流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

南海電気鉄道・橋本駅 (和歌山県橋本市)

2020-12-09 | 南海電気鉄道
橋本駅は、和歌山県橋本市古佐田にあるJR西日本(西日本旅客鉄道)及び南海電気鉄道が保有する駅です。

南海電気鉄道は、大阪・難波と和歌山、関西国際空港、高野山などを結ぶ鉄道を経営する大手私鉄です。
純民間資本としては現存する日本最古の私鉄とのこと。
社名である「南海」は、堺-和歌山間の出願時に紀伊国が属する律令制の南海道に因んで名づけられたことに由来し、後に淡路・四国航路との連絡を果たしました。
一般的には『南海電鉄』と略されるほか、『南海電車』の呼称があります。


南海電気鉄道の切符売り場及び改札口は、橋上駅舎に位置しています。


当地は橋本市の代表駅として、JR西日本・和歌山線と南海電鉄・高野線が乗り入れ、両路線の接続駅となっています。


<駅沿革>
大正04年(1915年)03月11日、高野登山鉄道が三日市町駅から延伸し橋本駅に乗り入れ、国鉄との共同駅となる。
大正04年(1915年)04月30日、高野登山鉄道が社名変更となり、大阪高野鉄道の駅となる。
大正11年(1922年)09月06日、大阪高野鉄道が南海鉄道と合併し、南海鉄道の駅となる。
昭和22年(1947年)03月15日、南海電気鉄道に社名変更となり、同社・高野線の駅となる。
平成07年(1995年)08月30日、高野線・御幸辻駅-橋本駅間の複線化。
平成07年(1995年)09月01日、高野線ズームカーの増解結実施駅を三日市町駅から橋本駅に変更。


同駅は、島式1面2線を使用する地上駅です。
のりば番号がJR西日本と南海電気鉄道で通しとなっており、1-3番のりばがJR和歌山線ホーム、4-5番が高野線ホームとなっています。
また、高野線での4番線及び5番線ともに上下線(上り/下り)が関係なく電車が運行します。


「南海2200系電車」(名称:天空)【高野山(極楽橋)行き】


天空(てんくう)は、高野線山岳区間(橋本-極楽橋)を運行する観光列車です。


ズームカーとは、南海電気鉄道が高野線山岳区間(橋本-極楽橋)への直通運転のために製造した電車の通称です。
なお、難波から高野線・山岳区間へ直通運転することを大運転と称しています。
高野下駅から極楽橋駅までの区間は50‰(パーミル)の勾配や半径100m級の急カーブが続くため、同区間に乗り入れる車両には大きな牽引力が要求されます。
ズームカーは、平坦区間を100Km/h以上で高速走行、山岳区間は低速で力強い走行を可能としています。


「天空・車内」(先頭車/高野山側)


「南海2000系電車」【各停・高野山(極楽橋)行き】


「南海6000系電車」【急行・難波行き】
高野線・難波-橋本間で使用される20m4扉・オールステンレス車体の通勤形電車です。


「電気検測車」
架線の摩耗状況を測定する保線用作業車です。


「南海2300系電車」【各停・高野下行き】
高野線山岳区間(橋本-極楽橋)を2両編成単独で運用できる電車です。


車体側面にステンレス無塗装を基調に朱色のグラデーションを施しています。
同系電車4編成にそれぞれ花の愛称(コスモス、シャクナゲ、サクラ、ハナミズキ)を付け、外板側面に花のデザインをあしらっています。
当日の車両は、『コスモス』でした。


車内は赤色系の転換式クロスシート、車両中間部は2列+1列の座席配置です。


「南海30000系電車」(名称:こうや)【特急・高野山(極楽橋)行き】


「南海31000系電車」(名称:こうや)【特急・難波行き】

当地から急こう配となる高野山方面(橋本駅との高低差:+443m)を繋ぐ重要な駅であることを認識できました。
南海電気鉄道・高野線において活躍する車両を堪能できました。
ありがとうございました。
☆゚.+゚o(>Д<。*)ノ゚+.★ァリガトォ★゚+.ヽ(*。>Д<)o゚+.゚☆

以上で、和歌山県橋本市及び奈良県五條市での探訪シリーズを終了します。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"

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