春の恒例行事としてすっかり定着した「春の登山と温泉の旅」。今回は湯布院の「倉木山」と「城ヶ岳」の縦走。
発端は年末の温泉旅行で湯布院に来た時、湯布院インターそばの駐車場から眺めた山が雄大できれいだったので、あの頂上に立ってみたいと思ったから。
「倉木山」だけでは1時間もかからないので、その先の「城ヶ岳」も行程に入れた。
朝8時過ぎに出て、基山PAでお昼を買って、湯布院インターを降りて雨乞牧場近くの登山口に着いたのが10時半。 快晴で風もなく文句なしの天気。元気に出発。
登り始めてすぐに、急登コースと山腹コースに分かれる。足に自信があるワシらは急登を選択したが、確かに急登でなかなかこたえた。だがこの急登が楽に思えるほど、後でとんでもない坂を経験することになるのだが、その時は夢にも思ってなかった。
稜線に入ると楽になり、ペースも上がってすぐに「倉木山」登頂。まだお昼には早いのでちょっと休憩しただけですぐに出発。
そして待っていたのが信じられない角度の坂。ここを下って行かないといけないということは、帰りは地獄が待っているということ。帰りの心配をしつつ坂を下り、また二つほど軽い登り、そして最後にまた急登を経て「城ヶ岳」登頂。12時半。
お昼を食べて休憩した後、下山開始。
ちょっと道に迷いつつ、例の坂の下に到着。
しばし休憩して気合いを入れて、いざトライ!70度はあるのでは?と思うほどの急峻。しかも長い。登っても登っても終わらない。途中で止まると踏ん張るのもきついので登り続けて、ようやく終わった時には姫ははるか下。かなり待たされた。
ヘロヘロで「倉木山」に戻ってきた。あの坂はおそらくここ10年で最高にきつかった。 「倉木山」からは山腹コースで戻った。途中2箇所崩落してたが、それ以外はかなり歩きやすかった。
最終的に移動距離は9.4km、獲得標高は1,035mにもなった。なかなかのコースだった。
予定通り3時に車に戻って、いざ今日の宿へ。今回は湯布院ではなく、湯平温泉の「上柳屋」を選んだ。
登山口から車で30分ほどで到着。
「上柳屋」は古き良き民宿的な造りがいい味出しており、古さをうまくいかしている感じがした。明治の創業だそうで、さもありなん。
ワシらは二階建の離れでまさに一軒屋。10人は泊まれそうな広さだった。 部屋にある半露天風呂に入った後、露天の家族風呂にも入った。山の疲れがとれるいい風呂だった。
食事も口コミの高評価どおり満足のいくものでこれも申し分なし。空腹の極致だったことを差し引いてもかなり良かった。
さすがに身体を酷使したので入念にストレッチしてから就寝。
「急登」
五十代 意外と急登も まだいける
蔵
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます