雨の中の黒白ちゃん

夜９時過ぎに実家を出ると、雨。
昼過ぎにもチョロッと降っていたけれど、夜は曇りの予報になっていたのに、参ったな、傘もない。
春雨じゃ濡れて参ろう、というにはまだちと寒い。
仕方なく濡れながら歩いていると、自宅近くなって、に……ゃ……～んと、か細い声が聞こえ、振り向くと雨の歩道に黒白ちゃん。
屋根のあるところまで走るよッと、ベンチのあるピロティまで走る猫とおばさん。

黒白ちゃんが金カップまぐろとカリカリを食べている間に、蚤取りスポットを首の付け根あたりに注入し、うっすら汚れた背中をペットクリーンシートで拭き拭き。
今日はおかわりを要求することもなく、雨の中を帰って行く黒白ちゃん。
風邪ひくなよ～と、いかりや長介さんのように声をかけると、立ち止まりこっちを見て、夜の中に消えて行きました。
なんだか切ないナ。

昨日はちょっと後ろ向きなことを書いてしまいましたが、どんなことも逃げようとすると余計にしんどくなるということに気づきました。
来るなら来いで、ど真ん中で受け止めようと思います。

今日から２月。
今月は心楽しく、過ごせるようにしようと思います。

雨の中で振り向いた黒白ちゃん。
ありがとうね。