えしぇ蔵日記

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捨得

2011年11月28日 | Weblog

中国鍼灸院」さんにいる時にちょうど「戸次染工場」の戸次さんも来られた。戸次さんの肩少しはよくなったかな?
 
「捨得」

呉炳宇

捨得迷心事、(心迷う事捨てるを得れば、)
災去病自消。(災いは去り病自ずと消える。)
助人常為楽、(人助くるを常に楽しく為せば、)
徳厚福寿高。(徳厚くなり福寿高し。)
 
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

変にこだわっとるもんば思い切って捨ててみんしゃい
やおいかんこともなけりゃ病気にもならんくさ
いつも嫌がらんで人ん為になんかしちゃってん
人間でけてきて何でんよかごとなるくさ
 

ワシ 「蕁麻疹とか湿疹ができた時はどのツボですか?」
呉先生 「曲池ネ。ここ。肘を曲げたら皺ができるネ。その皺の一番最後の部分ヨ」
ワシ 「ここですか?」
呉先生 「そう。そこを押すときくネ。吐き気がする時にもきくヨ」
ワシ 「へー」
呉先生 「ここはいろんな症状に効くヨ。血圧が高い時や、血糖値が高い時にもいいネ」
ワシ 「そうなんですか」
呉先生 「そう。薬で下げると下げすぎてしまうことがあるネ。でも鍼ではちょうどいいところまでしか下がらない。余計に下げたりはしないネ」
ワシ 「そこがすごいですよネ」
呉先生 「西洋医学では解釈できない部分ネ」
ワシ 「ここでしたよね。イテテ・・・」
呉先生 「痛いんじゃないネ。それは信号が出てるから痺れる感じがするでしょ?」
ワシ 「そうですね」
呉先生 「身体に信号を出してるヨ」


ん~やっぱり鍼灸の世界は深いなぁ。なんせ中国四千年のノウハウの集大成だからな。壮大な経験則だ。
 
「捨てる」
 
おもふこと 捨てるを得れば 身も軽し
 

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