酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

見えない話は「まゆにつば」

2010-05-21 10:36:38 | のほほん日記系
昨夜のニュースで驚いた。

佐賀県が日本で初めて「国連公共サービス賞」を受賞
公共サービスに関し最も権威ある国際表彰とされている「国連公共サービス賞」を、本県の「協働化テスト」及び「イノベーション”さが”プロジェクト」の2政策が受賞することとなり、このほど、国連から本県に伝達がありました。
日本からの受賞は、2003年に同賞が創設されて以来、佐賀県が初めてです。 
〔国連公共サービス賞とは〕
2003年に設立された公共サービスに関する権威ある国際表彰です。
対象となる団体は、各国の政府や自治体、大学やNPOなど公共サービスを担っている団体で、新たな施策や制度、仕組みの考案と実践において、創造的な成果や貢献を認められたものが表彰されるものです。   以上、佐賀県HPより


なんにせよ賞を受けたことは立派なことだ。
しかし、この賞がなかなか受賞できないってことと、意味のある賞であるかは必ずしも一致しない。
総務省が推薦した4自治体の選定根拠はとうとう見つけることができなかったし、国内のエントリー総数もわからなかった。
いくつの候補中から「公正に」勝ち抜いて、総務省の推薦を受けたものかもわからない。
お役所の行う表彰など、公正な審査があった試しがないし。
(どうせ総務省OBのきむじょんいるさんがムリムリ言って・・・以下自粛)
過去の各国受賞事業をみると、他の国ではあたりまえに実施されていることが「その国にしては立派なことだ」という選定方針のようにも伺える。
つまり、内容の絶対評価ではなく、そろそろこの国に受賞させようという、まさに「お役所的」名誉賞の風合いが感じられた。

まぁ、検疫の穴をかいくぐって密輸するような「勝ったら正義」の某S県(ここだけ伏字かぃ^^;)のことだから、全国初となればなんでもマンセーなのだろう。