酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

スズキ&グッチー

2009-09-21 16:50:54 | のほほん日記系
風も収まった20日。
唐津まで行く元気はなく、筑後川に暇つぶしと思ったが、残念!大潮だ。
大潮の筑後川は先週で懲りている。
どんな時間帯も濁流で、止まることがない。
投げても流され、ウキ釣りなどもってのほか。
仕方がない。バイクのタンクの錆取りと草むしりをすることにした。

今日、21日は中潮。
10時半が満潮。
10時ごろからいつもの場所で釣り始めるが、さすがに中潮とはいえ9月は潮が大きい。
あっという間に桟橋が水没し、車を移動。
投げる足場がなくなり、釣り辛いこと釣り辛いこと。
今日もあきらめムードで場所移動。
引き潮になれば、島の下流側から投げれば流されないだろう。
とりあえず暇つぶしと餌の消化だ。

対岸から見ていたときは先客がいたはず。
しかし、釣りをしたことのないというパパさんと男の子だった。
ルアーをとんでもない短い竿で〔ほんのそこら〕に投げ、釣れるのを待っている。
『ルアーは投げて、巻かないとだめですよ』
餌じゃないんだから、置いといても絶対釣れない。
うりゃーと投げる私にビビってか、少し見てから帰ってしまった。
釣れない。それどころかゴミが流れてきて引っかかる。
そろそろ帰ろうかと思っていたら、オッちゃんが釣りに来た。
「釣れたね?」
『全くダメ、ゴミが多くて釣り辛いです』
「もう少し引くとゴミが流れていって釣れるけどねぇ」
『引いたら下が泥で釣れなくないですか?』
「そこは浅い、こっちの深いとこじゃないと。錘も30号じゃないと」
「兄ちゃんと会ったから今日は釣れんかもね」
あ゛?!
ふんっ^^; いいんだ、どうせ暇つぶしなんだから。
さんざんウンチク吹いてオッちゃんは竿を5本並べた。
30分後、オッちゃんにグチが釣れた。30cm強、まぁまぁ。
〔ちょっと悔しい、やっぱ深いところかなぁ〕
腕力とN山さんの高級竿で投げきる。
100mは飛んだだろう。いくらなんでもオッちゃんあそこまでは届かんだろ。
でも、釣れない釣れない・・・
ゴン!ガラララ~突然竿立てが倒れかかる。
あわてて立て直し、リールを巻く。
あり?ゴミかぁ?・・・あり?なにも手ごたえがない。
時々ゴミに引っかかったような手ごたえとスッと軽くなるのはナゼ?
オモリが見えたとたん、どひゃー横に走る。
マンガで大物が釣れた時のように、糸が右往左往する。
絶対に糸を緩めないようにガンガン巻き取っていく。
最後は根がかりしたような抵抗の末、干潟となった岸に魚が上がってきた。
一目見てスズキとわかる魚体。
その後、スズキを見に来たオッちゃんの目の前でもう1本の竿が震える。
『なんか、こんなハゼのような小さいアタリばかりで、食わないんですよね・・・ありゃ、こりゃ釣れてる(^^)/』
さっきのスズキに負けない大きさのグチだった。ぐーぐー!
「ありゃ、なんで俺には釣れんで兄ちゃんとこやろ」
ざまみろオヤジ!
クーラー持って来てなかったので(ヲイヲイ、初めから釣れる気しなかったんでしょ)餌がなくなったと同時に即ヤメ。
今日はスズキの洗いと、グチの煮付けだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿