流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

憲政記念館

2013-04-25 | 博物館・資料館等
憲政記念館は、千代田区永田町に位置する日本の議会政治に関する展示施設です。


「仮議事堂の門柱」
現議事堂が建築される前の仮議事堂は、日比谷公園に近い現在霞ヶ関1丁目の通商産業省の所にありました。
この展示物は、仮議事堂の門柱の頭部です。


「英国議事堂の飾り石」
英国国会議事堂で使用されていた飾り石です。
当館建設を記念して、イギリス政府から寄贈されたものです。


「国会議事堂」(縮尺1/200・模型)


「衆議院議場」(縮尺1/30・模型)


「衆議院の親時計」
院内各室に設置された150余の子時計を作動させていたものです。
昭和11年11月から昭和60年10月まで使用されていたそうです。


「門標」
現議事堂が竣工した昭和11年11月から昭和44年までの間、門標として掲げられていたものです。


「中央広間」
議事堂中央塔の真下にある4階まで吹き抜けの広間は、面積が約268平方メートル、天井までの約33メートルの高さがあります。


「議員登院表示版」
議員が登院した時、自分の名札を「赤地」から「黒地」に返します。
昭和63年4月の電気表示方式になるまで使われました。


「議場体験コーナー」(1階・第2展示室)


この演壇は、実際の衆議院本会議場の演壇の3/4の大きさとの事。


「国会速記者席」
議事の進行等を記録する「速記官」が位置する席です。


「議席」


「投票箱」(左側)、「軽量器」(右側)


投票箱は、役員(議長、副議長等)の選挙、内閣総理大臣の指名の際に使用します。


計量器は、記名投票の際、投じられた木札の数を集計表示するものです。


「振鈴」(左側):議長席にある振鈴とほぼ同型のものです。
「衆議院議長用水差し・グラス」(右側)


真横から見た議席です。


議場体験コーナーでは、本会議開会ベルが鳴り、内閣総理大臣の演説する映像が写り出されます。


「尾崎行雄銅像」
尾崎氏は、日本の議会政治の黎明期から戦後に至るまで衆議院議員を務めました。
当選回数・議員勤続年数・最高齢議員記録と複数の日本記録を有することから「憲政の神様」「議会政治の父」と呼ばれたそうです。

館内は体験コーナーの他、明治維新から帝国議会を経て現在の至る憲政の歩を紹介されている「憲政の歩みコーナー」も展示されています。
しかし、残念ながら撮影禁止でした。(×_×)

当館の見学により、国会の組織や運営などが改めて認識できました。
次は機会があれば、国会議事堂を見学したいと思いました。
(((o(*゜▽゜*)o)))

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