えしぇ蔵日記

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加賀屋

2014年07月29日 | Weblog

今日から二泊三日で里帰り。とは言っても他に企みのあるワシら。名にし負うあのサービス日本一と言われる加賀屋に泊まること。以前から一度は最高のサービスというものを体験したかったのだ。

早朝の便で小松まで飛んで、バスと電車を乗り継いで和倉温泉は加賀屋へ。チェックインには早いので能登島にある水族館に行くことにした。この水族館が予想以上に素晴らしくてたっぷり楽しめた。でかいでかいジンベイザメが目の前を悠々と泳いでいく姿に圧倒されてしまった。他にもイルカやオットセイのショー、ペンギンの散歩、幻想的なクラゲの水槽、BGMにあわせて踊るマダイの群れ、アザラシの芸などたっぷり堪能した。

さて、加賀屋に戻ってからはその接客ぶりを観察しまくり。まずは玄関にずらりと並ぶ仲居さんたちのお辞儀のウェーブ。いやこれはちょっとこっ恥ずかしい。宿は巨大な建物でとにかくスケールがすごい。売店はちょっとした商店街。宝塚みたいなショーが見れるシアターがあったり、ゴージャスなバーがあったり、部屋に案内される間も見所がたくさん。
部屋に入るとまず抹茶とオリジナルの和菓子が出る。その後に煎茶が出る。仲居さんは部屋に案内するまでの間にワシらの体格を観察して、浴衣は後から持ってくる。細かい手つきやお辞儀の仕方まで完璧に教育されてる。
風呂に行くとおじさんがあちこちにいて、勝手のわからない人にすぐ教えてくれる。草履は他人のものとごちゃ混ぜにならないように札がつけられる。棚に置いておくと殺菌してくれる。
風呂の後はお待ちかねの食事だが、その前に副支配人が直々に部屋まで御礼に来る。手をついて深々とお辞儀をされるとこちらも背筋が伸びる。ワシらのような安部屋の客にそこまでするかと驚くばかり。
食事の詳細は「ぽごしっぽよ」に任せるが、これだけのマンモス観光ホテルとは思えないほどのクオリティでビックリ??大量に作ってこれだけおいしいなんてちょっと不思議だ。厨房を見てみたい。
食後は売店をぶらついたり、近くのお祭りを見に行ったり、ラウンジでゆっくりしたりとたっぷり楽しんだ。ちなみに加賀屋の人は廊下の真ん中は歩かない(真ん中は客が歩くから)と聞いたので観察してたら確かにみんな端を歩いてた。いやはや徹底されてるもんだ。すごいな。
おもてなしの極意を学ぶには確かにこの宿は素晴らしい参考になることがわかった。



「おもてなし」

真の意味 能登で教わる おもてなし

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