えしぇ蔵日記

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第二回高野山・京都ツアー その2

2014年11月26日 | Weblog

今回の宿坊の本覚院を出て、根本大塔を見学。前回は外から見ただけだったが、今回は中に入れた。曼荼羅を立体的に再現しようとしたらしいが、その迫力には驚かされた。本尊の胎蔵大日如来を中心にその周囲を金剛界の四仏が取り囲んでいる。そして16本ある柱にはそれぞれに十六大菩薩が描かれている。ちなみに描いたのは堂本印象だそうな。なんともすごいものを見せてもらった。


 
その後、長い時間をかけて京都まで移動。
それにしても参加者の信仰心厚い様子にはまったく感心する。あっちで合掌、こっちで合掌。何かを強く信じて祈る姿というのは、それを傍で見る者の心にも何かを語りかける気がする。
 
京都の最初の目的地は智積院。紅葉が抜群のタイミングだった。ちょうど雨も上がって、撮影には最高だった。
昼食も智積院でとり、次は仁和寺へ移動。こちらも紅葉が最高で被写体に困らなかった。
どちらの寺も前回来てるので、お寺の内容はまたまた2009年の記事を参照。






 
高野山から京都への移動に時間がかかったので、今日の予定はここまで。一路今夜の宿、丹波亀山は湯の花温泉「渓山閣」へ。ここも前回と同じ宿。京都周辺はあまり温泉がないので選択肢が少ないらしいが、ここは大きな観光ホテルだがきちんとした接客をするし、料理もまずまずだし、非常に人気があるというのもわかる。
 
夜の宴会はカラオケがあったせいかえらく盛り上がった。昼間に真摯に祈っていた人々とは思えないほどの騒ぎっぷり。糸島の年配の方が多かったが、なんと純粋な人々だろうと思った。昨日の法話のように「そのまま、そのまま」に生きておられる。自然に生きて、自然に年をとる。最も単純だが最も難しいことだ。いいお手本をたくさん見ることができた。

「くれない」

染まりゆく 京の都は くれないの
うみにぞなりて ひといざなはん

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