ジュンク堂の古本市で買ってきたマーカス・デュ・ソートイの「素数の音楽」。難しい本なので読むのに2週間以上かかったが、超絶面白かった。
クレイ数学研究所のミレニアム問題の一つにもなっている「リーマン予想(無数に存在する素数の分布の規則性に関する予想)」の証明にチャレンジする古今東西の天才数学者たちの話。
誰かが苦闘しながら進んだ道を次の世代の誰かが引き継ぐ。そして少しずつ真相に近づくが、現在でもまだ誰も証明することはできていない。ドイツのベルンハルト・リーマンによって提唱されたのが1859年なので、164年も未解決ということになる。壮大な謎解きだ。
まるで神様が、「人間にこの問題がわかるかな?」と出題して、時代ごとの最高の頭脳が挑戦し続けているという感じだ。なんともロマンのある話だ。
今でも世界中の数学者がチャレンジしているが、是非ワシが生きている間に解決して欲しい。
「数学」
もはや無理 ゼータ関数 なんのこと?
蔵
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