えしぇ蔵日記

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第二回高野山・京都ツアー その1

2014年11月25日 | Weblog

今日から2泊3日で「雷山千如寺」さん主催の高野山~京都ツアーに撮影係りとして同伴。 今回は2回目で、前回は2009年だった。コースは前回とほぼ同じ。
朝7時半に空港集合という強行軍も前回と同じ。飛行機で一路大阪伊丹空港へ。
関西もやはり雨。空港からすぐバスで高野山に向かったが、ずっと雨だった。

高野山に着いてバスを降りたら寒いこと!それでも今日は天気が悪いからまだいいらしい。先週は晴れた日に氷点下になったそうな。完全に山の上だからそうだろうな。
 
参道に着いた頃は霧雨。霧もかなり出てた。寒さに震えながら傘をさして、ガイドさんの話を聞きながら歩いた。
参道の様子は前回の2009年の記事とかぶるのでそちらを参照ということにする。今回は時間もおして天気も悪いので参道の案内もほんの一部だけになった。
それにしてもここに集まる歴史上の人物の墓の数には驚かされる。ここに葬られるのがステータスだったように錚々たる人々が眠っている。今でも空いてる部分を買えばお墓をたてることができるらしい。一体いくらだろう?おそらく想像もつかない値段だろうな。


 
奥之院に参拝して、早々に金剛峰寺へ移動した時にはもう暗かった。ここでお茶を飲みながら法話を聞いたが、まだ若い尼さんだった。その話の深いこと!「そのまま、そのまま」という言葉はワシの病める精神に薬になった。
このツアーで何度か法話を聞いたが、皆さんやはり何かに到達したという落ち着いた表情で、深いがわかりやすい話をされる。内面を磨けば人間こういうふうになれるんだなと、非常に羨ましかった。



その後はツアーのお約束でお土産屋に寄ってから宿に入った。どうも大阪から高野山までの移動に予想外に時間がかかったらしい。バタバタとしたスケジュールだった。
 
今日の宿泊は本覚院。宿坊とは言ってもちょっとした観光ホテルなみの部屋で驚いた。 食事は当然ながら精進料理。そしてなぜかお酒つき。まあその辺はゆるいみたいだ。
食後はお風呂に入って、同じ部屋の人としばらくおしゃべりしてから就寝。
ちなみに同室になったお二人は、一人は引退された消防士さん。もうお一人は牧場主の方だった。どちらの話も非常に興味深く、そして勉強になった。
消防士さんは、訓練のハードさや、焼死体を見た時に「どうしてもっと早く来れなかったんだろう」と感じたくやしさなどを熱く語られていた。一人でも多く命を救うために数秒を惜しんで現場にかけつける。なんてやりがいのある仕事だろうと感動しながら聞いた。
牧場主の方は最初から牧場経営が夢で、見事それを実現されたとのこと。「好きやけんねぇ。あきらめきれんもん」という言葉が印象的だった。夢っていうのはまさにそういうものなのだろう。あきらめきれんけん、あきらめん。あきらめんから夢がかなうのだ。
どちらも素晴らしい話だった。

「道」

生き方の 二例を見るや 高野山
己のよわき 道ぞかなしき

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