酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

星子の山 (別に小説の題名とかではない) 【その4】

2011-10-10 13:30:44 | のほほん日記系
しっかし、山ガールスタイルが多い。
まぁ、スカートとタイツは女登山者の5%くらいか。
でも、短パン・タイツまであわせると20%はいる。
『山なめてんなぁ、スカートはいかんやろスカートは』
「いいじゃないですか、後ろから登ると頑張ろうって気になりますよ」
『はぁ?スカートは枝とかに引っかかって危ないやろ、短パンならまだしも』
「見えそでいいじゃないですか、そうじゃない人もいますけど^^;」

〔こんな感じ〕
確かに、山ガール(厚手のスカートにウール風のシマシマタイツ)はちょっとソソルかも。
でも山ガール、山オバサン、山婆までスカートはどうな。
それに、何をスタイルだけ勘違いしてんのか、短パンに黒や紺の「パンスト」の人はやめて欲しい。
『ストッキングのいるやろ、あちこち伝線しとんのぜ。アホやな』
「いやいや、それはそれで・・・(以下自粛)」
『あんたねぇ』
私としては、すらっとしたお姉さんが、ズボンで登山靴でアタックザック背負ったようなのがカッチョええと思うんだが。

まぁ、それはそうと久住山頂1786mに到着【8:00】


『N山さん、写真撮ってやろうか』
「うぃーっす、ハァ」
結構お疲れモードのN山さん。


『一服一服^^;』
「こんな空気のきれいなところでもタバコですか」
『うまい湧き水でコーヒー入れるやろ、おいしい空気で吸うタバコは美味い』
「そんなもんですかぁ」
私、くわえタバコでワンショット。



「空の色が2段に違ってるのは何ですか?」
『あぁ、あれ。色が違うところから上が成層圏^^;』
「えーっ、嘘でしょ。雲かなぁ」
そう、そのとおりです。
いわゆる雲海なのですが、夏の雲と違って層雲みたいな薄い雲海。
結構ミステリアスな光景です。

『さぁ、帰ろう』「そ、ですねぇ」
帰りは、登ってくる人がだんだん多くすれ違うようになっていた。
途中、道を譲るのに疲れて休憩。
「あの岩登れますか?」
『行った事あるけど10分くらいだよ、きついけど』
「じゃちょっと行ってきます」
『落ちるなよ、拾いに行かんぞメンドイから』

さて、走って登っていくN山さん。
どこかわかりますか?


『おーぃ、落ちるなよー』
岩山の頂上から手を振っているN山さん。

今日はホントに人が多いな。
登ってくる人に道を譲ってばかりだと先に行けないので、かなりムリな場所を下っていく。
山のルールは渋滞の岩場では通用していなかった。

よく見てね。岩山を下る数珠繋ぎの人の列。
下ってきている人が、今から久住方面に向かう人なのである。
『あのなぁ、山じゃ登りの人が優先だろが』
待てど暮らせど次々に降りてくる人人人・・・

『N山さん、こっちから行こう』
素人の家族連れにあきらめて、ムリムリ岩を登ることにした。
その後はもっと悲惨で、狭い山道ですれ違うタイミングを待っていると、途切れず進んでくるのである。
頭きたので、向こうから人が入ってきても強引に突入する。
『あー、すみません、すみません』
あのなぁ、あんたは瞬間だけ待っているだけだろうが、こっちは休憩1本と延々10分以上待っても誰も道を譲らなかったんだぞ。
ということで、行きよりも帰りが時間がかかったという異常事態だった。

帰りに道を譲って結構無茶なルートを下ったため、2人とも膝を痛めていた。
最後の500mは1歩1歩泣きながら下っていくのであった。
『どひゃ、着いたー』
「膝いてー」
無事牧の戸峠駐車場に到着【10:30】

「ソフトクリームとブルーベリー生絞りくらはい」


『やっぱ、牧の戸のソフトはヨーグルトブルーベリーに限る』

足がボロボロの2人は、温泉入ってさっさと帰りましたとさ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿