17日神戸で行われたサッカー男子国際親善試合、日本対チュニジアをテレビ観戦した。
日本が終始押し気味に試合を進める中、前半終了間際に古橋選手が、後半24分過ぎには伊東選手が見事なゴールを決め(2対0で)快勝した。
このテレビ中継で解説者が、デフェンスラインの上げ下げについて、「要は、陣取り合戦ですからね」と言っていたのは至言だと思った。
つまり、最終ラインを出来るだけ相手陣内に近い位置まで上げ、選手間の距離をコンパクトに保って攻撃することが勝利につながる。
この試合はその典型で、日本は、富安選手を中心としたボトムラインを、ボールを相手陣内に蹴り込むやいなや、素早くセンターライン付近まで上げていた。
結果、すべての選手が相手陣内に居ることになり、素早い連続攻撃が可能となる。
勿論、ラインを上げることでカウンターを浴びるリスクもあるが、そこは相手の出方をよく見ながら刻々判断して行くことになる。写真は、スポニチONLINEから拝借しました。