹謗中傷が言われていますが、仕事上でのストレスもささやかれています。
今年は昨年に比べて日本国内での韓国映画の公開本数は減るとは思いますが、このまま沈没していくのではなく、俳優の人気に左右されない、良質の作品が日本でヒットすることを望むとともに、2008年北京オリンピックに向けて、中華圏の作品の奮起に期待したいところです。
そういえば、さっきフライデーを立ち読みしていたら、ジョウ・シュンの濡れ場!という記事があって、6月に有楽座ほか東宝洋画系で『女帝〔エンペラー〕』という作品が公開されるとのことでした。これ、あの『夜宴』の日本語題名になっていたのですね。

整体

2007-02-15 17:58:32 | Weblog
昨日は地方の友人が商用で来ていて、夜、会っていろいろ話していたら、「ブログ、読んでるよ。」といきなり言うので、「なんで知っているの?」と聞いたら、ある時、眠れなくてネットサーフィンでいろいろ見てたら、たまたま見つけたとのこと。ま、うちの事務所の屋号を知ってて、私がどんな仕事しているか知ってればすぐにばれてしまうことなのですが、びっくりしました。
六本木の某所で飲み話し、友人の後ろの席にグルメレポーターで人気のタレント、彦麻呂が座っていたのにはびっくりしましたが、3時前ぐらいには店を出て、それじゃあ今からマッサージに行くかと駅前にある24時間の整体に入って1時間やってもらいましたが、筋肉と関節が硬いとのことで、体を動かしもむごとに「い、ててて」。「立って足伸ばしたまま前かがみになってください。」と言われてやってみるとぜんぜん床に指がつかないくらいの体の硬さ。で、腰のある1点を押していろいろやってもらってからもう一度同じことをしたら、な、なんと指が床までつくではありませんか。驚きです。暇見て通わなければと思っております。で、昨日はそんなこんなでブログ更新なしになりました。
さて、本日のぴあを見ていたら『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の記事と写真が出ていて、この作品でアジアの大海賊サオ・フェン役で出演するチョウ・ユンファの写真が出ておりました。ファッチャイが頭つるつるのいかにも悪役顔と思われるこの写真に興味深々です。
で、ぴあのいち早のページで、アンディ・ラウの『イノセントワールド/天下無賊』が4月下旬に公開されるという記事も見つけました。中国エンタテインメント映画の大ヒットメーカー、フォン・シャオガンと組んだ列車アクション作品。やっとの公開ですが、はて劇場はどこなのでしょうか?と調べたら、渋谷:Q-AXシネマでした。

DVD赤脚小子

2007-02-13 15:43:29 | Weblog
昨日は久々の連休を謳歌しようと、秋葉原へ行ってきました。といってもついでに寄ったようなものですが。
夏に宣伝する作品の原作本を探しつつ、いつものように輸入DVDのSALEに立ち寄りました。ここは大陸版のDVDも販売しているのですが、香港でまだ公開されていない作品も、大陸で先に公開されるとすぐにDVDが発売されるので、ついつい買ってしまいがちです。
大陸は、劇場公開終了後にすぐ正規版DVDが発売されるのですが、これは海賊版対策のために二次ビジネスをすぐに展開するのですが、これがいいのかどうかはちょっと問題になっております。というのは、香港より早くDVDが発売される作品もあるので、香港でのマーケットや他のアジア圏で平行輸入ないしは海賊版が出るからです。
さて、ぶらぶらしながら商品見ていたら、ショウ・ブラザース・コーナーに『赤脚小子』が1枚だけありました。いつかは日本でも字幕入りで発売するわけですが、やっぱりほしくて買ってしまいました。
今回はデジタルリマスターのきれいな映像で観られるわけで、今から観るのが楽しみです。私の90年代日本未公開作まぼろしの映画の1本ですが、日本で字幕入りのDVDが出た際は、ぜひ皆さんに観てほしい作品です(買ってくださいね)。これ、クンフー片なのにすごく泣けます!

徐克的電影世界その6

2007-02-12 20:13:04 | Weblog
香港に行く前に最終的なプログラムを決め、それをパンフレットに組み入れて、印刷入稿しました。
全体的なプログラムとしては、
9月1日(水)夜6時30分オープニングセレモニー
       『ワンス・アポン・ア・タイム天地大乱』の上映。
9月2日(木)11時30分『大丈夫日記』
       14時『アゲイン/明日への誓い』ツイ・ハーク監督作品セミナー
       16時30分『ガンメン/狼たちのバラット』
       19時『新龍門客棧』ゲストによるトーク
9月3日(金)11時30分『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』
       14時『北京オペラブルース』ツイ・ハーク監督作品セミナー
       16時30分『ロボフォース』
       19時『東方不敗』ゲストによるトーク
9月4日(土)11時30分『新龍門客棧』
       14時『上海ブルース』ツイ・ハーク監督作品セミナー
       16時30分『北京オペラブルース』
       19時『東方不敗之風雲再起』
9月5日(日)10時30分『東方不敗』
       13時『東方不敗之風雲再起』
       16時クロージングセレモニー『妖獣都市/香港魔界篇』
に決定したのでした。
目玉は14時の回に組んだツイ・ハーク監督自身による作品裏話、そして夜のトークです。そして私はツイ・ハーク監督に確認をとるのと会場のお客さんに楽しんでもらうためのオリジナル予告編とオリジナルポスターを電影工作室から受け取るために香港へ飛んだのでした。それは真夏のまっさかりである、8月の頭のことでした。