中野笑理子のブログ

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おつり多すぎます

2017年03月11日 | 日記
土曜のお休み、今日は午前中に母を病院へ連れて行きまして、採血検査とお薬を処方して貰ってきました。
病院の隣の薬局で代金が4,660円で千円札がなかったので、五千円札と60円で5,060円を出しました。
するとおつりに五千円札を出そうとするので、「一万円札じゃなくて五千円札ですよ」と言うと、すみませんと言いながら、レシートと一緒に1,400円 のおつりを渡されました。
一瞬んん? と思ったのですが、薬局の人が「助かったわ~、ダメねぇ」と言いながら照れ隠しなのか「今日は寒いわねぇ」などと話し出したので、私も気がそちらへいってしまい、「そうですね~」とかなんとか相槌をうって、薬局を出てしまいました。
そしてまた、アッと気がついて薬局へ戻り、千円を返して事なきを得たのですが、今日は助かった、と思いました。
高校生の頃、受験する大学の下見に片道2時間をかけて行った時、帰りのバスを待っていて少し時間があったので、バス停の隣のドーナツ屋さんでドーナツを買ったのです。
会計をしているとバスが見えてきたので、慌てて店を出てバスに飛び乗りました。
当時おこづかい帳をつけていたので、帰って計算すると5,000円増えているのです。
ハッ、としてレシートを見ると、ドーナツ屋さんで確か五千円札を出したはずなのに、レシートには一万円預りと印字されていました。
バカな私は、返しに行くにも遠いしなぁと、ネコババしてしまいました。
そして密かに儲かった、などと浅はかなことを考えていました。
ところがその日以来しばらく、何をやっても上手くいかず、不運が続きました。
きっとネコババしたせいだと反省し、受験しに行った時に返そうとしましたが、ドーナツ屋さんは別のお店に変わってしまっており、結局五千円は返すことができませんでした。
そして、受験も落ちました。
当然といえば当然です。
因果応報、良いことも悪いことも自分のしたことはすべて自分に返ってくる、というどこかで聞いた話は本当なのだと思いました。
深く反省し、それからは当たり前のことですが、お釣を間違って多く貰ってしまったら金額の大小にかかわらず、必ず返すことにしています。
今日ももし、気づいていようがいまいが、おつりを多く貰っていたら、不運を引き寄せてしまうところでした。
危なかった!