中野笑理子のブログ

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すき焼き東西

2017年02月21日 | 日記
たま~に食べたくなるすき焼き。
濃い目の甘辛味にとき玉子をつけて、いただく一口目のお肉の味は堪えられません。

生まれも育ちも関西の私は、カンカンに熱した鉄鍋に牛脂をひいて、まず白ネギを焼き、焦げ目がついたら裏返して鍋の端に寄せ、真ん中に牛肉をドテンと敷いて、上白糖をまぶし、上から醤油をたらたら、そして裏返して玉子の中へドボンと浸して頬張る、という関西風のやり方です。まず1枚目のお肉を食べてから、野菜や白滝を入れます。

しかし、東京の人は違うのですね。
牛脂までは一緒ですが、いきなり野菜もお肉も鍋に入れ、上から割下をかけて煮ると言うのです。
焼いてへんやん!

すると山形県人が入って来て、言いました。
山形県はどちらでもなく、牛脂をひいたら野菜をまず鍋底に並べ、その上に牛肉を敷いて、割下をかけるのだそうです。
野菜から出る蒸気で蒸し煮のようにするらしい。
焼いてへんやん!

そして皆、自分のやり方が1番だと言って譲りません。
美味しけりゃ、どんなやり方でも良いんですけどね。
ただ使う牛肉はサシの入ったお高いのより、最近は赤身のあっさりの方が好きになりました。
脂の乗ったお肉は、一口目は良いのですが、それ以上はもうお腹いっぱいになってしまうのであります。
魚も大トロより中トロや赤身が好きになってきた今日この頃。
大人になった(年をとった?)ということでしょうか。