先日、市主催の秋の美術散歩に参加しました。
東京の美術館2つを巡るツアーで、応募多数、抽選の結果参加することができました。
最初に行ったのが東京ミッドタウン内にあるサントリー美術館で、「天上の舞 飛天の美」です。
平等院鳳凰堂が修理中のため、その期間を利用して最初で最後の国宝の展示が行われています。
鳳凰堂は高校の修学旅行で行っただけですが、内部の様子などまったく記憶にありません。
パンフレットを読んでみれば、庭園を含め全体が極楽浄土を再現した阿弥陀堂として名高いという事ですから、運が良ければ死後はこんな世界に行くことができるのかと、心の奥で思いました。
雲に乗った飛天がどんなふうに展示されているのか、とても楽しみでした。当然、撮影は禁止なので、本を買ってきました。
展示のメインは阿弥陀如来坐像の光背の飛天です。、
本を写したのでわかりづらいですが、ご本尊の光背に13体の飛天が取り付けられていて、それを取り外して展示しているのだと思います。
寺外では初公開という国宝です。
これが光背の飛天の一部です。
それから壁には雲に乗りながら楽器を奏でる雲中供養菩薩が取り付けられています。
拡大するさまざまなポーズをして雲に乗っています。
それほど人もごったがえしていなくて、間近でみることができて大満足でした。
思い思いのポーズをとり、楽器を奏でる菩薩様にしばしうっとりでした。
鳳凰堂の修理が終わったら内部が見られるようになるのかわかりませんが、京都に行くことがあったら、まずここを訪れてみたい場所になりました。
訪問ありがとうございます。
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