酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

FLディスプレイ復活!【Transcube】

2007-08-12 12:19:11 | のほほん日記系
30分でジャンクになったトランスキューブ。
動くのであれば筐体の割れなどどうでもいいが、表示部が暗くなったのにはちょっとショゲていた。
いろいろ試しているが、今のところ録画や再生の機能には問題ないようだ。
しかし、顔を近づけてようやく確認できるほど暗い表示はちょっと困る。
それに、やはり60cmオフセット落下の衝撃はPC(もとい、極めてPCに近いHDレコーダ)には心配が残る。
落下後の不具合で一番多いのが基板ハンダ付けの剥がれである。
いままでもハンダを溶かし直して復旧した例が数知れず存在する。
『しょーがない』・・・なにがしょうがないんだか^^;
『やっぱり完全バラして、部品の剥がれを見ておこう。』
眼には自信があるのだが、さすがに卓上ルーペ(100均^^;)の出番である。
完全に基板をはずすこと15分(速っ)、内部はまさにPCマザーとSW基板、ディスプレイ基板で出来ていた。
さて、尖ったドライバの先で怪しそうな部品の足を弾いていく。
うーん、意外にもコネクタの抜けやハンダ剥がれの気配もない
昨日脱落したフェライトの持ち主パーツも特定し、瞬着でくっつけた。
とりあえず念のために一度曲がった基板部分は全てハンダゴテをあてて一回溶かして修理完了?、組み上げた。
『おおっ!明るくなった!』
FLディスプレイは写真のとおり復活した。
フェライトコアって飾りかと思ってたが、見かけによらず只者じゃないな。
・・・だが、いつまでたっても”Welcome to”から進まない。
『TOSHIBAはどうしたTOSHIBAは?』
壊れた・・・かも・・・・
『またバラシかぁ、ハンダがいけなかったのかなぁ』
ふと見ると、テーブルの上にPCMCIAカードが取り残されていた。
『あ゛!無線LAN刺すの忘れた^^;』
無線LAN内蔵機器のほとんどが基板上に設計されているのではなく、既製品PCカードを刺してあるだけなのだ。
この機種は無線LANがないと起動しない欠点があるのだった。

やっぱり使いにくいのを我慢して使おうなんて嫌だよね。
こうして、トランスキューブは見事復活を遂げたのである。
【元々新品なのに”復活”させなければいけないってどうよ^^;】