さきたまガーデンの敷地内には、富士重工業が開発した「FUJI T-1Bジェット機」が屋外展示されています。
同機は戦後、初の実用国産飛行機であり、日本初の実用ジェット機でもあります。
発注した当時の防衛庁(現在:防衛省)は、航空自衛隊の操縦士養成のため、「中等練習機・T-1」として使われます。
開発当初はエンジンが間に合わず、イギリス・ブリストル社製の「オーフュースMK.805エンジン」を搭載したそうです。
801号機から846号機までの46機は、「T-1A」と呼ぶそうです。
平成35年、石川島播磨重工(IHI)による国産ターボジェットエンジン「J3」を完成させます。
J3エンジンを搭載した機体の847号機から866号機の20機は、「T-1B」と呼ぶそうです。
展示されている機体は、平成38年6月、富士重工業宇都宮製作所で製造された最終号機(870号)です。
870号機は、平成38年7月から航空自衛隊第13飛行教育団(福岡県・芦屋基地)に配置されます。
平成12年1月までの約37年間、操縦士養成のための飛行教育訓練に使われました。
その後、第5術科学校(愛知県・小牧基地)において、教育支援機として飛行任務に遂行したとの事。
垂直尾翼のデザインは「第5術科学校」の表示です。
平成15年9月17日、規定の飛行時間を達成し、約41年の飛行任務が終了しました。
現在は、当地にて退役機としての余生を送っています。
当地は、富士重工業の航空機以外にも日本の航空史を知ることができる博物館でした。
来た甲斐が十二分にありました。
見学案内に対応して頂いた埼玉スバルの社員皆様、ありがとうございました。
m(__)m
同機は戦後、初の実用国産飛行機であり、日本初の実用ジェット機でもあります。
発注した当時の防衛庁(現在:防衛省)は、航空自衛隊の操縦士養成のため、「中等練習機・T-1」として使われます。
開発当初はエンジンが間に合わず、イギリス・ブリストル社製の「オーフュースMK.805エンジン」を搭載したそうです。
801号機から846号機までの46機は、「T-1A」と呼ぶそうです。
平成35年、石川島播磨重工(IHI)による国産ターボジェットエンジン「J3」を完成させます。
J3エンジンを搭載した機体の847号機から866号機の20機は、「T-1B」と呼ぶそうです。
展示されている機体は、平成38年6月、富士重工業宇都宮製作所で製造された最終号機(870号)です。
870号機は、平成38年7月から航空自衛隊第13飛行教育団(福岡県・芦屋基地)に配置されます。
平成12年1月までの約37年間、操縦士養成のための飛行教育訓練に使われました。
その後、第5術科学校(愛知県・小牧基地)において、教育支援機として飛行任務に遂行したとの事。
垂直尾翼のデザインは「第5術科学校」の表示です。
平成15年9月17日、規定の飛行時間を達成し、約41年の飛行任務が終了しました。
現在は、当地にて退役機としての余生を送っています。
当地は、富士重工業の航空機以外にも日本の航空史を知ることができる博物館でした。
来た甲斐が十二分にありました。
見学案内に対応して頂いた埼玉スバルの社員皆様、ありがとうございました。
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