goo blog サービス終了のお知らせ 

アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

平成の登山事故

2018年12月22日 | ドラミング

「山と渓谷」誌12月号で、平成の登山事故を概括している。

昨今の登山ブームとシニア世代の参加が増える中、事故も激増している由にて、平成元年に602件であったものが、29年には2,583件と4.3倍になっている。

この間、大事故も多く、小生らが横浜からニセコに移住した直後の平成11年9月には、大阪の旅行会社が募集した登山ツアー客3人が、羊蹄山で悪天候のため遭難し、ビバークした2人が死亡した。

これも北海道での真夏の事故だが、平成21年7月、激しい風雨の中トムラウシ山からの下山途中、ツアー登山一行18人(ガイド3人・参加者15人)の内男性ガイド1人とツアー客7人が死亡。翌日、ガイド2人と客5人が救助された。(3人は自力下山)

また、昨年3月27日、那須・茶臼岳の南東側、標高1500mから下方へ広がる急斜面で雪崩が発生。雪山トレーニング中の高校生と引率教員ら48名が巻き込まれ、教師1人、生徒7人が死亡、40人が重軽傷を負うという大事故となった。

いずれにせよ、命あっての登山なので、遭難リスクを如何に回避するかを十分検討した上で、入山してほしいものだ。グラフは同誌から転載しました。

コメント