酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

パチンコ屋の怪

2013-01-28 22:07:47 | のほほん日記系
仕事帰りにパチンコに行った。
このところ負け続け、冴えない顔で帰ることが多かった。

今日も、何の因果か継続率70%をスルー。
負けモードに入っていた。
店の名前は伏せるが、渋谷駅前にもある全国チェーンの赤い店。
Aントニオなんとかや、W田アキ子がCMしている店だ。

『この店ちょっとオカシイよなぁ、あまりに続かない』
負け犬の言い訳を頭に浮かべながら、黙々と千円札を突っ込んでいく。

『おろ、玉が引っ掛かった』
台のランプをつけて店員を呼ぶ。
よく見ると、台の盤面の中、プラスチックの欠片に玉が引っ掛かってブドウ状態だ。
「あー、申し訳ありません」
『なんか取れとるよ、部品』
・・・
「お客さん、申し訳ありませんが台をお移りいただく訳には・・・」
『えーっ、もうすぐ出そうなのにぃ?』
「台が壊れてしまって、これ以上打てないんです」
『ここ取れただけでしょ、続けて打ってかまわんよ』
「それが警察がうるさくって。故障はそのままの状態で見せないといけないんです」
まぁ、しゃぁない。
私としては珍しくゴネもせず下皿の玉を落とした。
「隣の台でいいですか」と、店員。
『んにゃ、適当にうろうろしてみる』
同じ列をウロウロ・・・・
なんとなく「当たらなそうな」台に着席、玉を流す。
『なんかやる気がうせたなぁ』
そう思いながらまさに打とうとしたその時
「この台でよろしかったでしょうか」
さっきの店員だ。
『あ、ハイ』
えらく丁寧だな。わざわざついて来る必要があるのかなぁ。
「玉を入れさせていただきますので」
そっかー、迷惑かけたから玉サービスするんだ。
って、たった2個かよぉ!

その3分後、上皿の玉がなくなりかけた頃・・・

『んな、バカな』
何の前ぶれも、何の期待するアクションもなくいきなり激熱モード突入。
それどころか、ハンドルからはエアー吹き出し!
『ありゃ、大当たり確定じゃんか』
その後、7箱まで1度もスカを引くことなくかかりまくったのだった。
迷惑かけた客の後をついてきて、店員がどっか行った途端、MAX台1/390の確率の台で予告なし大当たりなんて。

〇半、アヤシ過ぎる。

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