どんでん返しのサスペンスや推理ものを読むのが好きなので、そういうのを探しては買って読んでる。
「最後の三行で全部ひっくり返す」と言われたマーガレット・ミラーの「まるで天使のような」は本当に最後の最後で驚いた。そして同時にすごく感動した。あの最後の名セリフは忘れられない。
そして今日読み終わったのが、チャールズ・ウィルフォードの「拾った女」。これは最後の二行で「あ!やられた!」と思った。どんでん返しがあることはわかってたので、どんなふうに最後ひっくり返すのか自分なりに考えてみたが、どうしても思いつかずに最後まで読んでみると、なるほどそうきたかと。人間の先入観というのは本当に恐ろしいもんだと思った。
ラストシーンでひっくり返す作品でもう一つ印象的なのは、フレッド・カサックの「殺人交差点」。これにもしてやられた。
それにしてもよくまぁこんなオチを考えだせるもんだなとつくづく感心する。
「どんでん返し」
だまされない 努力の甲斐なく だまされる
蔵
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