酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

逃がした魚は惜しくない

2007-09-17 19:37:45 | のほほん日記系
金曜日は課の飲み会だった。
基本的に職場の飲み会には「行かないといけない」派の私だが、今回はさすがにパスだ。
いろんな人が「行こう」と誘ってくれたが、かたくなに断った。
飲みたくないお方とは飲まなくていい。
その後の事件で本社だけ困り果てているが、相変わらず本人たちはなんとも思っていないようである。

飲み会をほっぽって、金曜日はNさんと唐津に夜釣りに行った。
狙いはスズキだ・・・が、釣れない。
しばらくして、隣でチヌ釣りのオッサンが竿を出す。
〔お、ここは釣れるようだ〕
チヌがかかれば万々歳である。
N山さんと23時過ぎまで粘って、アジゴ16匹、稚ダイ4匹。
チヌもキスももちろんスズキもどこにもいなかった。

日曜日、小学生ごろ釣っていた実家そばの戸ヶ里漁港に行った。
〔お、向かい側でオッサンが釣っている〕
ほぼ満潮なので、急いで竿を出す。
投げてしばらく眺めていたがピクリともしない。
オッサンは浮き釣りのようだ。
うーん、ズルズル引きよせると・・・
ゴツゴゴツ!・・・あり?外れた?
『お、セイゴ!』引き上げたらグウグウ鳴いている。
『なんじゃ、グチかぁ』
その後もズルズル引きでゴツンとアタリがきた。
重い・・・が暴れない。オモリが泥がかりしたようだ。
手元に寄せると魚が跳ねた。
『デカイ!スズキか?糸を切られないようにせねば』
しかし別の糸にからんでしまい、寄せきれない。
仕方がないので糸を持って手繰り寄せる。
〔ん?なんかコイのような・・・コイ?〕
海である。頭が見えたらボラだった。
それでも六角ブロックの1個半ぐらい、結構デカイ。
ボラとわかったら急に萎えてそのままゴボウ抜きした。
バシャ!暴れて針がはずれ、ボラは海に落ちて消えた。
普通なら大物を逃すのは悔しいのだが、ボラに未練はなかった。

月曜日、嫁さん曰く「じゃまだから釣りにでも行け」
満潮は正午頃だろう、と嘉瀬川河口水門の横で釣りはじめて20分。
雨がパラついてきた。
『道具だけ非難しとこ』と車に入った途端・・・
ダバー!とんでもない雨!
横殴りの雨、遠くで雷も鳴り出した。
竿とクーラーボックスは置きっぱなしで、車を堤防べったりに避難させる。
ここいらは水門しか高いものがない。車の中から動けないこと2時間。
雨もやみ、釣りを再開する頃には釣り場は干潟と化していた。
今日の釣果:グチ1匹、ハゼ3匹なり。
ちなみに、ここいらはシオマネキとムツゴロウがたくさんいた。

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