えしぇ蔵日記

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ミラノ・ジェノヴァの旅 その4

2018年11月01日 | Weblog

今朝もビュッフェのモーニングをたらふく食べて一日がスタート。 早々にチェックアウトして、電車でミラノに戻った。

昨日のダイヤの乱れが多少残ってはいたが、ワシらの乗る便はわずか5分遅れで到着。 お昼前にはミラノに戻った。
まずは宿「レジデンツァ デッレ チッタ」にチェックイン。荷物を預けてから出かけた。

まずは初日に登れなかった「ドゥォーモ」の上へ。階段でぐるぐると登って天井の上に出て、ミラノの街を見下ろした。
今まで行ったイタリアの街とは違って、ミラノの街は古さと新しさが共存していた。言い換えると、伝統とモダンが混在していた。これはミラノの最大の魅力ではないかと思う。





「ドゥォーモ」の近くにある「Panzerotti LUINI」で簡単にランチを済ませた。このお店のパンツェロッティはこれまた絶品!いわゆる揚げピッツァだが、サクサクの食感がなんともいえない。
 
その後、ミラノの定番の観光スポット「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」を歩いた。ここを歩けばまさにミラノに来たんだ!という実感が湧く。お約束の”かかとをつけて3回転”もやってきた。





次はいよいよこの旅のメインイベントへ。レオナルド ダ ビンチの「最後の晩餐」を見るために「サンタマリア デッラ グラツィエ教会」に移動した。



「最後の晩餐」は世界の至宝だけあって管理が厳重だ。一度に見れる人数は25人だけ。見れる時間は15分のみ。予約の時間前に待機して、遅れたらもう見れない。 ワシらは予約の時間よりかなり早く着いたので、近くのカフェで時間待ちして、いざ突入。
待合室的なところで同じ組の人たちと待機。時間になると自動的にドアが開く。 中に入ると長細い部屋の壁の一面に、あの世界最高の傑作が待っていた。最初に目に飛び込んできた瞬間は一生忘れないだろう。絵画好きにとってはこれ以上ない最高の瞬間だ。目の前に「最後の晩餐」の本物があるという現実に翻弄されつつも、貴重な15分を無駄にしまいと端から端までじっくり観察した。職員の人に時間ですよと言われるまで前に張り付いていた。
お土産屋でレオナルドに関する本を買った。勉強するために敢えてイタリア語版を買った。時間はかかるだろうが少しずつ読んでいこう。

その後は「スカラ座」へ。映画でしか見たことないあの豪勢なシアター内を見学させてもらった。 あぁ今までいくつの傑作がここで上演されたことだろう。満場の喝采が何度響いたろう。 なんとも感慨深いものがあった。



帰り道でまた「ガレリア」と「ドゥーモ」を通った。夜もまた素敵だった。





夕方になり、宿に戻る前に食材の買い出しをした。今日と明日泊まる宿はレジデンスなのでキッチンがある。ならば一度は食材買って簡単な料理をすることにしたのだ。 ワインももちろん買って、部屋でささやかな宴。 今日もよく歩いた。 。

「レオナルド」

はるばると 今目の前に レオナルド

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