酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

星子の山 (別に小説の題名とかではない) 【その3】

2011-10-10 15:20:55 | のほほん日記系
天候晴れ、気温おそらく10度はるか以下。
牧の戸からの登りはいきなりコンクリートの直登。
私にとってはここが1番の難所。

リンドウが咲き、夜露に光っている。
「いいですねぇ」
『へっ、へっ、ハァ、ゼィ』
「これはツツジでしょうかねぇ」
『ハッ、ソウかも、ゼィ』
小さな白菊のような花は
『ありゃエーデルワイス、だな』
「えーーーー!ほんとですか?」
『知らん、そういうことにしとこう』
小さな虫が足元にいたら、
『こりゃ、高山のなんとかゴミムシかも知れん』
「えー、どこにでもいるゴミムシですよぉ」

そんなこんなで、展望台に到着。【6:00】
『ダー、休憩休憩』
「休みましょっか」
『だめだー、気持ち悪い、ヒンケツ!!!』
地べたにのた打ち回り、吐きそう吐きそう。
「大丈夫ですかぁ?」
『おりゃ登り始めに必ずヒンケツで倒れそうになるんだ、後は大丈夫』
「ラーメン食ったすぐがいけなかったのかも」
ラーメン美味かったが、胸焼けで吐き気がおさまらない。

その後は、息は切れるが、ヒンケツになることもなく、平地ではちょっと走ったりして順調に行程をこなしていったのである。
何なんだろう、あの最初だけのヒンケツは。


途中、N山さん「グットですよ、あの山なんですかぁ」
『あっち行くと、星生山。星子ちゃんが生まれる山って書く』
「いいですねぇ、星子ちゃんの山ですか」
「あそこ行けるんですか?」
『行けるけど直登でキツイよ。裏の硫黄山の亜硫酸ガスで死んだ人もいる』
「星子ちゃんの山はいいですよね」
『わけわからん^^;』
「星子の山にも行ってみたいですねぇ」
『じゃ、今度星子ちゃんに、星子の名前の山に登ろうって誘ってみたら』
「奥さんと行って下さい、って言われます!」
『じゃ、あきらめな。今日は久住ね』
「いつか行ってみたい、星子ちゃんの山」
『まだ言うか・・・』


私、『バカは少しでも高いとこ』

で、久住分かれに到着。

いつの間にか【ここから下山してはいけません】と書いてあった。
落石落とす素人がいるからだろうなぁ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿