皇居の一般参観後編です。一気に進めます。
皇居宮殿前の東庭まで来ました。
一般参賀が行われる長和殿は、長さが160mもあります。
参賀の日には真ん中あたりに、バルコニーが設置されるということです。
テレビで見るととても高い所に立たれているように見えますが、
石畳からお立ち台までの高さは、わずか3mちょっとだそうです。
白い石の線が、最前列の目安で、横に長く人並みができるんですね。
多いときは一度に2万人も参賀できるというのですから驚きです。
いつか一般参賀に参加してみたい気がしてきました。
長和殿に向かって右側に目をやると、松の塔が見えます。
葉と葉の間から灯りが見えるように作られていますが、灯りがともるころには、一般の人は見ることができません。
左側には大きな玄関「南車寄せ」があって、国賓などがここを利用されるそうです。
国賓のニュースが流れたら、注意深く見てみたいと思います。
これは右奥の車寄せで、組閣が行われた時、この黄色いじゅうたんでも、記念撮影が行われるそうです。
宮殿の左奥は南庭の大刈り込みが見えます。
色々な樹木の集まりで、職人さんが手で刈込をするそうです。
次に正門鉄橋が見えてきました。
ここは堀が深いため、江戸時代には橋桁を上下二重に組んで、橋の上に橋を作っていたために「二重橋」と呼ばれていましたが、現在は鉄製になり「正門鉄橋」が正式名称とのこと。
私が思っていた二重橋は、本当は二重橋でなかったのです。
正門鉄橋からなんとなく見える二つのアーチの橋。
係の人が列を乱してはいけません!というのであまりよく見えません。
カメラがとらえてくれました。
これが二重橋と思っていましたが、これは「正門石橋」と言うのだそうです。
この橋は皇室の特別の行事や、国賓来訪以外は使われないそうです。
多くの人はこれが二重橋と思っているようで、中高年の人にはおなじみの、歌詞「ここが ここが二重橋 記念の写真を撮りましょうね~♪」はどの橋を指していたのかなと考えてしまいました。
正門鉄橋の上で後ろを振り返ると見えるのが伏見櫓。
三大将軍家光の頃、京都、伏見城から移築されたと伝えられています。
橋でUターンし、宮殿の前を通り、樹木の茂る山下通りを通って、出発地点まで戻りました。
皇居一般参観を2回に分けてアップしました。
後半は説明が多くて、読みづらかったかもしれませんが、自分の覚書として記録しておきました。
この見学コースの他にも、東御苑は公開されていて、見所も色々ありそうです。
またいつかゆっくりと見学してみたいです。
今度はお天気のいい日に体調万全で行こうと思います(笑)
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