酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

食育の資格

2007-09-13 23:07:27 | のほほん日記系
突然だが、最近流行の「食育」が私は嫌いだ。
日本人の親世代の食が乱れたことで「不登校や小児成人病が増えた」だの「子どもが関係する事件が増えた」だの馬鹿げたことをいう立派な先生方が嫌いだ。
さらに「日本の農業」や「地場産業の将来」を子どもに押し付ける「食育」なるものに薄汚い大人の腹黒さが見え隠れするのである。
だいたい「食育」なるものの目指す先は「親世代はもう見放した!子どもを洗脳しよう」というところであろう。
自分が生きるための食べ物の獲得方法は親から教え込まれていくべきであり、身に着けていかなければ生きていけないハズのものである。
それを「食はこうあるべき」と声高に叫んでいる当の先生たちが、実は「食育」を受けるべき「食の乱れたダメ世代」なのであるから。
その結果、下のような事件が起きるのである。

【食育関係者よ、あんた方が本当に〔正しい食〕を教えることはできない】

=2007/09/13付 西日本新聞朝刊=
佐賀大は12日、農学部の付属農場(佐賀市久保泉町)で行われた宿泊実習で、鶏肉の刺し身を食べた3年生の学生9人と技術職員1人が腹痛、下痢などの食中毒症状を訴えたと発表した。男子学生1人が入院しているが、全員快方に向かっている。
 同大によると、ニワトリが原因になることが多い食中毒菌のカンピロバクターが1人の便から検出された。実習は3日から7日まであり、学生19人と教職員9人が参加。6日午前に「食育」としてニワトリを解体し、冷凍庫に保管していた鶏肉を同日夜に空揚げと刺し身にして食べたという。農場の尾野喜孝場長は「献立は学生に任せており『生で食べてみたい』となったようだ。指導が足りなかった」としている。解体は本年度初めて取り組んだ授業だった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿