電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

明1日公開のアジア作品

2009-07-31 23:07:00 | Weblog
明日1日(土)公開のアジア作品です。
「コネクテッド』香港=中国作品
監督:ベニー・チャン
出演:ルイス・クー、バーヴィー・スー、ニック・チョン
キム・ベイシンガー主演のハリウッド映画『セルラー』を、『香港国際警察/NEW POLICE STORY』のベニー・チャン監督が香港でリメイクしたサスペンス・アクション。誘拐された見知らぬ女からの電話を受けた借金取りたてのしがない中年が、彼女を助けようと奔走する。基本的な部分を使いながら、キャラクターの肉付けや展開を香港風味にしたベニー・チャンのチャレンジがうまくいった作品になっています。また出演者たちの演技がなかなかです。期間限定上映のようですので、東京エリアの方、お早めに。
東京:新宿武蔵野館にてロードショー

ということで、明日の講座ですが、ベニー・チャン研究といきたいと思います。

巨乳ブーム?

2009-07-28 14:50:53 | Weblog
体調崩してからブログの更新が滞っておりましたが、だいぶよくなったと思ったら、8月8日公開の『3時10分、決断のとき』の追い込みになってしまい、ドタバタしております。

さて、今日買った「フラッシュ」に中華圏で話題の巨乳グラドルのページがありました。ここ1年ほどなのですが、香港も台湾も、そして大陸もビジュアル重視のアイドルがどんどん登場しており、特にEとかFとかの巨乳アイドルがブームになっております。台湾では瑤瑤、舒舒といった子たちがネットで検索すると写真を見かけるのですが、やはりこれも日本のグラドルの影響なのでしょうか?
ネット時代になって簡単に日本の情報が入る時代になり、ますます日本の影響を受けているように感じるわけです。
瑤瑤が有名になったCM

胸といえば、昔、香港の芸能人の中で豊胸がブーム?になっていたことがあって、アニタ・ムイも胸を大きくしたなんて話もありました。
昨年の写真流失事件のセシリアもなんかそれっぽい感じでしたね。

皆既日食

2009-07-22 23:45:57 | Weblog
皆さん、ちょっとご無沙汰しておりました。
先週は久々にとんでもない状況におちいってしまいましたが、今は咳が時々出る程度まで治まりましたが、健康的な毎日を送っております。
その間にブルース・リーの命日があったりしましたが、今日はアジア圏は皆既日食にわきましたね。
残念ながら天候が良くなくて、東京も雨のち曇りで、一瞬でしたが雲のカーテンから見えた欠けた太陽にちょっと興奮いたしました。
部分日食は子供の頃から何回か見ましたが、天体図鑑にかかれてあった日本での日食の日程を見ながら、自分の歳がいくつになるんだろう、なんて数えてみたりしたことがありましたが、こうゆう宇宙の神秘を実際に自分の眼でみてしまうと、映画で作られたCGの映像がかすんでみえます。
今日は中国の重慶では晴れていたのでよく観測でき、上海は大雨で見えなかったようですが、昼間なのにあたりが一瞬真っ暗になってしまうって、大昔だったら天変地異の前触れで大騒ぎになっていたのでしょうね。

そういえば、香港でブルース・リー展が行われていたようですが、第一回クンフー展というのも開催されたようで、これはどんなイベントだったのでしょうね。

明日18日の講義

2009-07-17 11:39:21 | Weblog
朝日カルチャー講座にご来場の生徒の皆さん、明日の件でお知らせがあります。
昨晩、39度の高熱を発してしまい、夏風邪(インフルエンザではなかったのですが)をこじらせてしまったために、明日18日の講座はお休みとなりました。代替えは9月5日ということで、ご担当の方から連絡がいくと思いますが、よろしくお願いいたします。
咳き込みがひどく、やれたとしても皆さんにご迷惑をおかけすると思いましたので、次は万全の体調でのぞみたいと思います。

暑中お見舞い申し上げます

2009-07-15 16:16:34 | Weblog
関東地方も梅雨明け宣言となり、今日の東京は強い日差しで外を歩くにもきつい日です。私はその暑さにやられたのか、昨晩は風邪をひいた感じになっており、眠れませんでした。でも、ひどくはないので会社に出ていますが、すごく眠いです。
毎年7月はブルース・リーとアレクサンダー・フー・シェンの命日で、昨年も一昨年もこのことは書きましたが、1年経つのは早いものです。
さて、本日は1冊の本をご紹介したいと思います。このブログも業界内の人間もよく目を通しているわけですが、ワーナー・ブラザースのベテラン宣伝マンだった方の過去の映画宣伝の話をつづった「ロードショーが待ち遠しい 早川達雄氏の華麗な映画宣伝術」(文藝春秋刊)という本が刊行されました。これは1960年代から近年まで、メジャーの映画宣伝に携わった一人のベテラン宣伝マンの作品に携わった時のエピソードがつづられているわけですが、私の年代としては1970年代が思春期だったので、この時代のワーナー作品はよく見に行きましたが、もちろん『燃えよドラゴン』のことも触れられています。
映画の宣伝って、自分が好きな映画も嫌いな映画も世の中に売りこんでいくわけですから、なかなか大変なものです。特にここ数年は洋画の観客が減っているわけで、宣伝を手がけるほうも大変な時代になりました。

宣伝の裏側でもいろんな話があって、特に来日の場合は世間に言ってはいけないようなエピソードなんかもあるわけです。宣伝マンはスターに会えてうらやましいと思われている方もいるかもしれませんが、実際仕事をしているとけっこう大変なわけです。

少林寺への道

2009-07-13 19:17:52 | Weblog
キングレコードで、これまで『少林寺』『少林寺2』『阿羅漢』『少林寺三十六房』と日本で劇場公開された少林寺ものをDVDで発売してきましたが、そのトリを飾る『少林寺への道』を11月6日に発売することとなりました。
日本では日本ヘラルド映画が配給して、私も当時、新宿武蔵野館で観たのですが、懐かしい作品であります。
これで『少林寺』ブームに公開された作品のDVDがそろい踏みとなったわけですが、これで私がお手伝いするキングレコードの香港クラシック作品は最後となりました。
日本語吹き替え版も入りますし、字幕もチェックしまくります。

明11日公開のアジア作品

2009-07-10 18:34:08 | Weblog
明日11日(土)公開のアジア作品です。

『セブンデイズ』韓国映画
監督:ウォン・シニョン
出演:キム・ユンジン、パク・ヒズン
『シュリ』で知られ、その後アメリカに移って活動し、最近ではアメリカの人気テレビドラマシリーズ「LOST」に出演しているキム・ユンジンが久々に韓国映画に出たサスペンス。シングルマザーの敏腕女性弁護士が大切な一人娘を誘拐されて、何とかして娘を取り戻そうと奔走する1週間を描く。
東京:シネマート六本木ほかロードショー


いよいよ明日から朝日カルチャー夏期講座を始めるのですが、資料探すのにとほほ状態。なんとか『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』の日本版予告を見つけたり、香港のDVDにも入っていない『ドラゴン・イン』のオリジナル予告やらを見つけたりとどたばたとしております。とにかく第一回目はツイ・ハークです。
明日お会いできる方々、よろしくお願いいたします。

コネクテッド公開記念レイト上映

2009-07-09 19:41:15 | Weblog
8月1日から公開される「コネクテッド」の公開記念で、東京の新宿武蔵野館で特別レイト上映が決まったとのことです。目玉は『燃えよドラゴン』の上映ですかね。

1)“ベニー・チャン+ジャッキー・チェン=究極の香港アクション”
7月11日(土)~7月17日(金)
『香港国際警察/NEW POLICE STORY』

2)“すべては彼から始まった…香港映画の伝説が新宿に降臨!”
7月18日(土)~7月24日(金)
『燃えよドラゴン<ディレクターズ・カット版>』
★ブルース・リーの命日の7月20日(月・祝)ご来場の方には、お宝グッズをプレゼント(抽選)します。

3)“緊迫の嵐!興奮沸騰!これがハリウッド・オリジナル!”
7月25日(土)~7月31日(金)
『セルラー』

入場料金は当日1,000円均一。『コネクテッド』の前売券をお買い求めの方は500円でご覧になれます(各作品の当日入場券をご購入の際に窓口で『コネクテッド』前売券をご提示ください)。

1989年4月1日

2009-07-08 14:07:07 | Weblog
昨日に引き続き、香港の新聞に出ていた映画広告です。いまから20年前になるんですね。
当時、このアンディ・ラウとロザムンド・クァン共演の作品、日本では『トップポリス』の題名でビデオが発売されました。確か新聞広告のこの2作品のどちらかを見るか悩んだ末、メイヴィル・ウォンとラム・ウェイというあまりに華のないキャスティングの作品よりかは派手そうな感じがする方を選んだ記憶があります。この日の午夜場の回のプレミアを観るために、チムサーチョイ・イーストの新しい映画館に行きました。お昼にチケットを買って、夜、一緒に旅行に行っていた人たちと観に行ったわけです。当時は香港に行くとこの劇場でよく観たんですが、今のシネコン風の作りが新鮮で、また香港映画ってドルビーでもないのにここの劇場は音響がTHXだったのでそれがたまらなかったのですが、上映前に音響チェックの映像ではでかい音なのに、本篇は始まると2チャンネルの音響に笑ったものです。そしてこの映画の内容はもろ『トップガン』のパクリでのけぞった記憶があります。
夜の11時30分ぐらいの回でもプレミア上映はすぐにソールドアウトになる時代で、これがまた香港映画を観に行くのに楽しい頃でもありました。でも夜だと冷房ががんがん効きすぎていて、それに閉口したわけです。おかげで香港に行き始めた最初の頃は日本に帰るとよく風邪を引いていたのでした。

懐かしの新聞記事

2009-07-07 16:55:01 | Weblog
今日は映画業界内では漫画家の倉田真由美とトルネードフイルムの叶井俊太郎の話題でもちきりになっておりますが、トルネード叶井とは最近も1本単館作品の打ち合わせをして顔を合わせているのでこの日の発表は聞いていたのですが、ん~、ま、彼らしいというか、ネット上ではお祭り騒ぎですな。明日も打ち合わせだけど、この話で終始するんだろうな、きっと。

話がかわり、今週土曜からの講座用にごそごそ探しながら、いろんなものを倉庫で見つけておりますが、茶色がかった新聞が出てきました。日付は1989年4月1日の香港で買った天天日報。今は香港で新聞買ってもほとんど映画の広告やら日さいを見なくなりましたが、この当時は映画の広告がどんな新聞にも掲載されていた時代でした。今日は『過ぎゆく時の中で』の3週目公開ヒット広告です。今のジョニー・トー作品とは考えられないほどのベタなドラマでしたが、香港の劇場で観て号泣いたしました。この作品でのン・マンタは發仔のメカ担当の友人役で出ていて、その後のチャウ・シンチー作品とは違う彼の演技が見れる作品でもあります。この時の子役を演じたウォン・コンユンはすごく注目されましたが、今はどうしているのでしょうね。日本と同様、子役はなかなか大成しないのですかね。
それからクライマックスの炎に包まれたシーンで流れる、サミュエル・ホイの主題歌がすごくよくて、これが号泣させる要因のひとつだったかもしれません。

星星同學會

2009-07-04 17:38:04 | Weblog
いよいよ来週の11日土曜から、朝日カレッジの講座が始まります。第一回の資料や映像を整理中なのですが、日本版の「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」の予告が見つかったり、ツイ・ハーク映画祭の写真をスキャンしたりと、ドタバタしながら作っております。

さて、日本のテレビ局は初の赤字転落で、番組も芸人を使ったものやトーク番組花盛りですが、香港で話題になっているTVBのテレビトーク番組があるようです。その番組とは「星星同學會」。今年の1月から放送されていて、7月にはDVDも発売されるようですYESASIAが、司会はサンドラ・ンとチン・ガーロッ。毎回、複数のスターたちが自分たちの過去の㊙話やらを話すという内容のようで、同期のスターたちが顔を合わせたりと、これはちょっと見たい番組ですね。日本ももう少しトーク番組も芸人ばかりでなく、こういった内容の番組もあっていいと思うんですけどね。例えば、日活スター同窓会とか、太陽にほえろOBとか。けっこう芸人ものには飽き飽きしております。

ところで、TVBのHPでは過去の番組が見られるようになっているのですが、残念ながら海外からのアクセスでは見れないようで、ニュースと経済番組だけ見れるようになっているようです。

明4日公開のアジア作品

2009-07-03 21:18:02 | Weblog
明日4日(土)公開のアジア作品はありません。

あっという間に7月となりました。この調子だと、あっという間に今年も終わりそうです。
今日、銀座シネパトスの前を通ったら、『レッドクリフPART2』が昼間の回、夜1回が『ウォーロード』という上映組み合わせになっておりました。なんだかすごい番組表だ。

香港の夏映画もこれからですが、どんな興行になるのでしょうか。

あ~、いつの間にやら原稿に追われている・・・・やばっ。

懐かし3人

2009-07-02 11:28:38 | Weblog
東京は朝から大雨です。不安定な天気で傘が手放せない毎日です。

1999年に発売された雑誌KICKの表紙。香港で「ジェネックス・コップ」の公開も控えた、ある意味、映画とのコラボグラビアだと思うんですが、「三雄大鬧鐡虎會」と表したページにはどこにも映画の表記なし。日本で同じようなページを作るとしたら、絶対に映画の写真と紹介を小さくてもどこかにいれてもらうのですが・・・

3人とも若いですね。でも外見は今ともあまり変わっていないような気がします。でも10年前、月日が経つのは早いものです。

この雑誌、借りたまますでに9年。K仔、借りたLDと一緒に返します。

七小福

2009-07-01 18:52:12 | Weblog
映画「七小福」では、ジャッキー・チェンの子供時代を描き、感動的な作品になっていました。あの中で、ラム・チェンイン演じる叔父さんがスタジオの撮影中に落ちて亡くなる話は涙を誘いましたが、1980年代後半のエンタテインメント全盛の香港映画の中でああいったドラマが作られていたというのは、やはり時代の勢いと香港映画が絶頂期であったことの証明ではないでしょうか?
そんな「七小福」時代の写真が公開されたという記事が出ていたのですが、香港映画ファンにとっては興味深い写真の数々だと思います。
レコードチャイナ「七小福」記事