えしぇ蔵日記

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辞世の句

2008年06月25日 | えしぇ蔵的歴史探訪
第2つくしの里 笑屋」さんのイベント情報。
 
「笑屋オープン1周年感謝祭」
6月27日(金)~29日(日):道の駅うすい(嘉麻市)にて
6月28日(土)~29日(日):とりたて市場 楽市(田川市)にて
 
お近くの方は是非どうぞ!
 
 
辞世の句を作っておこうと思う。といっても自殺するつもりはさらさらない。病気や事故でコロッと逝ってしまわないとも限らないので一応準備しておこうという意味。いいのができればその都度入れ替えればいいということで。さて、そうなると参考にしたいのが歴史上の人物の辞世の句。一番のお気に入りはこれ。
 
「浮き世をば今こそ渡れもののふの 名を高松の苔に残して」
 
かっこいい・・・秀吉に城を水攻めにされた際、自分の命とひきかえに味方全員の命を救った清水宗治の有名な句。こんな潔い最期を遂げて颯爽と彼岸に渡ってみたいやね。
 
「捨ててだにこの世のほかはなき物を いづくかつひのすみかなりけむ」
 
名文家斉藤道三の句。さすがやなぁ。こういう秀作だと人に覚えてもらうこともできるな。この人には他にも名文があるが、文学的才能はかなりのものだったらしい。
 
「つゆとをちつゆときへにしわがみかな なにわの事もゆめの又ゆめ」
 
ご存知秀吉。所詮この世は仮住まいってとこか。まったくだな。なんでもかんでもゆめの又ゆめだ。
 
「ちりぬべき時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ」
 
お見事という感じ。細川ガラシャ夫人。散るべき時を知らんといかんなぁ。それにしてもなんと気高き人だろう。
 
それとも藤村操みたいに詩でもいいな。
 
「巌頭之感」
 
悠々たる哉天壤、
遼々たる哉古今、
五尺の小躯を以て比大をはからむとす、
ホレーショの哲學竟(つい)に何等のオーソリチィーを價するものぞ、
萬有の真相は唯だ一言にして悉す、曰く「不可解」。
我この恨を懐いて煩悶、終に死を決するに至る。
既に巌頭に立つに及んで、
胸中何等の不安あるなし。
始めて知る、
大いなる悲觀は大いなる樂觀に一致するを。
 
この「巌頭之感」はあまりに素晴らしいから暗誦してしまった。これが弱冠17歳の作品なんだから驚くよなまったく。ワシなんて80歳になっても無理だ。
 
さて、ワシもとりあえずなんか作っておこう。
 
 
今日は八女の「
江田建設」さんにお邪魔したが、またしても専務に写真撮られてしまった。ブログネタにされちまった。ん~専務に隙を見せてはいけない。しかし専務のブログのアクセス数すごいな。 → 「大工工務店の専務日記

「霧」
 
山の端の
霧おぼろげに
われもまた
憂き胸のうち
晴れを待つかな
 
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