酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

今日は満月 !(^^)!

2012-11-29 23:34:59 | のほほん日記系
木曜日の新聞は・・・
そう、釣り情報が載っている日。

〔唐津西港〕カレイ30cm前後2~3匹 餌は青虫
今年初めてのカレイ情報だ。

でも所詮、釣具屋の情報なのである。
たった1人が釣っただけでもさも平均的に釣れているように掲載される。
次の休みには、その場所にずらりと釣り人が並ぶのが常である。
情報提供した近所の釣具屋はウハウハとなる。

さて、今日は満月。
つまり大潮なのだった。
昼ごろの雨も夕方には上がり、空には
風もなく、気温10度でさほど寒くないが月は凍るような美しさ。

月は、波に揺れて幾百幾千~
中島みゆきの歌を口ずさみながら『防寒着はいらなかったな』
他の人に釣られる前に・・・
ここにもオバカな釣り人がいたのであった。
会社帰りに『青虫おっきめ50gね~』と釣具屋のワナにはまっていた。
〔2、3時間だし、30gでもよかったかなぁ〕
対岸に石油基地を望みながら、今年初のカレイ釣り。

カレイは6~7年チャレンジしてるが3枚しか釣ったことがない。
なぜなら『寒いから』
釣りはしたいが、できれば車の中でヌクヌクとしたい派。
よって、寒風吹きすさぶ防波堤の先端まで行ったりしないのである。
いつも手近な、車の入る岸壁に横付けし、餌を投げ込んで車の中から眺めるような、時には読書したりテレビ見てたり、フザケた釣り方だから。
それに、カレイの連中ってきっと底にへばりついてて、目の前に餌が落ちてこないとウロウロしたりしないんだと思う。
海底一面にカレイが張り付いているのならともかく、どんなに想像してみても効率悪い釣りに間違いはない。

さてさて、今日は寒くないので、タバコついでに車外で眺めてた。
【チリリン!チリリン!】竿先の鈴が鳴る。
『ヤッタ~カレイか?』
リールを巻くと確かに魚の気配
バラさないように祈りながら、頭にはカレイの煮付けが浮かんでいた。
『こいつ、結構抵抗するなぁ。それなりに大きそうな予感』
ガン!カラガラ~!
突然トナリの竿もガードレール上で跳ね回る。
『おいおい、こんなに続けて釣れるものなのか?』
新聞の情報正しかったなぁ、なんて考えながらとりあえずグィっと合わせておく。
こっちも相当暴れる感覚が手に伝わる。

で・・・なんとか2本の竿ともバラさずに釣り上げたのは

丸々ふとった【ア・ナ・ゴ】だった。