流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

戦没した船と海員の資料館

2017-12-15 | 博物館・資料館等
神戸市中央区海岸通に「戦没した船と海員の資料館」があります。
本資料館は、全日本海員組合関西地方支部内に置かれています。


同館は、戦没商船の記録及び戦没された船員を顕彰し、『海員不戦の誓い』として後世に伝える場として元海員組合本部会館であった地に平成22年8月開設されました。


昭和16年12月~昭和20年8月までの戦争において、船舶(軍艦を除く)及び船舶の運航に携わる多くの方々が戦場に赴きました。


その間、7千隻を超える商船及び6万余名にのぼる犠牲者を数えます。


「号鐘」(ごうしょう)<Ship_Bell>元大阪商船・たこま丸(二代目)

南展示室

戦時に施行された法令を時系列で表示し、当時の船員及び商船の時代背景を紹介しています。


合わせて船舶の建造状況を説明しています。


沢山の船舶模型が展示しています。


「船舶用アネロイド気圧計」
※地表付近の大気圧は1気圧=1013hPa=760mmHg


大阪商船「蓬莱丸」


大阪商船「笠戸丸」


船舶の在りし日の写真が展示されています。

第一展示室

戦没した船舶の写真及び説明を6面の壁面に展示されています。


日本海運所属/陸軍特殊貨物船「秋津丸」
兵員輸送・上陸揚舟艇輸送のほか、護衛のため航空機を搭載できるように改装されたとのこと。
(説明文から抜粋)

第二展示室

一般図書を含め戦没船に関係する資料が保管されています。


「神仙丸の日章旗」
遭難時、船長はこの日章旗に重量書類を包み、腰に巻き付けていたとのこと。
(説明文から抜粋)


鉄道省「崑崙丸」(こんろんまる)


大阪商船「大誠丸」(だいせいまる)

本資料館の見学を通じて、尊い生命を捧げられた方々を忘れないようにしたいです。
ありがとうございました。
★あ(^-^) り(-^ ) が( ) と( ^-) う\(^0^)/★

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