気になって気になって仕方が無い記事が今日の朝日新聞に掲載されていた。「耳にピアスの穴を開けると白い糸が出てきて、引張ると失明する」「誰もいないトイレの個室から返事をするトイレの花子さん」 。70年代後半から80年代に少年少女を中心に広がった「都市伝説」だそうだ。当時を生きてきた僕ではあるのだが、耳にピアスは知らない。
そんな事はどうでも良いのだが、気になっているのはその下の記事、かつては口承伝達で広がった都市伝説だったが、今はインターネットの関連サイトが溢れ、メールで広がるエピソードが数え切れない。とある。
そして気になる内容は、近年ネットを中心に盛り上がった「あるない論争」。決して「あるある論争」では無い(笑い)。とは言ってもネットやメールに依存していない僕は、その盛り上がりすら知らないのだが、「現実」になった伝説もあると紹介されている記事に納得がいかないのだ。その納得のいかない内容とは「炭酸飲料ファンタには70年代、ゴールデンアップル味があった」だ。これが「あるない論争」に発展、実在しなかったこの商品だったが02年と06年に日本コカコーラが商品化して限定販売した。とある。そうすると僕が子供の頃飲んだファンタのゴールデンアップルはいったい何だったのだろう。
私も飲んだような記憶はあるんだけど・・・。
マーケティングの世界では地域を限定してテスト販売をこっそりし、反応が悪ければ商品化しないケースもあると言います。カップラーメンの味も地域で変えて流通させたり、菓子も試供品として一部地域で販売して、売上が見込めない商品は自然消滅させる。こんなケースで幻のゴールデンアップルは実在したと信じたいです。正直、美味しいとは感じませんでしたがね。
何味だったかは記憶にないけれど、私は好きだったなぁ♪
北海道限定だったのかしらね?
やっぱり北海道にゴールデンアップル味のファンタは存在したのでしょう。今は飲まなくなったけど、昔はお客様が来たときとか、誕生日とかの特別な日で無いとファンタは飲めませんでした。時代はチクロ入りの粉末なんちゃってジュース。健康被害が確認されてチクロは消滅しましたが、悲しかったことは鮮明に覚えています。
詳しくは後でぽん太クンが書いてくれるはず!
でも、コカコーラ社の公式見解は「過去に日本国内でそのような製品を販売したことは無い。ゴールデングレープという製品ならあった」という事らしいです。
実際、「1974年にアップル、1975年にゴールデングレープ」という商品を発売しており、両製品は色と香りも似ていたそうなので、記憶を混同しているのではないでしょうか?
参考までに20世紀に日本国内で発売されたファンタは下記の通りです。(Wikipediaより抜粋)
1958年 - オレンジ、グレープ、クラブソーダ
1974年 - アップル、レモン
1975年 - ゴールデングレープ
1984年 - フルーツパンチ
1987年 - パインフルーツ
1988年 - メロン(以前より紙コップ式の自動販売機で販売していた)、アップルミックス、ストロベリー、パイナップル
1989年 - ピーチ
1990年 - トロピカルパンチ
1991年 - 青りんご
1992年 - マスカット、ガラナ(北海道限定)
1993年 - グレープフルーツ
1994年 - スカッシュパンチ
1996年 - クリアーパイン
1997年 - レモン (New)(以前は関西限定)
1998年 - ゴールデンパイナップル(中京限定)、グリーンマスカット(北陸限定)
1999年 - クリアピーチ、南の島ブレンド
2000年 - さっぱりリンゴ、すっきりライチ、あっさりベリー
アップルとゴールデングレープの存在は過去の記憶を混乱させたようです。全国に同じような思い込みの中年がいたのですね。
さすがは、ぽん太さんです。武田鉄矢的に言うと
「ふぁんたが大将」さぶーいぃ。って感じです(笑)。
また、色々と疑問難問に対して、調査解説をお願いしますね。いゃースッキリしたぁぁ。。
それにしても、ゆうちゃんの「アップルファンタ、何味なのか」のコメント変じゃないか~。ゆうちゃん、アップルだぞー(・・∂)
福ちゃんのこのブログを読んで私も「ゴールデンアップル」を飲んだことある!と思ったけれど、それがアップル味ではなかったことは憶えていたのよ、何味かは憶えていなかったけれどね。
ぽん太クンに、それは「ゴールデングレープ」ではないかと言われた時に、どうりでアップルの味はしなかったと思ったのでした。
「アップルファンタ」がアップル味なのは知ってるよ♪ご安心あれ!
アップルとゴールデングレープねぇ。
そういわれりゃそんな気もするし・・・。