電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

サンダーアーム龍兄虎弟海報

2013-03-25 14:41:52 | Weblog
引っ越してから、どこに何があるのかわからなくなり、資料を押し込んでいる部屋で探し物をしているのですが、ジャッキーものはポロポロ出てきました。そこで引き続き、『サンダーアーム龍兄虎弟』の香港版ポスター2点をご紹介します。
2大スター主演なので、そこはバランスよく、ジャッキー版とアラン・タム版のポスターになってます。
ジャッキー・チェン版海報。こちらはよく見ますね。

アラン・タム版海報。こちらのほうが珍しいかもしれません。



こうやってポスター写真を上げていくとブログも1年間ぐらいもちそうだなあ。


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ジャッキー・チェン懐かしいポスター

2013-03-22 17:13:38 | Weblog
昨晩、レスリー・チャンのポスターを探していたら、ジャッキー・チェン関連のポスターが出てきました。中でもちょっと珍しめのポスターということで、自撮りで画質よくないですがご紹介します。
『ライジングドラゴン』の公開もいよいよ来月ですが、シリーズのきっかけとなっている『サンダーアーム 龍兄虎弟』の日本版ティーザーポスター。

『プロジェクトA』の日本版イラストポスターも珍しいです。


そしてカリーナ・ラウの映画デビューとなった『クラッシュエンジェルズ 失われたダイヤモンド』のオリジナルポスター。でも題名が違うので台湾版?って感じですが、もしかすると香港版の最初のティーザーポスターかもしれません。





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救火英雄

2013-03-20 12:00:00 | Weblog
昨年、ユニバースがパン・ブラザース監督、ラウ・チンワン、ルイス・クー主演で発表していた『逃出生天3D』に続き、エンペラーがデレク・クォック監督、ニコラス・ツェー、ショーン・ユー、サイモン・ヤム、フー・ジュンに、アンディ・オン、リウ・カイチー、バイ・ピンが共演している『救火英雄』と2013年は消防士映画対決が見られそうです。ジャッキー・チェンも1980年代に企画して中断した『ファイヤーマン』を復活させるなんて話もあったことですし、ジョニー・トー監督の『ファイヤーライン』が消防士映画としては傑作だったことから考えると、このジャンルはちょっと楽しみな作品群かもしれません。

『救火英雄』予告


香港フィルムマーケット開催

2013-03-19 17:38:12 | Weblog
昨日から香港では香港フィルムマーケットが始まりました。日本からも映画会社やビデオメーカーの買い付け担当や、逆に海外へ日本の作品を売る方々と多くの業界人が行ってます。私もこの数年は行く予定がないのですが、SNSの発達で、向こうの情報がすぐにわかるようになったのはありがたいことです。
さて、中華圏作品は2013~2014年の作品発表をしています。楽しみな作品が多いですが、やはり『盲探』ですね。
英皇(エンペラー)のラインナップ
『魔警』ダンテ・ラム監督、ダニエル・ウー、ニック・チャン主演。
『救火英雄』サイモン・ヤム、ニコラス・ツェー、ショーン・ユー、フー・ジュン主演。
『超級經理人』チャップマン・トー、TWINS主演
寰宇(ユニバース)
『逃出生天3D』パン・ブラザース監督、ラウ・チンワン、ルイス・クー主演。
『掃毒』ベニー・チャン監督、ラウ・チンワン。ニック・チョン、ルイス・クー主演。
寰亞電影(メディアアジア)
『天機.富春山居圖』アンディ・ラウ、リン・チーリン主演。
『毒戰』ジョニー・トー監督、ルイス・クー主演。
『盲探』ジョニー・トー監督、アンディ・ラウ、サミー・チェン主演。
『飛虎出征』チャップマン・トー、ショーン・ユー主演。
影王朝
『賭城風雲』ウォン・チン監督、チョウ・ユンファ、ニコラス・ツェー、チャップマン・トー主演。
『濟公』ウォン・チン監督、ルイス・クー、スー・チー主演。
『爛滾夫鬥爛滾妻』ウォン・チン監督、チャップマン・トー、クリッシー・チャウ主演。
安楽(エドコ)
『風暴』アンディ・ラウ主演。あとリー・べックワーの原作恐怖もの
『迷離夜奇幻夜』ケリ―・チャン主演。
發行工作室
『白髮魔女傳之明月天國』ジェイコブ・チャン監督、ファン・ビンビン、ホアン・シャオミン主演。
『激戰MMA』ダンテ・ラム監督、ニック・チョン主演。
『過界』カリーナ・ラウ、チェン・クン主演。
『聖誕玫瑰』チャーリー・ヤン監督。
『竊聽風雲3』
影視點
『警長』デニス・ロー監督、サイモン・ヤム、ロー・ホイパン主演、ラム・シュー、マギー・シュウ、サム・リー共演。

おまけ
『盲探』先行予告




過去の名声

2013-03-12 21:14:42 | Weblog
つい先日、ジョイ・ウォンの復帰話が話題になっていました。彼女は女優を半引退の状況でカナダに行き、出家しただとか、哲学を学んでいるとか、あとは隠し子騒動があったりと、今だに話題にことかきません。すでに10年ちょっと表舞台から消えていた彼女の復帰をいったい誰が仕掛けているのか。
先月も90年代の3級片で人気があったベロニカ・イップが映画で復帰していたのもびっくりしましたが、ここのところ、香港の往年の女優たちの復帰が増えているのにはびっくりいたします。
こうゆうのを知ると、どうも香港映画などはタレントの手詰まり感をすごく感じてしまいます。いまだに主演をはるスターの顔ぶれは同じ、脇もだいたい同じ顔ぶれ。若手と言えば、すでに30代となったニコラス・ツェーで、20代のスターがまったく育っていない。スターたちの年齢もどんどん高齢化しています。また作り手たちもさほど変わらずなわけですから、あと10年経ったら香港映画がどうなっているのかが本当に心配になってきました。
そうゆう状況の中で昔人気のあった人たちを続々復帰させているということは、過去の名声を使ったビジネスのにおいがプンプンするのですが、次は誰が復帰するのか、気になるところです。


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1992年4月18日その4

2013-03-05 21:37:12 | Weblog
先日広告の記事をアップしましたが、この1992年4月18日の芸能記事は、ジェット・リーの新マネージャーとなったジム・チョイ(蔡子明)が東チムサーチョイのオフィス前で殺害された事件の後記事でした。私がちょうど香港に行った日にこの事件が起こったのですが、翌日の新聞の芸能欄はこの事件でもちきりでした。前にも書きましたが、この事件がなければジェット・リー版の『龍門客棧』が作られていたわけであり、監督はビリー・チャン(陳會毅)、オブザーバーにキン・フー、主演がジェット・リー、ミシェル・ヨー、マックス・モクだったことから考えると、本当に観たかった作品です。



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話題の場所

2013-03-04 22:04:26 | Weblog
昔、チンミー・ヤウが渋谷の教会で結婚式を挙げて香港芸能人が大挙来ていたことが、香港映画ファンの間で話題になったことがありました。80年代から香港のスターたちは休みを利用して日本で買い物したりデートしたりと、地元香港より羽を伸ばせるの環境にあるので、彼らにとって日本は身近な息抜きの場所と言えるでしょうね。
先日、東京の某所でイーキン・チェンが結婚パーティを行ったことが話題になりましたが、知り合いのライターさんから彼が行ったパーティの会場を教えてもらいました。
こうゆう場所をよく見つけたなあと感心してしまいました。
イーキン・チェンが結婚パーティを行った場所

イーキンといえば『飛砂風中轉』は小春と久々に共演した映画ですが、秋以降に公開をスタンバイする予定ですので、お待ちくださいませ。

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香港映画忘備録3

2013-03-03 17:13:24 | Weblog
1988年の10月から1990年1月までベストロン映画に在籍している間も、『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』が縁で、ツイ・ハークの電影工作室へいろいろと連絡を取って、1989年4月の香港国際映画祭の時には、テレンス・チャンの好意で、ゴールデンプリンセスの試写室で3週間前にシンガポールで公開されたばかりの『喋地雙雄(狼/男たちの挽歌・最終章)』を見せてもった。上映時間は2時間20分ほど、クライマックスのアクションシーンに驚嘆し、日本に帰った後も会社には情報として進めたものの、値段が当時で80万米ドルと1億超える金額だったので、会社はあまり興味を持っていなかった。それよりも『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』の続編の話があったので、そっちにこの金額と同じくらいのオファーで話をしていた記憶がある。
話は戻るが、この香港国際映画祭の時は電影工作室のテレンス・チャンや広報窓口のヘレン・チャンに本当にいろいろとお世話になっており、この時は一緒に旅行へ行ったマスコミの人間と『驚魂記(蜘蛛に抱かれた女)』の新界の撮影現場にも連れて行ってもらい、ジョイ・ウォン、ブリジット・リン、ポーリン・ウォンに会って、写真撮影の時間をもらった。またこの時はシネマシティのウェリントン・ファンから、『阿郎的故事(過ぎ行く時の中で)』の劇場招待券をもらって、皆で旺角のシネマシティのビルの1Fにある映画館で鑑賞した。
『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』続編はベストロン映画でやることになり、ビデオ部がジョイ・ウォンをメインにしたメイキングビデオを作るということで、これも制作費を日本が出して電影工作室が撮影することとなった。そうして出来上がったのが『メイキング・オブ・チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2 ジョイ・ウォンのすべて』。ベストロン映画がない今、この素材はどこにあるのでしょうね。そうこうしているうちにアメリカのベストロン映画の経営が傾いたということで、社内もがたがたしており、個人的には退職することを決意。ちょうど話があった『オクトパス・アーミー 渋谷で会いたい』の宣伝の手伝いを2月から始めるのだった。


情報収集

2013-03-02 18:18:22 | Weblog
今日はシネマート六本木で公開スタートとなった『韓国映画セレクション2013春』の立会いに行ってきました。公開されている作品は『恋は命がけ』『僕の妻のすべて』『ヨンガシ 変種増殖』の3本です。個人的なお奨めは『恋は命がけ』で、特にホラー好きな人は見てほしい作品。それからラブコメ風なところもあるので、デートムービーのふりしてカップルで観に行くのもいい作品だと思います。

さて、今週は人の咳から風邪を移され、鼻ずるずるの最悪の体調で、すぐ睡魔が襲ってきます。立ち会い帰りに銀座に降りたら、ちょうどCX「うちくる」の撮影やっていて、遠巻きに人垣ができている中、中山秀征と中川しょこたんが白い服着て、小堺一機の姿を見かけました。ということでしょこたんで思い出しましたが、『燃えよドラゴン』が4月から始まる「新・午前10時の映画祭」に入ってましたね。「午前10時の映画祭」はこれまで2回開催されましたが、それまではフイルムで昔の良作を観ましょうということでしたが、ほとんどのシネコンがフイルム上映できなくなった今、デジタルでの上映に切り替えての企画上映になったようです。ということで『燃えよドラゴン』でもデジタル化された上映になります。

初日に立ち会うと配給元や劇場の担当者といろんな話をするのですが、それがひとつの情報収集になっています。ということで、そこで聞いた情報を含め、もう一度今年の中華作品公開日程のおさらいしますが、

3月23日『人間万事塞翁が犬』ハーク&カンパニー配給(シネマート六本木ほか)
4月13日『ライジング・ドラゴン』角川映画配給(角川シネマ有楽町ほか全国)
4月20日『セデック・バレ1・2』太秦配給(ユーロスペースほか全国)
5月31日『グランドマスター』ギャガ配給(日劇3ほか全国)
6月予定『大武当』キュリオスコープ配給
6月22日『アイアム ブルース・リー』アンプラグド配給(新宿武蔵野館ほか)
7月13日『ブルース・リー李小龍 マイブラザー』アンプラグド配給(新宿武蔵野館ほか)
夏『画皮2』『太極1・2』ツイン配給(夏の傑作香港祭りとして)
秋『葉問/終極一戦』(原題)日活配給
『楽之路』(原題)ワコー配給
年内『大捜査之女』『飛砂風中轉』『C+偵探』『B+偵探』『追凶』(提供:キングレコード)

これ以外の情報ですが、『寒戦』が秋ごろに公開されるようです。
また『大上海』は買われたそうで、『血滴子』もどこかが契約するところまでいっているとのこと。
そして『東邪西毒 終極版』およびウォン・カーウァイ作品(製作および監督含めて)のおまとめセットを買った会社も判明しました。

ますます今年もいろんな作品が日本上陸するようです。

1992年4月18日その3

2013-03-01 20:15:42 | Weblog
昨日に引き続き、新聞広告です。
『ファイト・バック・トゥ・スクール2』と『藍江傳』の2枠並びですが、どちらも製作が永盛電影です。
この会社は、80年代後半に三和電影からチャウ・シンチーやアンディ・ラウの作品を独占量産していた90年代が永盛電影、そして90年代終わりから21世紀にかけて中國星の名前で皆さんもご存じかと思います。
永盛を切り盛りしていたのがジミー&チャールズのヒョン兄弟。彼らの父親は香港三合会のひとつ、新義安を設立したボスであり、兄弟が製作した『ゴッド・ギャンブラー』のカジノ船のシーンでは所有している船で撮影したと言われていて、エキストラの人たち含め「あれはホンマもん」と、仲間内では噂しておりました。
この広告みると、当時のこの会社の勢いがよくわかります。