酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

ヤマメ三昧 〔その3〕

2012-03-03 17:45:47 | のほほん日記系
実は冷蔵庫のヤマメを全部解凍してしまったのである。
さて、最初に考えたのがヤマメの腹に詰め物をした料理。
ネギ味噌を入れてホイル焼き・・・ホオ葉焼き風?
玉ねぎみじん切り入れて小麦粉つけてソテー・・・ニジマスのソテー風?
玉ねぎやらキノコやらでホイル焼き・・・単なるホイル焼き?
しかし、今日の夕食メインは釣りたてのヤマメ塩焼きだ。
塩焼き(それも大サイズ)にホイル焼きはないよなぁ。
こりゃ、今日食べなくてもいい(今日完成しない)料理じゃないとな。
燻製も考えたが、雨で乾燥できないし近所中臭くなるので却下。
ということで、昨年挑戦したヤマメのオイルサーディン風である。
今回は保存を考えた改良型です。

【ちびヤマメのオリーブオイル漬け】
材料 ヤマメ小 ありったけ、 オリーブオイル500ml程
   ニンニク1片、 ローレル1~2枚、 ローズマリー 少々
   乾燥唐辛子1~2本、 黒コショウ10粒程
   塩200g程

まず、200g/1L(20%W/V)塩水に漬けて1時間ほど味付け。
ジップロック袋か、このようにラップで空気を残さないように落し蓋。

なべに少量のオリーブオイルを入れ、ニンニクや香辛料、香草(好みの量で)を軽く炒め、冷ます。
ヤマメを塩水から取り出し「水気をよくよく拭いて」なべに並べる。
この時、なるべくギッシリ平らに並べないとオリーブオイルの量が多く必要となる。

加熱はプツプツの小さい泡が出るくらいを保つ。(たぶん80度くらい?)
ポコポコ泡が出るのは加熱しすぎ。(IHなら「保温」でOK)
1時間煮込んでヤマメの色が白っぽくなったら出来上がり。
(上にアクのように固まるものは塩分なので掬って捨てること)

保存するには、100均のビンにヤマメとニンニク、唐辛子、コショウ粒を移し、キッチンペーパーでオリーブオイルを濾しながらビンに移す。
オイルの最後に残ったオリみたいなものは水分なのでビンには入れない。
(捨てなくても、パンに染ませると結構おいしい)
ヤマメが浸るのにオイルが足りないようであればオリーブオイルを追加する。
(サラダ油追加でもOK、ちょっと軽い感じになるのでお勧め)
ビンの脱気のため、なべでビンごと湯煎にする。
オイルが加熱して、空気の泡がでなくなったらビンのフタをして冷ます。
ビンに移してからの加熱が十分であれば、冷蔵庫で数週間程度は大丈夫です。
軽く焼いて、また、そのままサラダやトースト、パスタの具でウマい。
オリーブオイルはイタリアンに使えば絶品。そのままパンにつけてもおいしい。
『あーー、またFattyだよ(^^ゞ』

ヤマメ三昧 〔その2〕

2012-03-03 17:14:42 | のほほん日記系
ヤマメ釣りから帰ったのは10:30
さすがに足腰が痛いが、釣った魚をさばかねばならない。
大きいのは塩焼きに、残りはとりあえず冷凍・・・
あ゛~、冷凍庫に結構な数のヤマメが残っていた。
夏から秋に1匹づつ釣れたちびヤマメを貯めていたのだった。
『今からフレッシュが入るから、これを処分しなきゃ』

おもむろにスーパーに塩とビンとオリーブオイルを買いにいった。
昨年ものの冷凍ヤマメを使った料理2品である。
当然、ヤマメは内臓と血合いを取り、よくぬめりを洗い落としとくこと。

【定番のヤマメ甘露煮】
材料 ヤマメ3匹~5匹(なべに並べられるくらい)
   しょうゆ みりん 砂糖(三温糖など) 各大さじ3
   酒 お茶 少々

まず、なべに湯を沸かし薄いお茶を作る。
その間に、グリルでヤマメを軽く素焼きする。
(このとき、焦がさないように極弱火でゆっくりと)

ヤマメをなべに並べ酒を加え、コトコト薄茶で30分煮る。
(煮崩れしないように適当に弱めに)

なべにみりん、しょうゆ、砂糖を入れてクッキングペーパーで落し蓋をし、弱火で煮る。

煮詰めるので、底に焦げ付かないように時々なべを揺するとよいかも。
汁が少なくなってきたら味を調整する。(たぶんこんな量で大丈夫だと思う)
最後は落し蓋を取り、スプーンで汁をかけながらアメっぽくなるまで煮詰める。

娘と嫁さんがバクバク食ったので1匹しか写真取れませんでした。