中野笑理子のブログ

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赤茄子 赤冨士

2013年07月15日 | 日記
赤茄子とはトマトのことです。
江戸時代に日本に渡来してきたときは観賞用でした。
野菜として輸入されたのは明治時代で、八百屋に並ぶようになったのは大正末期だそうです。
子供の頃のトマトは今のように真っ赤で甘いものより、まだ緑色の固くて青臭い味のもののほうが多かったような気がします。
今はフルーツトマトなど果物顔負けの糖度を誇り、産地やブランドによる差別化でお値段もお高くなってなんだかなぁ……という感じですが、そのうち時代が一回りして、赤茄子に戻る日がきたりして。
加熱した方が甘味が増して美味しいという事で煮物やソテーにも使った頃もありましたが、この暑い時期トマトはやはりそのままが一番。丸のままで切らずに、かぶりつく。
トマトに何をかけるか?周りに聞いてみると塩が一番多かったですが、市販のドレッシング、オリーブオイルと岩塩、ウスターソース、醤油とマヨネーズなど十人十色でした。え?!とおもったのが、砂糖。本人曰くなかなかイケるそうですですが、どうなんだろう。
そして赤冨士。
葛飾北斎の版画の赤冨士は有名ですが、晩夏から初秋にかけて明け方に見られる富士山が真っ赤に染まる神秘的な現象です。朝日が微細な雲霧に遮られて分光し、富士山の山肌が紅色に染まるとのこと。太陽が昇る10分から20分ほどの一瞬の変化だそうです。
富士山は新幹線の車窓からしか見たことがありませんが、この事をしらずに実際に赤冨士を見てしまったら地震か何かの前兆かとビビッてしまいそう。今年世界遺産に登録された富士山。どうか美しい姿を永遠に、と思います。

赤繋がりのBGM♪ROSSO シャロン♪

人魂窓から入ってきたの巻

2013年07月14日 | 日記
前に小学生の時、塾の帰りに人魂を見たことを書きましたが、その後またもや人魂を目撃しました。
二度目は、家の中でした。
6月の終わりか、7月初め頃だったでしょうか。
高校生だった私は、深夜遅くまで試験勉強をしていました。
外はしとしとと雨が降っていて、初夏だというのに肌寒い夜でした。
もう明け方近い頃、そろそろ眠ろうと布団に入りましたが目が冴えて眠れず、天井を見つめて雨音を聞いていました。
するとさっきまで真っ暗だった窓の外が微かに光っています。
窓は北向きで網戸になっていて、外にはすだれを吊っていました。
すだれの向こう側がぼうっと光っています。
何かなと思って見ていると、外側でまあるく映っていた光が横一線に平たくなりました。
そしてすだれの葦と葦のすき間が細く光ったと思うと、光はまただんだんと太く丸くなって網戸を抜けて何と家の中に入ってきたのです。
仰向けに寝ている私の上を通る光は青白く尾を引きながら、襖の中に消えていきました。襖の向こうには両親が眠っており、部屋の突き当りは南側の窓で網戸になっています。
南側の窓を抜けて外に出て行くところを襖を開けて確かめたかったけれど、襖を開けて人魂に気づかれたら怖いと思いできませんでした。
金縛りとかは特にありませんでしたが、青白く暗く光る感じがなんともいえず怖かったです。
それ以来、一度も人魂には遭遇していません。
そういえば、今日からお盆だなぁと思いお香を焚きました。

人魂を見上げて眠るBGM♪中田ダイマルラケット 青火がぱぁ~ボヤがぽぉ~♪




四万六千日

2013年07月10日 | 日記
今日は四万六千日でした。
といっても東京の浅草 浅草寺と文京区 護国寺の縁日で、遠く離れた大阪からは、ほおずき市に想いを馳せるだけだけれども。
今日7月10日にお参りをすれば、四万六千日お参りしたことになるのだそうです。約126年ですね。もしも10年間、毎年7月10日にお参りしたとしたら約1260年分!もしも20年間毎年欠かさずお参りしたら……もう何が何だかわかりません。
浅草も文京区も、好きな町のひとつなのです。浅草は浅草寺に浅草神社、花やしき、ロック座、蛇骨湯、電気ブランの神谷バーなど、今も変わらずあるのかなぁ。
湯島は何と言っても、湯島天神の高台から望む、江戸時代には海が見えたという景色。池波正太郎さんの鬼平犯科帖にも出てくる男坂と女坂。そして、今はなき本郷館。
本郷館はその昔、都築響一さんの写真集TOKYO STYLEで初めてその建物の中を見て以来、一目惚れしてしまったのです。
本郷館に住みたいという理由だけで、上京を考えた事もありました。
若い頃からディズニーランド(東京ではないか)にもアルタにも、行ってみたいと思った事はありませんが、早朝の不忍池で蓮の花が開く時に鳴るというポンッという音は昔から一度聞いてみたいと思います。
いつかきっと行ってみたい四万六千日でした。

お江戸に想いを馳せるBGM♪歌舞伎舞踏音楽 江戸長唄♪

汗をかいた日の

2013年07月08日 | 日記
梅雨明けとともにこの猛暑。
夕立も雷鳴もなく、夏に突入といった感の昨日今日。
近所の喫茶店のマスターは「まだかき氷の準備してへんのにナー」とボヤいていました。
涼しい風が吹く筈の夕方も、まだまだ温~い空気がどよーんと居座って、動く気配は無さげです。
こんな日は、一刻も早くお風呂に飛び込みたい。
今までは、家まで待てずに飛び込んでいた会社の近くのお風呂屋さんがあったのですが、最後の一軒となって頑張ってくれていたのに、とうとう春に閉めてしまって寄り道風呂屋もなくなってしまいました。
仕方がない、家に帰るまで我慢です。
普段、家のお風呂には入浴剤は入れませんが、汗だくになって疲れたこんな日は、シガセイサクショさんの野草風呂の素を入れて贅沢入浴。
葛城山で採れた野草などを乾燥して不織布に入れた、大きなティーバッグのような形です。
よもぎ、柑橘類の皮、ミント、カモミールなどがたっぷり入った袋を湯船に放り込んでお湯を張ります。
葛城山は大好きな役小角さんの故郷でもあり、感慨もひとしおです。
のんびりとお湯に浸かりながら、いつか私も葛城山で野草を摘んで暮らしたいナァ……などと思うのでした。

奈良を想うBGM♪吉永小百合 奈良の春日野♪

二分間の夢か妄想か

2013年07月01日 | 日記
ATMで通帳記入をしたら、ガチャガチャガチャガチャと長々(と感じた) 記帳している模様。
マメに記帳している筈なのにナーと思いながらも、なかなか通帳は出てこない。
ハッとした。
もしかして……!
先週初めてATMでロトを購入したのが当たってる?!
そう、ATMで買ったロトの当選金は換金に行かなくても直接口座に振り込まれるのです。
残高がいきなり9桁とかなっていたら、どうしよう!!
頭の中はもう完全に、高額当選金をシュミレートしている。
どういうタイミングで家族に話すべきか。
いや、しばらくは黙っておこうか。
悶々としていると、通帳が無表情に出てきた。
残高欄を見ないようにして、明細欄を見るとやっぱり!
タカラクジトウセンキンの文字がッ!!
ヒィーッ!
ビギナーズラック!
恐る恐る残高欄を……見た。
……1000円……。
千円!
ATMコーナーを出た時、汗びっしょりになっていました。

束の間の夢のBGM♪二村定一 百萬圓♪